松倉山_古い馬道を歩いて

2017年12月21日(木) [日帰り]

• GPS: 02:02
• 距離: 3.7km
• 登り: 289m
• 下り: 272m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:12
• 休憩: 0:50
• 合計: 2:02

15:02 スタート地点
15:30 16:20 松倉山
17:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ファイル

waypoint_2017.12.21.gpx

この日の山行のポイントをウェイポイントにまとめてみました。
（更新時刻：2017/12/23 01:03）

写真

12/21 14:48

車をデポした地点から松倉山方面を見上げたところ。
画面左寄りに見える、鞍部にピコッと頭を覗かせたドーム状の梢が、松倉山みたいです（ソ
どうしてこの山が一等三角点なのかしら？（ラ

12/21 15:01

甲集落の四つ辻まで移動して、そこからスタート（ソ

12/21 15:01

駐車地点にあった、中川村道路元標。
昭和29年に茂木町・逆川村・須藤村と合併して、今の茂木町になりました（ソ
村道元標で喜ぶ人は、私たちくらいかも？（ラ

12/21 15:02

八溝はどこも同じ景色ですね。この道を探してお出かけください（ラ
たぶん、だからこその「八溝」という地域名なのだと思います。特徴に欠しい小さなピークが延々と続くのです（ソ

12/21 15:03

参道入口。
昭和24年の紀年銘。

12/21 15:03

参道入口にて。
「阿武隈山系の馬産地帯南端」というフレーズに、ぶったまげました。（ソ
同感（ラ

12/21 15:05

鳥居に架かる波板に注目…すね（ソ
はい、ソさんが真面目に神社を見ている時、私は鳥居に屋根がかかっていることに驚いていました（ラ

12/21 15:09

立派に残る、参道を歩きます。馬道なんでしょうね。

12/21 15:34

奥久慈の火山角礫岩層に似てます。
剥げれそうに見えますが、けっこう丈夫なホールドです。
(でも剥がれるときは剥がれます)（ソ

12/21 15:35

切通し

12/21 15:37

頂上への取付に立っていた馬頭観音（ソ
素朴で、温かみがありましたね（ラ

12/21 16:20

松倉山山頂に到着。
地形図を見ると山頂近くに書いてある、神社らしい建物は見つからなかったです。
平成8年版までの地形図には、この神社マークは書いてありません（ソ
山頂周辺をガサガサやってみたけれど、なかったですね。
山頂にあったけど、今はないのでは？と思いました（ラ

松倉山山頂
2枚の山名板あり。

12/21 15:42

一等三角点「白山」
下の観音堂には十一面観音も安置してあるし、当地に白山信仰があったのかもしれません（ソ
一等は大きくてかわいい（ラ

12/21 15:42

石宮
トタン葺きですねえ（ソ
やはりアウェイです。木造トタン葺きの山神様って、足利ではあまり見かけません・・・たぶん（ラ

12/21 15:43

山頂から北東方面。八溝、連なる〜（ラ

12/21 15:47

月と、

12/21 15:46

にちりん
だそうです。ソさんはご自身で「ホコラー」とおっしゃるだけあって、何を見てもすぐに大反応できるので尊敬しました（ラ

12/21 16:02

お茶を飲んだら、絶対日没ですよと言いながら、結局いただきました。ごちそうさまでした！（ラ

12/21 16:16

松倉山頂から見える山を同定してみました。
大笹山・尺丈山・台形の2等三角点「上桧沢」と三鈷室山。
久慈男体山は画面右の茂みのなか（ソ
私には、全部同じ丘に見えます（ラ

12/21 16:20

日没が迫ってきます！（ソ

12/21 16:24

だから、日が暮れるってば（ラ

12/21 16:24

観音堂
ダメだ〜！見たい！（ソ
私も見ちゃいました（ラ

12/21 16:25

松倉山観音堂(長久寺)

12/21 16:26

観音堂、立派です。賀蘇山神社(石裂山)の遥拝殿が思い起こされました。十一面観音は縁日にしか見られないみたいです（ソ
ぜひ、私も拝みたいです。誘ってください（ラ

12/21 16:28

観音堂の袂にあった、町道終点の標柱（ソ

12/21 16:33

「二ツ堂」を示す指導標があった分岐から、山頂西へ下る破線を探したのですが…（ソ
観音堂付近でも、探しましたが、やはりありませんでしたね（ラ

12/21 16:34

つづら折れの明瞭な登山道なのに、下り始めてすぐに道は竹の倒木に覆われ、先行きが消えているように見えました。
そのままド藪に突っ込み、里まで下っちゃいました（ソ
木に覆われた先に道があったのはわかったのですが、あそこを歩くよりもヤブに突進でよかったと思います（ラ

12/21 16:52

やがて作業道と合流。
合流地点にあった梵字碑。
整備したのに放置しっぱなしの、荒れた作業道を下ります。

12/21 16:58

県道274号線が見えてきました。

12/21 16:59

これが二ツ堂だったのかな？（ソ
そうですよ！（ラ

12/21 17:03

ラミスケ号、無事回収！（ソ
今日も、目を通してくださり、ありがとうございました（ラ

撮影機器：

AQUOS PAD SH-08E docomo シャープ

PowerShot G3 X CANON

装備

個人装備

ヘッデン

感想

ramisuke

みなさん、こんにちは。
thoughtmayさんと、栃木県の一等三角点がある松倉山を
歩いて来ました。
先日の鷲子山（とりのこさん）に引き続き、二度目の八溝です。

いつも、thoughtmayさんの記録は地誌学の造詣が深いと感じ、
参考にさせていただいておりました。
今回、ご一緒できて、大変うれしく思っております♪

単に一等三角点に触れたいと思って選んだ里山でしたが、
歴史的におもしろい山でした。
ぜひ、勉強し直してから再訪しようと思います。

thoughtmayさん、今後もよろしくお願い申し上げます。
八溝、前日光、安足でお会いしましょう！

thoughtmay

はじめまして、ラミスケさん！
ラミスケさんが八溝を歩かれるということだったので、ご一緒させていただきました。
「こんな歩き方どうです？」ってことで僕が地図を持ち込んだのですが、急ごしらえで作ったルートだったんで、調べが至らずラミスケさんには申し訳なかったです。松倉山について何も知らず、破線にルートを引いただけの、けっこう乱暴な山行計画でしたね(^^;

初めてお会いできたということもあり、おしゃべりしすぎて出だしは遅れました。
山行中も7割はしゃべってた気がするなあ。こう言っちゃなんですが、日没中の藪漕ぎはなかなか楽しかったです。
山行後確認したところ、下山で使った中山集落へのルートについては、ハイトスさんが歩かれた2年前のレポートがありました。薄暗がりのなか、僕らは道を見落としてるかもしれません。
http://www.netplaza.ne.jp/~hitos01/Sonota/Totigi/Takamine.htm

松倉山に遺る石造物は、個人的にはこれまで見かけなかったタイプのものが多く、かなりの見ものでした。栃百だからと言ってピークハントするだけの歩き方では、勿体ない山だろうと思います。
この日登った甲から山頂へのアプローチは、とても素敵でした。

ラミスケさん、遠いところお疲れさまでした。
また機会があればよろしくお願いいたします。