藤野町・吉野矢ノ音〜孫山「道のない山」地図読み講習実地踏査

2018年01月04日(木) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 8.9km
• 登り: 603m
• 下り: 593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 2:08
• 合計: 6:31

9:38 相模湖駅
9:56 10:33 与瀬一里塚
11:01 11:17 大久保山
12:03 12:07 テシロ
12:25 13:04 吉野矢ノ音
13:18 13:23 大平小屋跡
13:32 13:47 大明神山
14:00 14:05 孫山
14:14 14:21 子孫山ノ頭（孫山）
16:09 ゴール地点

地図とコンパスの使い方を練習するための山行で、ていねいに確認作業をしていると時間はかかる。険しい山ではないので冬なら楽しい。夏は視界のきかない樹林の低山で快適ではないだろう。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

相模湖駅付近に駐車場すくない。国道20号沿い、相模湖交番の向かいにあるコインパーキングが最安でも1日最大24時間1200円と高い。

コース状況／危険箇所等

吉野矢の音までの尾根に登山道はもともとないので、森林管理用の踏み跡程度、途中矢の音から孫山まで一部登山道整備されているが、地形図と異なる。

写真

1/4 9:37

相模湖駅をスタート。背後に見える山が矢ノ音

1/4 9:55

いったん国道に出て中央道高架下の脇道から目的の尾根の取り付きを目指す

1/4 10:04

周囲の様子と地形図を照らし合わせながら住宅街の路地をさらに奥へ

1/4 10:27

ここが尾根の取り付き。これより下は崖状でかえって危険だった

1/4 10:48

350mくらい？ 踏み跡はないが、尾根は明瞭

1/4 10:51

15分の急登を越えると平坦になる。道とは言えないが森林管理用の杭にそって踏み跡らしきもの

1/4 11:01

長くて広い平坦部410mに登り着く

1/4 11:02

ここから稜線を忠実に辿り、目標の633mのピークまで

1/4 11:21

地形が読み取りづらく少し注意が必要な鞍部

1/4 11:30

登り返しの尾根の方角は正しいか？

1/4 11:47

500mで方位330°から10°に方位変わる。つまり、右に40°折れる

1/4 11:54

530m台地状

1/4 12:09

550mのピークから少し下って

1/4 12:10

最後の登り高度差85mは岩の堆積から

1/4 12:24

思ったより楽、すぐに頂上平坦部が見える

1/4 12:25

頂上到着。ここに着くまで山名も知らず。標柱見てはじめて藤野町の山と認識

1/4 12:33

方位25°の道は陣馬山から裏高尾縦走のルート上の明王峠へ

1/4 12:34

方位336°に陣馬山を確認

1/4 12:44

236°に富士山も

1/4 12:50

76°に景信山とはいうものの樹林の向こうで見えません

1/4 13:00

ここからは地図にも登山道が表記されていて安心

1/4 13:05

下っていく尾根は150°の方角

1/4 13:11

つづら折の道が150°の尾根に急角度で下って行きます

1/4 13:18

相模湖駅への沢ルート分岐

1/4 13:20

高度も520mでだいたい合ってます。誤差を修正

1/4 13:21

ここを大平小屋というらしいです

1/4 13:27

500mの鞍部から地形図の登山道はトラバース気味になりますが530mピークへの尾根を辿ります

1/4 13:29

尾根には作業用林道が付いています

1/4 13:39

磁北線と進路角の差を読み取る。次に向かう小ピークや548mピークは171°

1/4 13:42

地形図から測定した方位を合わせてみると、たしかに171°に尾根が伸びてます

1/4 13:55

孫山の手前、道が150°から194°に右折する様子がよくわかる

1/4 14:01

548mのピークから314°に見えるのが先ほどの633m矢ノ音

1/4 14:06

510m鞍部手前

1/4 14:07

515m？鞍部で小原への道分岐

1/4 14:09

孫山の三角点への登山道分岐

1/4 14:11

地形図で歩いてくると道標の方がわかりにくい時があります。このピークへの道もまだ地形図には書かれていない

1/4 14:14

今はこれが孫山か？ 昔の地形図では548のピークに孫山と表記されていた。

1/4 14:17

三角点もあるから542.8mは間違いなし

1/4 14:17

しかも小原宿への道が新たにつけれられていた

1/4 14:20

114°の尾根を500mまで下り南へ伸びる支尾根に入る

1/4 14:27

支尾根の入り口。分かりづらいがかすかな盛り上がりを尾根と判断

1/4 14:28

その下をのぞくと方位160°に明らかに伸びている尾根

1/4 14:34

下山する尾根はかすかな踏み跡とトラロープが手がかり。落ち葉で埋まった急な下りは本日のルート中で一番ワルい。滑り落ちそう

1/4 14:38

420あたりからなだらかな痩せ尾根となる

1/4 14:40

410の広いピーク、ここから左右に分かれた尾根となる

1/4 14:42

左手148°は小原寄りの尾根

1/4 14:43

不明瞭だが右250°くらいを目指す

1/4 14:47

10mほど下ると180°に尾根状が見える

1/4 14:52

次第に尾根がハッキリしてくる

1/4 14:57

330付近に現れる大杉

1/4 15:10

280付近か？堰堤のある沢の対岸に竹林と住戸が見える

1/4 15:13

最後はブロック護岸の沢沿いの踏み跡を下った

1/4 15:22

民家の敷地に出てしまう。留守だったのでコッソリ通ることになり罪悪感

1/4 15:28

右手の民家の裏庭から出てきた感じ

1/4 15:30

家の裏手常緑の針葉樹林を下りてきた

1/4 15:36

車道歩き5分で中央道をくぐって中央本線を越えれば甲州街道

1/4 15:45

右奥の大きくて高い山がきょうの最高峰、吉野矢の音

1/4 15:52

あとは甲州街道を西に歩いて戻ればゴールの駐車場

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ロールペーパー 携帯 時計 ナイフ カメラ

感想

yamajoshiclub

吉野矢ノ音までの尾根は明瞭で比較的歩きやすい。矢ノ音から孫山までの登山道よりも稜線どおしの管理用林道のほうが広くて歩きやすい。孫山(地形図での)からの下山ルートにえらんだ尾根はところどころ不明瞭で傾斜も急。転滑落の危険まではないと思うが、落ち葉で足を滑らせて数メートル滑り落ちる可能性はある。最後の下山口が民家の敷地に突っ込んでしまいスマートとはいえない。