沢口山、板取山 静岡百山、南アルプス深南部
- GPS
- 09:14
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
寸又峡温泉 06:06 1:27 0:00
1.097m点 07:33 1:10 0:00
沢口山 08:43 0:54 0:10
ウツナシ峠 09:47 1:03 0:15
板取山 11:05 0:48 0:37
ウツナシ峠 12:30 0:57 0:00
沢口山 13:27 0:56 0:04
猿並平 14:27 0:51 0:00
寸又峡温泉 15:18
移動時間合計:8時間06分 休憩時間合計:1時間06分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 静岡県榛原郡川根本町 危険箇所 特に無し 平地移動速度 3.30/H 累積標高差+ 1,650m 累積標高差- 1,650m 沿面距離 17.14 |
写真
感想
日向山コースは割合新しいコースのようで登山口から北に向い尾根に出る、地形図にある破線の道とは標高990m付近で合流する事になる(合流に気付かなかった)。道は忠実に尾根を辿る取付地点から登り一辺倒で1097m点に到達する、東側が開け展望が得られるので一寸休むに良い。1,097m点を過ぎると道は緩やかになり尾根が広がる、木馬の段辺りから道は尾根の東側を行くようになるが暫くすると尾根は狭まりきつい登りをこなせば猿並平のコースと合流する富士見台に出る。富士見台と言っても杉林の中で富士山はおろか展望は全く無い。
広がった尾根が狭まり200mも登ると再び尾根が広がり平坦地に出る、広い鹿の垈場に出る傍らに大きな水楢が佇立する。垈場は水量が多く一寸した沼だ、ここを過ぎると広い斜面一登りで沢口山に到達する。沢口山山頂と、北から東方向に掛けては木が伐採されていて池口岳から富士山まで展望でき、ベンチなども設置されていて休憩するに良い。
一応今日の予定は板取山としているが、時間的には12時になれば何処にいようと引き返す事にしている、と言う事であまりのんびりも出来ず早々に歩き出す。横沢ノ頭に向かって下る段々と道がザレ気味になり木々がまばらになってくる、横沢ノ頭と言うので1324m峰のことだと思っていたが実際は鞍部であった。寸俣三山では○○ノ頭とか△△峠とかの地名が山頂や鞍部を指さない事が多いようで地図をよく見ないと間違える。1324m峰を越えると稜線が広がり周辺は山毛欅の木から唐松林へと変わる、ふかふかした唐松の落ち葉の絨毯を踏んでいく。
この辺りは稜線が広がるのでコースマークを忠実に追っていこう、道が登り始めれば程なくウツナシ峠で左方向に微かに踏跡らしきものが見える。更に標高差180mを登れば榛原川林道からの道を左から合わせ5分で天水、道はピークを巻いていて直前の標識に天水の表示はなくうっかりすると見逃す。天水は狭いながらも黒法師岳から南アルプス、富士山まで見晴らせる、天水で引き返す人が多いのは何故かこれで理由が判明した。ところで時間はと見ると10時30分過ぎ、板取山まで1.5匱緇しは藪が有りそうだが余裕で行き着ける時刻だ。
歩く人があまり多くないのだろうとは思われるが意外に確りした道で、藪らしい所も全くなしで板取山到着した。板取山頂上はなだらかな丘でまばらな高木と笹に囲まれ、北側のみが木々が伐採されて展望があり休憩用のベンチも設置されている。
帰路は往路を富士見台まで戻りここから猿並平コースに入る、理由はなるべく違う道を歩いてみたい事と展望が期待できそうな事だ。結論から言うと歩く価値は殆ど無いと言える、展望は富士見台と展望所及び送電鉄塔の所らしいが何処も木々が育ちすぎで無残な展望に成り下がっている。道も針葉樹の中を歩く事が多く急傾斜を下るのが苦手の人以外はお勧め出来ない、また寸又峡温泉に近い部分で整備不十分な箇所が数ヶ所有りハイキングの人は日向山コースが無難。
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