ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1352890
全員に公開
山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山 焼走り

2018年01月05日(金) ~ 2018年01月06日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
8.3km
登り
1,134m
下り
1,132m

コースタイム

1日目
山行
2:30
休憩
0:00
合計
2:30
19:00
150
弘前大学
21:30
焼け走り交流村の駐車場
2日目
山行
7:14
休憩
0:56
合計
8:10
3:50
5
焼け走り交流村の駐車場
3:55
3:56
184
登山口
7:00
7:30
100
第1噴出口跡
9:10
9:25
35
引き返し地点(標高約1700m)
10:00
10:10
110
第1噴出口跡
12:00
登山口
天候 5日 晴れ 6日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山口から第1噴火口までトレース有り。ただし、枝がたくさん出ている。火口から山頂直下まで次第に木が雪に埋もれ、雪もクラストしてくる
その他周辺情報 焼走り交流村の温泉は営業している。

駐車場は一部、除雪されて駐車可能。

道路に関して、市道水沢線は4月まで冬季閉鎖、県道焼走り線は通行可能。ただし、一部路面凍結
登山口。3時50分頃
1
登山口。3時50分頃
もう少しで第1噴火口。夜明け頃
2
もう少しで第1噴火口。夜明け頃
第1噴火口に着く。7時
第1噴火口に着く。7時
バックに溶岩流。トラバースを避けて、なるべく直登
1
バックに溶岩流。トラバースを避けて、なるべく直登
シュカプラ
2018年01月06日 08:19撮影 by  iPhone 8, Apple
2
1/6 8:19
シュカプラ
山頂直下の大斜面
2018年01月06日 08:19撮影 by  iPhone 8, Apple
1/6 8:19
山頂直下の大斜面
SL
2018年01月06日 08:19撮影 by  iPhone 6, Apple
1/6 8:19
SL
アイゼンとストック、肩にはスノーボードとフラッグのCくん
アイゼンとストック、肩にはスノーボードとフラッグのCくん
フラッグを一定間隔で立てながら、ひたすら登る。
2
フラッグを一定間隔で立てながら、ひたすら登る。
山頂から風が吹き下す
2018年01月06日 08:19撮影 by  iPhone 8, Apple
1
1/6 8:19
山頂から風が吹き下す
風は次第に強くなる
風は次第に強くなる

感想

山スキーの上達を願ってこのような山行を計画した。正月気分が抜けない新年早々の山行である。1年生は帰省、2年生は成人式でメンバーが集まらず、3年生のMtasukuが部で計画していた北八甲田の山行は中止になった。その代わりとなる。

5日はレンタカーで焼走り交流村に向かい、駐車場の凍った地面の上にテントを張って一泊。

6日2時半起床。天気安定を予想して、未明から突っ込むことに決めた。昨夜テント内に銀マットを敷いたが、結露している。銀マットでカバーできなかったテント床は、氷が融けて濡れている。一番濡れてはいけないシュラフが濡れてしまった。MSRにも不備が起きた。途中で消えてしまった。さらなる検証が必要だ。
Mtasukuと私は山スキー、Cくんはスノーシューとスノーボード。噴火口から上の斜面でフラッグが必要と思ってザックのサイドに刺して運んだが、噴火口までの登りで木の枝に引っかかって、避けるのに神経を使った。第1噴火口直下の登りは急傾斜の割に木が少ないので、雪の状態が不安定であった。木を縫うように急登をジグザグ登った。
第1噴火口からはクラストを予想して、足回りをアイゼンに変える。しかし始めの80mの樹林帯は膝の高さのラッセルで、先頭のSLは苦戦していた。途中から雪が硬くなり、クラストしている。傾斜も30〜40度。振り向いて注視したら見えるくらいの間隔でフラッグを刺し、転ばぬようバランスよく登っていく。山頂に近づくにつれて山頂からの風が強くなり、パウダーも混じって、ホワイトアウト状態。風速20mぐらいになると、登るのをやめて耐風姿勢になった。高くなるにつれてそのような状態が多く訪れるようになった。引き返し時刻を10時に決めていたが手元の時計は9時10分ぐらい。お鉢では立つことすらままならないと予想。晴れているが、これ以上、止まって登ってを繰り返しても時間が経つだけで危険が増すだけ。そうして引き返しを決断した。
序盤の強風の中の滑り出しは恐かった。雪面も硬いので時々板が持ってかれる。刺したフラッグは手で回収して、ある程度溜まったらザックに刺した。第1噴火口からの滑りは苦戦した。あらゆる高さと太さの枝を掻き分けて急傾斜を滑らなきゃならない。ある程度太いと板や外付けのスコップに引っかかる。Mtasukuはスイスイ滑降。私は転んで立ち上がって滑るの繰り返し。Cくんはスノボからスノーシューに履き替えて下った。予想より2時間早く下ってこれた。
山頂には立てなかったが、立つことは一つの結果に過ぎない。下山に十分な時間を確保しておくことも重要であると思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1134人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら