岩手山(柳沢コース)

2011年09月23日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,422m

コースタイム

07:47　　　　 　 　登山口
08:30〜08:35　　一合目　　(0.5合目からは旧道経由)　
08:59 　　　　　　 二・五合目　　　　　　　　　　　　　　 　
09:30〜09:39　　旧道四合目(二・五合目からは旧道経由)　
10:36　　　　　　　大倉岩(旧道六合目)
11:06〜11:11 　 七合目
11:18〜11:24　　八合目避難小屋
11:38　　　　　 　 九合目(不動平)
12:17〜12:35　　薬師岳(山頂三角点)
　　　　　　　　　　 お鉢めぐり　
13:20〜13:53　　八合目避難小屋　(大休止)　　
15:27〜15:30　　一合目　　
16:03　　　　　　　登山口(すべて新道経由で下山)

天候

曇り時々晴れ、時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　自家用車で、秋田方面からは国道46号線を繋十文字を左折。県道219号に入り小岩井農場を過ぎて県道278号経由で馬返し駐車場まで25分程度。

コース状況／危険箇所等

　登山ポストは登山口すぐ横にあります。
　下山後の温泉は豊富。私は名湯”網張温泉”に寄りました。　本館とは別棟の日帰り専用の「温泉館」で500円です。

　7合目までのコースは、登りは2.5合目〜4合目以外は旧道、下りはすべて新道を選択しました。

　新旧とも、登山道として特に問題はありませんが、旧道4合目〜7合目はザレ場、ガレ場が続き、落石を起こしやすく、石車に乗りやすい道です。また、好天時は直射日光に晒されます。悪天候の場合の下山ルートにはしない方が無難だと思いました。　
　新道上部は潅木帯となっており、狭い道ですがホールドは豊富にあるため、悪天候中の下山時は旧道よりも安心感があります。ただ、段差が大きいところがあるなどステップが制限され気味です。また、旧道に比べ展望は限定的です。また、登り場合は直射日光は避けられるかもしれませんが、蒸し暑さが厳しい可能性があります。
　7合目〜9合目はピクニックロードで全く問題ありません。
　山頂までのザレ場は少し歩きにくい程度、お鉢めぐりは強風に注意といったところでしょうか。

　なお、今年の夏は8合目の水場「御成清水」が一時枯れたようです。

写真

9/28 21:53

0.5合目の新・旧道分岐にあるブナ。(下山時撮影)
登りは旧道(直進)、下りは新道(写真右方向)としました。

9/28 21:29

旧道四合目はガスガス。
早朝の好天のせいか大勢の登山者が奮闘中。

9/28 21:30

御蔵岩(旧道六合目)。右手前に倒れているのは六合目の標柱。逆さになった「キケン」のペンキ表示はいつ書かれたのかな?

9/28 21:32

七合目で新旧の登山道が合流。山頂外輪がようやく見えました。

9/28 21:35

七合目から10分足らずで八合目避難小屋に到着。

9/28 21:36

避難小屋の正面にある御成清水。8月中涸れたことがあるとの情報も……

9/28 21:38

九合目不動平。

9/28 21:40

外輪壁の山頂(薬師岳)への登り。

9/28 21:42

ようやく山頂。

9/28 21:45

山頂から八幡平方向です。

9/28 21:22

お鉢めぐりの途中からの薬師岳。赤いスコリアが最近まで火山活動があったことを物語っているかのようでした。

9/28 21:46

左、薬師岳(山頂)。右、妙高岳(中央火口丘?)。

9/28 21:49

新道六合目付近からの御蔵岩(旧道六合目)。

9/28 21:57

下山完了したら山頂部がくっきり。

9/28 21:59

登山道すぐそばの鬼又清水。水量はタップリです。ここで水を満タンにして登りました。また、下山時は靴を洗うこともできます。

撮影機器：

NIKON D80 NIKON CORPORATION

E7600 NIKON

感想

inchworm

　22日夜の一部の天気予報では、岩手県方面が比較的好天とのことで、懸案の岩手山に登ることとした。秋田出発時は霧の中で、途中日がさす場面もありましたが、基本的には曇りでした。ところが、馬返し駐車場近くになると好天で、山頂もバッチリ見えるではありませんか。山の選択大正解と喜んでいたところ、準備をしている最中に、山頂はあっという間に雲の中。それでも、初めのうちは時々日も差しました。しかし、旧道4合目から7合目まではガスガス。7合目についてようやく山頂を確認。山頂からは、秋田駒は見えませんでしたが、笊森、乳頭山、森吉山、八幡平等が確認できました。山頂到着後ほどなく、雨が降ってきたため下山開始。おまけに、雷鳴も遠くに聞こえたので、八合目小屋に急ぎました。小屋で食事をかねた休息後、降雨の中新道経由で下山開始。途中、雷もなく、姫神山を確認しつつ無事下山。
　地形図では、急斜面の直登が続くように見えますが、実際はジグザグに登っていくので、思っていたほど大変ではありませんでした。
　次回は、好天の中で登りたいと思います。