松木渓谷
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- GPS
- --:--
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 669m
- 下り
- 682m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本文に記載 |
その他周辺情報 | 水沼駅温泉センター |
写真
装備
個人装備 |
ゴム長靴(コロンビア)
チェーンスパイク(モンベル)
ダブルストック(スノーバスケット装着)
|
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感想
渡良瀬川源流の松木川は、皇海山への登山道とアイスクライミングでたまに名前を耳にするものの、冬の情報を検索してもほとんどヒットしない。(そんなに検索が下手くそなんだろうか。。。)
いったいどのようなところか、ちょっと行ってみることにしよう。
アイスクライマーが出払った銅親水公園の駐車場からゲートをくぐり、平日は工事用車両が通るであろう道路を大ナギ沢出合いまで行くと、左岸に続く林道は荒廃し、落石でズタズタのガードレールが続く。
対岸の岩山は徐々に高く急になり、丹平治沢のコンクリート橋を渡ると岩壁に懸かる氷瀑にはところどころでクライマーが取り付いていた。
ウメコバ沢手前の堰堤で林道跡もなくなり、凍てつく川原を歩くようになる。
ウメコバ沢には先行していたクライマーが丁度到着したところで、ここから先を行くモノ好きは居なくなった。
以降上流の枝沢は一部氷結してはいるものの、何故か全て水が流れていた。
ニゴリ沢出合いまでは渡渉を繰り返しながら進む。
川原歩きは徐々に沢歩きとなり、径の跡形もない雪が積もった河原を辿って行くと、目印が豊富なニゴリ沢出合いとなる。
ウメコバ沢出合からニゴリ沢出合の区間は、膝下サイズの長靴にラバーの輪がついたチェーンスパイクを装着したが、度重なる渡渉に威力を発揮した。
長靴は買ったときには意識しなかったが、使ってみるとヒール部に突起がついていて、チェーンスパイクのずり落ちが防止できるすぐれものだということに気付いた。
スパイクは、異常に滑る川底のヌメリと、氷結した川原の双方に大変有効でだった。
埋まりにくいからという理由で、所々に残る少し古い先行者のトレースを拝借したことと合わせて、無雪期とほぼ同等のコースタイムで歩けたのではないだろうか。
ただ、これ以上雪が積もると、ワカンが必要となり、渡渉ごとに装着を繰り返すと、2倍以上の時間を要するのではないか。
右折して入った日当たり良好で雪が少ないニゴリ沢は、左岸の土砂堆積帯を進み、国境平へと向かうモミジ尾根の取り付き口に到着。
先行者のトレースもここで終了していた。
国境平まで登ると日没までに帰れないから、と自分に都合よい言い訳をつけて、ここで引き返す。
散歩のような行動でわざわざ記録するまでもないと思っていましたが、翌日首都圏に降った大雪の中を仕事先から帰宅する途中で、渋滞する道路や駅からあふれる長蛇の列を見ながら、この雪は一晩であの谷をどのように変えるのだろうか、といったことがふと頭に浮かんだので、記念に記載します。
以上長い駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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