中央アルプス・空木岳(池山尾根ピストン)
- GPS
- 09:36
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 2,009m
コースタイム
05:18 登山口
05:25 三本木地蔵
05:35 林道古城線終点
06:03 鷹打場(池山山頂分岐)
06:42 池山・空木岳分岐点(水場)
06:44 池山小屋入口(登山道経由)
07:15 尻無(遊歩道合流)
07:24 マセナギ
09:17 空木平避難小屋分岐
10:21 空木駒峰ヒュッテ 10:32
10:41 空木岳山頂 10:47
11:00 空木平分岐
11:31 空木平避難小屋 11:39
11:52 池山分岐
12:34 迷尾根
13:07 マセナギ
13:12 尻無(遊歩道経由)
13:31 池山・空木岳分岐点(水場)
13:58 鷹打場
14:02 篭ヶ沢の岩洞窟入口
14:18 登山道入口(林道終点)
14:28 三本木地蔵
14:33 林道(登山口)
14:45 駐車場
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は林道登山口より奥に500メートル程 林道終点までは道路崩壊で車は入れない。 落石の心配はあるが路駐も可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは林道終点の登山道入口にあります。 コースは良く整備されていて迷うような箇所はありません。 池山尾根はヤセ尾根で、両側が切れ落ちています。 ヤセ尾根の危険箇所にはクサリや階段が設置されています。 地図に記載の「大地獄」や「小地獄」は特定できませんでした。 |
写真
感想
この連休、当初は南アルプスの登山口、便ヶ島に車を置いて、聖岳と光岳に登る計画をしていた。
台風も通り過ぎた22日、地元の自治振興センターに電話をして林道の様子を聞いてみると、前の12号台風による林道の崩壊が復旧しておらず、易老渡まで車は入れないとのこと。
沢筋も危険なので、歩いて入るのも難しいと言われてしまった。
さて困った、この連休はすっかり山モード。食料も準備をしてしまった。
そこで思い立ったのが中央アルプス。
だいぶ前になるが、仲間3人と3泊4日で木曽駒から空木岳、越百山、烏帽子ヶ岳と縦走したことがあった。
この中で、もう一度登ってみたい山、日帰りできる山として、空木岳と木曽駒ヶ岳を選んだ。
南駒ヶ岳も何回も登りたい山だが、またの機会に。
この時期の宝剣岳はロープウエイで千畳敷に来る登山者が多いのでパス。
空木岳は池山尾根から登ることにした。
林道古城線は悪路でもなさそうなので、夜間に走ろうと日付が変わった24日の早朝に都内を出た。
空木岳の登山口を右手に見て、さらに林道奥の駐車場に着いたのは5時少し前だった。
東屋のある駐車場はほぼ満車状態。
林道終点へは行けないと聞いていたので、駐車場の入口近くの路肩に駐車した。
5時を過ぎた頃、2、3組の登山者が駐車場から出て行った。
まだ暗いがヘッデンを使う程でもない。
登山口は駐車場から林道を500メートルほど戻ったところにある。
登山口付近にも駐車可能なスペースはあるが、駐車禁止になっていた。
タクシー用のスペースかな?
途中の道標を見ると、登山口の起点は林道より更に下のスキー場のようだ。
登山道から15分ぐらい登ると、林道に飛び出した。
この先が広場になっていて、ここが林道の終点になっている。
やはり途中の林道が崩壊していて、ここまで車は上がれないようだ。
林道終点の先に登山ポストがあり、ここから空木岳登山道と池山自然遊歩道が始まっている。
ハイキングコースのような快適な登山道(遊歩道)は、池山・空木岳の分岐点まで続いている。
しかし快適なコースの割には足が重い。
昨日は日中に南アルプスの登山口に入る予定が必要なくなったので、朝からハーフを走った。これが影響しているとは思えないが、たぶん仕事疲れ。
池山・空木岳の分岐点には豊富な水場がある。
この先の登山道は尾根道のため最後の水場となる。
少し登るとコースは遊歩道経由と登山道経由に分かれており、どちらを行っても尻無で合流する。行きは登山道経由を選択。
マセナギを過ぎると、勾配もきつくなりヤセ尾根になる。地図には大地獄、小地獄の記載があるが、場所は特定できなかった。
おそらく、ハシゴやクサリが連続している場所だろう。
ヤセ尾根は結構長く続く。両サイドが落ちているので時に緊張するが、クサリやハシゴはしっかりしている。
空木平への分岐を過ぎると、森林限界となる。
視界は一気に開け、宝剣岳から続く山並みがド〜ンと広がっている。
後を振り向けば、鋸岳から甲斐駒、千丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見、悪沢、赤石、、、今回登る予定だった聖岳、光岳(この2座は山座同定ができなかった)、視界を遮るものがない。
塩見の肩には富士山が恥ずかしそうに覗いている。
正面には迫力ある空木岳。
まだ山頂までは1時間チョット。
素晴らしい好天に行き交う登山者の挨拶も明るい。
バシャバシャ写真を撮りながら、1時間で駒峰ヒュッテ。
ここで燃料補給(\500)をして、ザックを小屋にデポして山頂へ。
山頂へは100メートル程、10分で山頂到着。
朝方重かった足も回復。燃料不足だったようだ。
山頂からは360度。
宝剣岳からの稜線、南駒へ続く稜線がすばらしい。
御嶽山もきれいに見えている。
槍・穂高にもガスはかかっていない。
しばらく眺望を楽しんだ後は、空木平に下山する。
空木平にある避難小屋の中は綺麗でビックリした。
あまり避難小屋とか山小屋は覗いたことはないが、、、
トイレも併設されているようだし、小屋の前には沢が流れている。
こんな避難小屋なら泊まってみたい。
空木平からは池山尾根の登山道に戻り、山ガのお姉さんに引っ張って貰い、いいペースで下山できました。
着替えは露天こぶしの湯
http://www.chuo-alps.com/kobushi/
600円ですが、JAFの会員証提示で100円返金
明日は木曽駒ヶ岳。
信大演習林道(通称信大コース)が楽しみです。
いや〜、エエ写真撮れてますね。シミジミ鑑賞させてもらってます。
こんにちは、godoさん
今回、南アルプスが林道崩壊で中止になって中央アルプスに決めたのは、godoさんのレコが大きく影響しています。
godoさんのレコを拝読して、以前木曽駒から烏帽子ヶ岳まで縦走したことを思い出し、中央アルプスの2座に行こうと決めました。
25日には南駒ヶ岳−越百山へ行かれていますネ。
このコースも選択肢にありましたが、桂小場から信大コースに興味があり、25日は木曽駒に登りました。
南駒も是非トライしたいものです。
空木岳、私も同じコースを6月にピストンしました。
稜線がとてもきれいで今度は縦走したいなと思っている山です。
そのときはガスで余り展望がなかったので、
今回の記録をみてやっぱり超きれい〜と感動を新たに
秋色の写真も素敵です
天候に恵まれた空木岳でした。
過去に縦走したときは、やはりガスが多く、あまり良い印象はなっかたのですが、北は木曽駒から南は南駒のずっと先まで見える稜線を、もう一度歩いてみたいと思いました。
北アや南アに負けないスケールを持っていると思います。
tamaoさんのレコも拝見しましたが、毎回々タフな山行は素晴らしいの一言です。
hottenさん、こんにちは!
空木岳、素敵な景色ですね!駒峰ヒュッテのビールもいいな〜(^。^)
私の登った時は天候に恵まれず全くまわりの景色が見えなくてとても残念でした。
hottenさんの写真を見て中央アルプスの景色を見に、空木岳にリベンジしたいと思いました
これから、ますます紅葉も深まりいい時期ですね!
また、hottenさんのレコ楽しみにしています
やはり天気が良くないとビールも美味しくないですネ。
景色をツマミに、ボケーっとして飲むビールが大好きです。
空木岳への登山道には、ナナカマドが沢山ありますので、白い山肌に紅葉したナナカマド、絵になりますネ。
是非リベンジして美しい写真を見せて下さい。
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