夕日の滝と足柄古道〜氷結した滝を観に行って来ました!
- GPS
- 08:13
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 803m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
足柄古道は一部を除き舗装路を歩きます。古道を示す標識は要所に設置されています。大雪の影響でまだかなりの雪がコース上に残っていました。県道は除雪されていましたが、一部区間で雪解けした水が凍結し、アイスバーンになっていましたのでご注意ください。特に県道を離れて足柄駅に向かう林道はほぼ凍結しており、思い切ってチェーンスパイク等の滑り止めを装着した方がいいかも知れません。こちらは除雪されていません。 古道入口バス停から長者橋に抜ける林道(足柄古道)は道路舗装工事を行っていて通行止めになっていました。工事関係者の方に声をかけて通行させてもらいましたが、遊歩道の入口にも通行止めの看板がありましたので本来は歩行者も駄目なのかも知れません。 足柄峠付近の古道には20〜25cmほどの雪が残っていました。降雪後通行された方も少ないようで雪も踏まれていませんでした。チェーンスパイクは持っていましたが使用しませんでした。 |
写真
感想
大雪が降った最初の週末です。さてどこに行こうか散々悩んだ挙句、思いついたのは夕日の滝でした。これだけ冷え込んだ日々が続いていたのでもしかすると氷結しているかも知れない。夕日の滝なら安全に辿り着けるし、雪があっても大丈夫だろう。ついでに足柄古道を歩いて峠越えをすれば1日コースになります。ということで行って来ました。
大雄山駅から歩き出します。県道78号線をしばらく歩いて駐在所前から足柄古道に入ります。古道と言っても農道(舗装路)を淡々と歩くといった感じで古道の赴きは余り感じられませんが眺めはいいです。表丹沢の山々が雪で真っ白です。金時山も同じく真っ白でとても立派に見えます。明神ヶ岳も大きな裾を広げているのが見えます。足柄古道には要所要所に道標が設置されていますのでそれに従って歩いていけば迷うことはないと思います。
矢倉沢から再び県道78号線を歩きます。古道入口のバス停から古道に入りますが、古道の入口には通行止めの看板が立っていました。道路工事のためとありましたがとりあえず行ける所まで行ってみることにしました。駄目なら引き返すつもりです。
道路工事は道路拡張と舗装を行っていました。ちょうど作業中だったのですが、遊歩道を歩いていたので特に注意されることはありませんでした。念のため作業している方に声かけして通行しました。幸いにも工事区間には遊歩道がありましたので助かりました。工事区間を抜ければ車道に戻ります。
車道が合流してくる地点で道標の向きを見誤ってミスコースしてしまいました。墓地に上がる道なのですぐに気が付きましたがうっかりミスです。
夕日の滝駐車場で金時山への道を分けますが、見た感じは意外と積雪量があって軽アイゼンを持っていないと先に進めない感じでした。駐車場から夕日の滝までは雪上歩行になります。
期待したとおり夕日の滝は氷結していて見事な景観になっていました。ちょうど滝行を行っていて驚きました。この寒さの中滝に打たれるなんて自分には出来ません。
滝の周りには三脚を立てたカメラマンが大勢いました。結構有名なんですね。後から続々と三脚抱えた方が登って来ていました。山奥に入らず氷結した滝が見られるなんて思ってもいませんでした。
地蔵堂から足柄峠目指して県道を歩いていくと石碑のある所から古道に再び入るのですが、何の疑いもなく車止めのある広い道に進入してしまいました。しかしこれが間違いでした。しばらく進んでいくと沢を渡り、道が無くなってしまいました。
来た道を引き返し、入口まで戻るとちょうど猟師さんがいて古道の入口を教えてくれました。古道は石碑の脇を登るようになっていました。何で気が付かなかったのかしら?今日2回目のミスコースです。
見晴台バス停には東屋があり一休みにちょうどいいです。ここからは江ノ島が見えました。さらに登って標高を上げると次第に雪が多くなってきます。降雪後歩いた方が少ないのでちょっと歩きにくいです。
足柄峠にある聖天堂で安全祈願をしてから足柄城址に向かいました。足柄城址は見事な雪原になっていていつもと違う景色でした。
足柄峠を越えて今度は静岡県側の足柄古道を下って行きます。県道をしばらく進み、芭蕉の句碑のところから古道に入ります。入口は結構雪が深い。25cmほどでしょうか。やはり通行された方が少ないようで雪が踏まれていないため歩きにくいです。
古道は植林帯の中の県道に下りてからは舗装路歩きに変わります。しかしこの道路結構凍結していて危ない。ツルツルでした。途中から県道を外れて林道を進みますが、こちらは凍結が酷かったです。滑り止め付けて歩いたほうが安全だったのかも知れません。
道の途中に虎御前石入口の標識がありましたが虎御前石ってなんだ?トレースもあったのでとりあえず行って見ることにしました。しかしこれが大失敗でした。
行けども行けどもそれらしい場所が見当たらず県道に飛び出して終わりです。いったいどこで見落としたのかしら?
来た道を戻りながらそれらしい場所を探しているとトラロープと朽ちた道標がある場所を見つけました。そこから少し入ってみるとありました。印象としては正直わざわざ登って来てまでもという感じです。今日3回目のミスコースでした。
林道まで戻って進んで行くと今度は頼光対面の滝(不動之滝)入口がありました。先ほどの事もありましたのでちょっと考えましたが、林道から建物が見えたので行ってみることにしました。頼光対面の滝は周りの岸壁に氷柱が下がっていてちょっと陰気な雰囲気がしましたがこじんまりとしたいい滝でした。
最後に御殿場線の踏切を渡って足柄駅に到着すればゴールです。お疲れ様でした。
ちょっと物足りなさを感じましたが、狙い通りの氷結滝見物と雪上歩行が体験出来てよかったです。夕日の滝はお手軽でお勧めですよ。足柄古道はあまり古道の雰囲気がありませんのでちょっと残念だったかな?
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