憧れの燕岳テン泊〜満天の星空・ご来光・槍様を堪能〜
- GPS
- 30:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,387m
コースタイム
7:30 市営無料駐車場出発 - 第一ベンチ - 第二ベンチ - 第三ベンチ -
11:00合戦小屋 - 12:30燕山荘テント設営(昼食) - 14:00山頂へ- 14:30燕岳山頂 - テント泊
2日目
9:30 下山 - 13:00有明温泉に寄って帰宅
天候 | 1日目:出発時快晴→登山中ガス→燕山荘着時にガスが消え→夕日→満点の星空 (氷点下でとても寒かったが、風が無いので助かった。) 2日目:ご来光→快晴→一時ガス→下山時快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時、路上駐車の数はピークに。(第一駐車場は逆に空いてました…。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 急登続きですが、道はよく整備されています。 連休のため終始渋滞でしたが、コースタイム通りに燕山荘に到着しました。 小さなお子様も大勢いましたが、みんな頑張って登ってました♪ |
写真
感想
テント泊登山の第3弾は、「北アルプスの女王」と言われる
憧れの、燕岳(つばくろだけ 2763m)
有明周辺で前泊し、早朝に登山道入り口へ移動。
しかしすでに駐車場は満杯・・・。(夜中のうちに来ればよかった・・・。)
7時38分出発。いきなり団体登山状態・・・。
こんなに大勢の登山者と一緒に登ったのは久しぶりです。
第1ベンチ。(8時13分)ずっと渋滞
第2ベンチ。(8時53分)
第3ベンチ。(9時22分)
第4ベンチ・・・でなく、富士見ベンチ。(9時58分)
デジカメの撮影時間で、改めてコースタイムを知ると、
山のガイドブックに書いてあるとおり、各ベンチ間は約30分。
うまいこと出来てるもんです♪
合戦小屋に到着が10時24分で、コースタイム通り3時間。
渋滞を考えると若干早いペースでした。
合戦小屋の名物「スイカ」に憧れていましたが、9月19日で終了したそうで・・・。
よくよく考えれば、夏メニューですよね・・・(^^ゞ
合戦小屋のナナカマドは大粒で見事な色でした♪
他の登山者の装備を見ると、けっこうデカイマットを背負った人が多い。
テント場の埋まり具合が気になりだし、焦りを感じて若干ペースアップ。
いざ、燕山荘へ!(10時37分)
登山中は、終始ガスっていて周りの景色が見えず。。。
最近このパターンが多いけど、もくもくと登れるので嫌いじゃないです。
目前になって、ようやくチラリと見える燕山荘。
テンション上がります!
ゴメン・・・、最後はパートナーを置いてダッシュ!
テント場着は、12時14分。
ざっくりと4時間半くらいかかりました。
テント場には、既に多数のテントが・・・。
燕山荘側のテン場は、既にほぼ満席状態。
スペース的に空いていても、若干傾斜していて居心地悪そう・・・。
燕山荘側のテン場は諦めて、裏手(トイレ近く)のテン場へ・・・。
地面もたいらで(これ大事!)風も避けられそうで、まずまずの場所を確保。
ホットと一息つき、超腹がへったので(自炊せずに・・・^^;)燕山荘へ!
お疲れ様の生ビール♪(大1000円、小600円)と、
燕山荘90周年記念メニュー「ビーフシチューセット」(1200円)
をいただきました。
(HPのキレイな写真とイメージがちょっと違ったけど、まあいいや♪)
美味しいビールとランチを腹いっぱい食べて、満足♪
ついでに、燕山荘の中を見学させてもらいました。
土産物も物色し、燕山荘のオリジナルTシャツとピンバッチを購入。
のんびりと1時間ほどランチタイムを楽しんで、心身ともにリフレッシュし、
テントで身支度を整えて、いよいよ山頂へ!(まだ登頂してなかった!)
山頂までは、約30分。手ぶらでお散歩気分です。
稜線から吹き出すガスで、景色が見えたり隠れたり・・・。
イルカ岩、ハイマツの間を通る天空の散歩道を堪能しました♪
白い砂利と岩がまぶしい!
時折、山座同定(さんざどうてい)して周囲の景色を楽しみました。
燕岳山頂ははとてもせまく、ちっちゃい石碑があるだけ。
せっかくなので、山頂で記念撮影しましたが、
ちっちゃい石碑が隠れてしましました・・・^^;
燕岳のすぐ先には、北燕岳。
どうせならと、北燕岳まで足を伸ばしてみました♪
北燕岳の山頂には、特に標識も無いので、適当な場所で記念撮影しました。
燕山荘方面へ、下山途中、何やら人だかりが・・・。
近づいてみると、なんと雷鳥の撮影会!
囲み取材のようになってます。
巣を守るためか、食事に夢中なのか、全然逃げ出さない様子の雷鳥を
ズームが効くコンデジを駆使して、雷鳥のアップを撮影しました。
初雷鳥が観れて嬉しかった〜♪ヽ(^。^)ノ
行きでは見逃してましたが、変わった岩が。しかも登れる!
パートナーにお願いして、登ってもらいました♪
後で気づきましたが、これが有名な「メガネ岩」・・・^^;
約2時間ほど、山頂のアミューズメントパークを堪能して、テン場へ帰宅。
すでにアチコチで食事の準備&楽しい宴会が♪
テント場は日陰で寒そうなので、夕日のあたる燕山荘のバルコニーへ移動し
宴会を開始しました。酒とツマミはいくらでもあります♪(^^ゞ
すっかりガスが晴れて、下界もよく見えてきて、
小屋泊の方々もバルコニーで黄昏の景色を堪能してます♪
日暮れ前に、既に氷点下になっていたような気が・・・。
残念ながら若干の雲が残っていて、本当の夕日は見れませんでした。
日暮れと共に、寒さに耐え切れずにテントへ退散!
そのまま寒さに凍えながら就寝・・・。
夜中に何度か起きて、外の様子を見ましたが・・・。
満天の星空!
しかも下界の夜景もよく見えて、素晴らしい世界でした♪
下山してから、燕山荘ブログを確認したら、
初霜、初水道管凍結、初雪(氷の片が降っていた)だそうで・・・。
風が吹いてないのが幸いでした。
穏やかな氷点下の夜を堪能♪
二日目は、朝5時起床。
夜中の満点の星空で期待していた通り、絶好のご来光日和でした。
眠い目をこすって厚着して外に飛び出すと、山荘からも続々とヘッドライトの群れが・・・。
風がなく、ピタリと静止している雲海。浅間山から登るご来光。
この季節、燕山荘から見るご来光は、浅間山山頂から登るとか。
見事な朝焼け♪燕山荘も!ピンクに。富士山もバッチリ♪槍様もバッチリ♪
それにしても、ギャラリーの数がスゴい人でした。
燕山荘の周りを一周し、撮影を楽しみながらテント場へ戻りました。
テントのフライシートは、まだバリバリに凍っていました。
特に裏側は結露した水滴が薄い膜になって氷に・・・。
早出している方も多い中、我々はユックリとテラスで朝食を楽しみました。
朝日が暖かくて心地よく、ゆっくりと朝食を楽しんだ後もブラブラしてました。
テン場は、かなりガラガラに・・・。
ゆっくりと撤収開始。
天気がイイので、荷物を全部外に出して、ゆっくりテントを片付けられました♪
(こんなに楽な撤収は初めてでした♪)
予定通り?9時30分頃ようやく出発。
後は下山するだけ・・・。と思ったけど、景色の良さに立ち止まって撮影大会♪
登りがこんな景色だったら、テンション更に上がるだろうなー
後はひたすら下り・・・。
下りのほうが本当にキツイ・・・。
合戦小屋から第一ベンチまでは、ほとんど休みなしで下山。
いい加減嫌になった頃、ようやく登山口まで下山。
最後にコミコミの有明荘の日帰り温泉に入って帰宅。
繁忙期は、もう少し我慢して街中の温泉に入ったほうがユックリできるかも。。。
次回のテント泊登山はどこにしょうかな〜♪
[end]
ブログ:
20110923燕岳テント泊登山(1日目:燕山荘編)
http://blog.livedoor.jp/haruser/archives/51305435.html
20110923燕岳テント泊登山(1日目:燕岳登頂編)
http://blog.livedoor.jp/haruser/archives/51305491.html
20110924燕岳テント泊登山(2日目)
http://blog.livedoor.jp/haruser/archives/51305604.html
私も燕岳には2回ほど上りましたが、いつも小屋泊でした。でもカラフルなテント場を見るたびにいつか自分もと思ってました。実際は、荷物も重くなるし〜とちゅうちょしてしまうのですが、 いつか実現したいです。
spaceyasuさん
私も今シーズンからテン泊に挑戦しています。
山の先輩から「初心者でも安心なオススメのテン場」を教えて頂き、
唐松岳→白馬岳→燕岳をクリアした所です(笑)
荷物は確かに重たくなりますが、
無理ない行程を組めば、全然大丈夫ですよ♪
というか、「テン泊」が目的なので、
「いかに歩かないでテン場にたどり着くか。」
を考えてしまいます…。
あとは、担ぐ酒の量を減らせばもっと楽になるのですが…^^;
私のような酒好きには、山=お酒なのですが、テント泊だと大好きなお酒が重量的にネックになりますね〜
でも営業小屋がそばにあると、買えますもんね。燕山荘だったら、生ビール、ワインまで飲めますね。
私も頑張ってテント泊に挑戦しよう
こんにちは。私も「テン泊=独り酒堪能」派ですが、やはり重量はネックですね。焼酎派なので、酒屋を回って40度以上の焼酎探してスキットルに満たして登っています
僕はいつも日帰りなので、下山の事も考えお酒は控えてます。
テント泊だと、とりあえず寝る事が出来るのでお酒もOKですよね。
来年は僕も挑戦しますよ。
watermanさん>
スキットルにウイスキーも持参してるんですが、
ビール→カクテル系飲料→ワイン
と楽しんでいるうちに眠くなり、そこまでたどり着きません。(^^ゞ
49ersさん>
日帰りだと厳しいですよね〜
ぜひ、テン場でカクテル作ってください♪
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