小浅間山 浅間隠山 Wヘッダー
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- GPS
- 05:39
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 709m
- 下り
- 713m
コースタイム
天候 | 晴れ(雲多め) ・小浅間山(午前)…強風吹き荒れ防寒など対策必須 ・浅間隠山(午後)…行動時は暑いほど。風もそれ程無し |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
碓氷軽井沢インターより碓氷峠バイパスを通り軽井沢を抜け峰の茶屋の登山口へ。 (凍結・残雪箇所は多いが基本除雪されている) 登山口の駐車スペースは雪で狭くなっており4台分しかスペースが無く、下山時にはいっぱいになっていた。 ・浅間隠山 峰の茶屋より二度上峠へ車を走らせれば30分弱で浅間隠山登山口に着く。 カーブ6の標識の場所に車6〜7台のスペースあり (長野側はよく除雪されていたが群馬側は多少路面に残雪があった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小浅間山 前日の降雪で足跡は消えていたが、ふわふわ雪はそれ程深く無く12本爪に雪以外の感触が。 登りが始まるとすぐに樹林が切れ風がどんどん強くなり雪は締まり歩き易くなる。 風で雪が飛ばされるのか火山性の砂利が露出する場所と雪が深い場所の差が激しくコースを外すと膝下までハマる。 山頂を一周してみたが、二つの峰を繋ぐ樹林下はトレースも無く雪は太ももまで踏み抜く箇所も。 全体的に雪でコースが不明瞭だが特に迷うことはない ・浅間隠山 登山口よりピストンで、分岐点でも山頂方面以外はトレースが無いので迷いようがない。 登山開始が11時過ぎで登山道の雪は踏まれまくり外皮が割れたモナカ雪状態。 爪も効かずアイゼンに雪の塊が纏わりつき非常に歩きにくかった。 登山者の半分以上はスノーシューを楽しみに来た人達で、今回はそれが正解なのかと。 ちなみに12本爪なんて着けてきた恥ずかしい人は私1人でした… |
その他周辺情報 | はまゆう山荘 日帰り入浴 大人560円(高崎市民、横須賀市民は割引があるらしい) |
写真
最初入り口を見つけられず通り過ぎてしまった。
入り口脇の駐車スペースは5台ほどだが除雪された雪の山で狭くなっていて4台が限界。
道の向かいの峰の茶屋やトイレも除雪されておらず、この季節は駐車場確保が結構キビシイかも
しかし雪は固めなので強引に突破。
すると途中で諦めて引き返したっぽい足跡が。
何日が前のものだろうか
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
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感想
先週上信越道で車を走らせていた時見えた浅間山は真っ白で、黒斑山からその姿を見るのを楽しみにチェリーパークラインを登ったのだが実際に見てみると思ったより白くなく…
その後知ったのだが浅間山は群馬県側から見る方が白いらしい。
浅間を東側から眺めると言ったらなんといっても浅間隠山が有名だ。
名前は聞いたことがあったが、正直コースタイムも短いし余り歯応えがなさそうだなーと今まで登ったことはなかった。
しかし他の方のレコを見てこの山からの浅間山を見たくてしょうがなくなり遂に浅間隠山へ行くことに。
ついでに距離的に近い小浅間山も登ってしまえ!というのがこの日の計画。
軽井沢インターで降りてまずは小浅間、午後から浅間隠山という予定だ。
■小浅間山
雪の残る道路を恐る恐る走り峰の茶屋へ着いたのだが、登山口が分からずウロウロ。
雪で最初気付かなかったがどうにか登山口前の駐車スペースを見つけ準備開始。
大仰かなとも思ったが今日は12本爪アイゼンを持ってきたのでこれを履いていく。
小浅間山は2時間ほどで登って降りてこれるハイキングコースだというが、雪の状態次第ではもう少しかかるかもしれない。
昨日降り積もったであろう雪はそれ程の積雪ではなかったがふわふわの締まっていない状態。今日の小浅間山では自分が一番のりらしく先を行くのは鹿らしき足跡のみだった。
碓氷峠を越えている時見えた浅間山は雲一つない山頂だっただけに楽しみだ。
樹林帯を進む道は平坦で特に苦労なく進んだ。雪はそれ程深くない。
樹林が切れると登りが始まるのだがかなりの強風、雪も固く締まり歩きやすくなる。
青空の下目指すピークらしきものが見える。
雪が強風に飛ばされるためか地面が露出している場所もあり爪が土を噛む。
立ち入り禁止の前掛山への登山道の分岐を遠目に見ながら右に折れる。
雪は深い場所は膝下まであるが歩きやすく気持ち良く登れた。
全体的に雪のせいでイマイチ正式な登山道が分からないが、地形を見てなんと無くあたりをつけて進む。
トレースの無い樹林の中は太ももまで埋まったりもした。
西側の峰からは四阿山や草津白根山、仙ノ倉山まで見え感動。
しかし肝心の浅間山は前掛山までしか見えず、釜山の姿は雲の中…
ぐるりと回って山頂標識のある火山灰土の山頂へ来れば群馬県側の眺めが良く、妙義山などが鮮明だ。
雲が多く赤城や榛名は判然とせず。
強風の足跡の無い山頂を1人ウロつくのは非常に楽しく大満足。
下山中数組の登山者とすれ違ったが、一番乗り出来てラッキーだった。
◾浅間隠山
浅間隠山の登山口へは峰の茶屋より車で20分程だろうか。意外に近い。
此方は小浅間山と違い既に7〜8台の車が登山口近くの駐車スペースに停まっていた。
登山口から見ると道は雪に覆われていたが、時間も既に11時をまわり気温も上がってきているせいかグズグズになっており、また積雪も浅く土や根が露出する状態。
此方もそのまま12本爪を着けてきたが少し後悔した。
今度こそ浅間の山頂を見るぞ!と先を急ぐものの、疲労が抜けないまま来た影響と樹林下の退屈な道に気合いが入らず辛い登り。
雪の状態はイマイチでアイゼンに雪の塊がついて歩きにくい。
2組ほどの下山者とすれ違いながら高度を上げる。
山頂直前になってようやく樹林が切れるが、そこからは別世界。
浅間方面は大展望!今までの辛さが報われる眺めだ。
この辺りで3組十人以上の先行者に追いつくが、皆スノーシューだった。
この山はスノーシューに適しているのだろうか。
山頂には2組の登山者がいたが片方の方に記念撮影を頼んだ。
(昼飯の後この方と雑談をする機会があったが、厳冬期のアルプスの面白い話を沢山聞けて興味深かった)
山頂からの浅間山は絶景の一言。
本当に真っ白だ。来てよかった。
雲が続々湧いて来たりもしたが、浅間方面はずっと天気が良く下山するまでずっと眺めていれた。
小浅間山ではどうなるかと思ったが、今日は大勝利で終われそうだ。
浅間を見るなら浅間隠山という文言に間違いはなかった。
別の季節にまた浅間山を見に来るのも良いかもしれない。
小浅間から車で5分のところに住んでいる女であります(笑)本日、天気も良く、登山道の様子を確認するのも兼ねて8本爪お散歩してきました。スノーシューや12本爪以上の跡をいくつかみましたが、誰も会わずに静かなお散歩でした。
今度は隠し山かな〜なんて思ってヤマレコを開いてみました。
貴重な情報を拝見させていただきました。
ありがとうございます。
小浅間山から5分!
私は関東平野ど真ん中の海も山も遠い場所に住んでいるので憧れてしまいます。
いつか小浅間山から前掛山への登山道を歩いてみたいですが当分警戒レベルは下がりそうもないですね。
レコが参考になったなら嬉しいです。
小浅間からの前掛は無認可ルート?ですが、まだ警戒レベルが1のころ、知人が歩いた話を聞きました。(ここだけの話)
それはもうきつくて(日当たりサイコーすぎで斜度がハンパない)だいぶ疲弊したようです(苦笑)ま、小浅間からみても、ため息つくようなルートですしね。
あれ無認可なんですね。警戒レベルが1の頃は前掛山からこっそり火口まで行く人もいたとか…やっぱり道が見えてると歩きたくなりますもんねw
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