続・運任せの鳥撮散歩 灯台下暗しの幸せを呼ぶ青い鳥

2018年02月07日(水) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 34.8km
• 登り: 473m
• 下り: 459m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 7:00

8:00 スタート地点
8:40 都立小宮公園
9:40 都立小宮公園出口
10:20 多摩森林科学園
12:10 多摩森林科学園出口
12:40 12:50 ゆで太郎
13:50 東京薬科大学
15:00 ゴール地点

小宮公園・多摩森林科学園とも雪が残っており長靴使用の方が無難です

天候

晴れ

アクセス

自転車・徒歩
自宅 - 小宮公園 - 多摩森林科学園　自転車
自宅 - 東京薬科大学　徒歩

写真

今日も鳥撮散歩です　家を出て数分　浅川土手でいきなりカワセミ(翡翠、川蟬)が目に入りました

何時もながら上空を米空軍機が横田基地を目指し着陸体勢に入っています

飛行機に気を取られている間にカワセミはダイビングして他の木に留まっていました　体を振って水気を飛ばしているのかな

先週と違いこの場所は川岸まで遠く離れているので鮮明な画像ではありませんがカワセミは最近かなり出現頻度が上がった様な気がします

次は小宮公園のトラツグミ(虎鶫)　トラツグミの鳴き声は寂しげで不気味なことから地方によっては「幽霊鳥」や「地獄鳥」などと呼ばれたそうです

[url=https://www.youtube.com/watch?v=z83rklgSn9M]トラツグミの鳴き声[/url]をお聞き下さい　鳴き声は不気味でも何処にでもいる訳ではないので人気の野鳥です

人気だけに近づいて逃げられるといけないので遠くからの撮影です　2年振りのトラツグミでした

ツグミ(鶫)は何処にでもいるのでトラツグミと同じスズメ目ツグミ科なのに有難味が少ない野鳥です　可愛そう

ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)の雄は結構見かけますが色が綺麗で人気もあります　人をあまり恐れません

何を食べてこんなメタボ体形になったのでしょうか　それでも飛べるのですから身は軽いのでしょう

ルリビタキの縄張りへ再度向かいますがその途中でウグイスカグラが小宮公園でも咲いていました

ヤマガラ(山雀)は何度も登場しますが横目で見られている様でした　結局今回もルリビタキは見つかりませんでした

次は多摩森林科学園へ向かいます　南浅川遊歩道から高尾山ビアマウントが見えます

上空をカワウ(川鵜)が飛んでいました　南浅川は川幅の狭い川ですがこんな所までカワウがいるとは…

多摩森林科学園到着　雪の為臨時休業でしたが昨日から開園したもののこんな場所もあり歩き辛いです

園内の昭和林道の途中にある「見晴あずまや」まで来ると東京スカイツリーが確認出来ました

[url=https://www.ffpri.affrc.go.jp/tmk/visit/documents/tori130708.pdf]野鳥ガイド[/url]を見て野鳥撮影を目的にやって来ましたがやっと撮影出来たのはこのジョウビタキ(尉鶲、常鶲)です　ルリビタキはいないのか！

昭和林道終点からは鳥が多いという遠見通りを経て柳沢林道へ向かいます　桜が咲くころはさぞかし綺麗なのでしょう

多摩森林科学園は桜の種類の多さで有名ですが今日歩けた場所では未だ寒桜や河津桜も咲いておらず梅だけが咲いていました

キジョラン(鬼女蘭)の種子　鬼女の白髪を連想することから名が付けられたらしい　鳥は見つからないがこれが見れただけでも大きな収穫です

せめてミヤマホウジロでも見つからないかと願っていましたら同じスズメ目ホオジロ科のカシラダカ(頭高)です

遠いし枝が邪魔だなと考えていたところ次の瞬間カシラダカは一斉に飛び立ちました　残念！

多摩森林科学園で最後に撮影したのはソシンローバイ(素心蝋梅)でした　この後市内のゆで太郎へ向かいました

昼食後に自宅へ戻る途中浅川でダイサギ(大鷺)　何か撮影出来た鳥が少なく消化不良なので一旦帰宅後東京薬科大学へ行きます

何と！ルリビタキ(瑠璃鶲)　ずっと探していた「幸せを呼ぶ青い鳥」が自宅近くの東京薬科大構内にいました　これぞ灯台下暗し！　

後ろ姿の方がこの鳥の特徴である青い羽が良く見えます　ルリビタキの名前の由来である瑠璃色が人気の鳥です

このルリビタキは成長ではあるものの色具合から未だ青年の様です　本当の成長になると光線の加減にも依りますがもっと瑠璃色が鮮やかになる筈です

しかしそんなに長く生きられるルリビタキは減っているとか　おや！風切羽を上に向けて何やら動きが...

飛び立つところでした　その後の動きには追従出来ず残念でした　未だ勉強と経験が足りません

薬科大のジョウビタキ(尉鶲、常鶲)　小宮公園や多摩森林科学園で撮影した横顔と比べると顔が小さく全く違う鳥に見えます

薬科大の外周道路を歩いているとシジュウカラ(四十雀)が飛んで来て着陸に成功しました　成功は当たり前ですが自分にとっては新鮮な画像

最後に撮影したのは細身のモズ(百舌鳥)　灯台下暗しで久し振りにルリビタキを撮影出来たので今日の鳥撮終了です

感想

ランツベルク

今回も運任せの鳥撮散歩です。「幸せを呼ぶ青い鳥」のルリビタキが良く出没する事で有名な小宮公園、長池公園のHPに最近至近距離で撮影したとの情報、この2箇所は何度か訪問しているのに私は幸せとは縁遠いらしく最近はさっぱり遭遇しません。(笑)

今日は懲りもせず最初は小宮公園でルリビタキを探しましたが雌ですら出て来てくれません。その代わりに撮影出来たのはトラツグミ。あまり接近出来なかったのでその羽の美しさを再現できる程の撮影は出来ませんでしたが平山城址公園で2年前に撮影して以来なので満足できました。

次に訪れた多摩森林科学園は桜の種類の多さは多分日本一なのですが野鳥の多さでも有名らしいのでここでのルリビタキとの出逢いがあればと考えていました。
雪の影響で臨時休園などしていましたが昨日から通行制限箇所があるものの開園されたのでパンフレットからルリビタキだけではなく色々な鳥が見れると期待した多摩森林科学園ですが園内を歩き始めても鳥の声が聞こえません。結局ジョウビタキとカシラダカしか撮影出来ずに不発に終わりました。
しかし、唯一前から見たかったキジョランの種子が見れたのが慰めでしょうか。高尾山にも鬼女蘭は何か所かでその地味な花は撮影していたものの肝心の鬼女の白髪は見たことがありませんでした。鬼女とは怖い表現ですが初めて見たこの白髪は大変綺麗で感動しました。

一旦自宅に戻り近くの東京薬科大学へもしかしてとの予感から行ってみると何と薬用植物園の手前で青い鳥がいるではないですか。
薬科大では数回ルリビタキを確認していますが雄を撮影出来たことはありません。とにかく逃げられては元も子もないので遠くからの撮影です。灯台下暗しとは正にこのことですね。運任せではあるものの運が得られたのはルリビタキを見たいという強いセルフイメージだったのかも知れません。

次はヒレンジャクに挑戦しようかな。　http://trizukan.exblog.jp/i26/
ヒレンジャクが好むヤドリギのある豊田の黒川清流公園に何度か探しに行ったことがありますがその際も出逢いはありませんでした。待つことが嫌いな私は今回の様に運が強くなければ今年もヒレンジャクとの出逢いはなさそうです。(笑)




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