駒ヶ岳(新潟県糸魚川市)

2003年05月24日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 8.2km
• 登り: 907m
• 下り: 910m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

山峡パーク登山口発　　8:30頃
駒ヶ岳山頂着　　　　11:00頃
駒ヶ岳山頂発　　　　11:40頃
山峡パーク登山口着　13:30頃

写真

キクザキイチゲ

ヤマエンゴサク?

サンカヨウ

イワカガミ

ミツバツツジ?

タムシバ?

シラネアオイ

ブナ林

ニリンソウ

サンカヨウ

感想

大正屋

(以下、歩いた当時の記録を掲載しています)

糸魚川の市街から国道148号を白馬方面へ少し走ったあたりから左折する
コースで登山口へ向かいました。帰りに海川沿いに下るコースを通りました
が、後者の方が早いようです。

登山口へ向かう道路の分岐には、最近整備されたらしい大きな看板がありま
す。登山口となっている三峡パークも最近整備されたらしく、新しくて施設
が立派でした。

登山口には、右へ行くと駒ヶ岳2:30、左へ行くと海谷渓谷1:00とい
う柱がたっています。渓谷方面には7月まで日中になると融雪で増水する恐
れがあるので海川を渡渉するなという警告の看板がありました。

歩き始めは未舗装だが車も通れるくらいの道です。間もなく道路脇にシラネ
アオイが咲いていました。続いてサンカヨウやキクザキイチゲの花も見られ
ました。

やがて、ロッジ駒ヶ岳という建物があるところに着き、車道はそこで終わり
となります。その先は小さい杉の木の間にコゴミが茂る緩やかな道であすが、
それはわずかな間で沢に出会ったところから沢づたいに歩くことになります。

少し行くと沢は雪で埋まっていて、雪の上を歩くこととなりました。雪渓を
登って行くと右手前方に金属のはしごが見えてきました。このはしごを登っ
てからは、急な登りの連続となりました。登山道の整備はあまりよくなく、
設置してあるトラロープにつかまりながらという箇所が多いです。しかし、
登山道脇にはシラネアオイやイワカガミ、タムシバやミツバツツジ?など花
は豊富でした。

急な登りが終わるとやがてブナ林に着き、林床は雪ですが、木々の新緑が広
がっていてきれいでした。

林の中をぬっていくとやがて尾根に出て急に視界が開け、まだ多くの残雪を
抱えた焼山などの山々が見えてます。ここからは、尾根伝いに緩やかな登り
で間もなく山頂でした。

山頂では夫婦らしいやや年配の1組の男女が既に昼食の準備をしていた。じ
きに私が途中で追い越した6人ほどのグループなども到着し、狭い山頂は
15人ほどの人でいっぱいとなりました。

私も昼食を食べその場にいた中では最初に帰途につきました。下りは急な分
距離が短いせいか思ったより短く感じられました。

下山した後、海谷渓谷方面へ渡渉地点まで行ってみました。片道15分ほど
でしょうか。途中道の脇にはヤグルマソウ、ニリンソウ、サンカヨウなどが
多くあり、こちらは歩きやすい感じのいい道でした。