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Yamareco

記録ID: 1383809
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ハイキング
日光・那須・筑波

445m峰から燕山

2018年02月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:43
距離
10.2km
登り
935m
下り
917m

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
1:41
合計
6:42
距離 10.2km 登り 935m 下り 935m
8:37
21
スタート地点
8:58
2
林道に藪
9:00
26
岩壁上の踏み跡にのる
9:26
11
林道に再び合流
9:37
23
展望のある主稜線
10:00
21
ご神体のあるピ-ク
10:21
10:25
18
林道手前のピ-ク
10:57
11:03
32
11:35
11:59
7
12:06
19
林道へ向かう尾根への分岐
12:25
60
林道
13:25
14:22
6
一般道から334m峰を目指すも断念し元の一般道に戻る
14:28
14:33
46
古い採石場のオブジェ群
15:19
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
お墓の駐車場を利用しました。4台ほど停められますが、彼岸やお盆などは避けた方がよいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
(注意)このコ-スは迷いやすい藪や岩を含む上級者向けのコ-スです。
    登り:445m峰までは藪は薄いが、踏み跡が錯綜しますので、
      危険な岩場に入リ込む可能性があります。
    下り:一部に、岩稜とシノダケ及びイバラの藪を含みます。
       特に334m地点経由の下降路は猛烈な藪のため
      通行不能です。

 花の入公園から一枚岩を経て登るルートの左岸の尾根が445m峰のある稜線です。古い地図に載っている林道や道を探しながら登ることになりますが、今回登りに使ったひたすら薄い藪を登るコースが無難です。ただし古い採石場が点在し、危険な岩場に入リ込む可能性があるので、くれぐれもル-トファインディングに注意を払ってください。
 445m峰まで登れば、林道まで迷うこともない稜線歩きが楽しめます。
 燕山に登ったのち下降路に選んだのはこの林道との合流地点から、加波山方面に約500m先のところから分岐する尾根です。最初は踏み跡があって、気をよくしていましたが、下部でちょっとした岩とイバラの藪になります。ザイルを必要とするほどではありませんでしたが、一般向けのル-トではないので下降路としておすすめできません。
 さらに、国土地理院の地図に、破線で記されている334m地点経由の道は通行不能です。密生するシノダケとイバラのため、抜け出すのに大変な思いをします。
登山口に向かう途中撮影。目指す稜線と頂上は雲の中。ただし、この後、晴れた。
2018年02月17日 07:20撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 7:20
登山口に向かう途中撮影。目指す稜線と頂上は雲の中。ただし、この後、晴れた。
お墓の駐車場に車を停めて、出発する。
2018年02月17日 07:39撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 7:39
お墓の駐車場に車を停めて、出発する。
登山口を出てすぐの左手に、古い採石場がある。
2018年02月17日 07:41撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 7:41
登山口を出てすぐの左手に、古い採石場がある。
林道は初め良い道。
2018年02月17日 07:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 7:44
林道は初め良い道。
林道に藪が目立つにようになる。
2018年02月17日 08:01撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:01
林道に藪が目立つにようになる。
林道を進み、最初に出てくる採石場跡。地図上の林道はこのまま直進するが、藪の薄い方を目指して左折。岩壁の尽きるところから岩壁の上に続く踏み跡を辿る。
2018年02月17日 08:03撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:03
林道を進み、最初に出てくる採石場跡。地図上の林道はこのまま直進するが、藪の薄い方を目指して左折。岩壁の尽きるところから岩壁の上に続く踏み跡を辿る。
微かな踏み跡と初級クラスの薄い藪。岩場はなく、歩きやすい登りが続く。
2018年02月17日 08:27撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:27
微かな踏み跡と初級クラスの薄い藪。岩場はなく、歩きやすい登りが続く。
先ほどまで辿っていた藪の林道に再び合流する。
2018年02月17日 08:29撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:29
先ほどまで辿っていた藪の林道に再び合流する。
主稜線にトラバ-ス気味に登り、尾根を少し登ると眼下に、花の入公園入口の池が見える。
2018年02月17日 08:39撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:39
主稜線にトラバ-ス気味に登り、尾根を少し登ると眼下に、花の入公園入口の池が見える。
高さ6mほどの壁が行く手を阻む。左手側から巻いて、容易に登る。
2018年01月21日 14:43撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/21 14:43
高さ6mほどの壁が行く手を阻む。左手側から巻いて、容易に登る。
ピ-クの一角に躍り出る。南面右手の岩壁。
2018年02月17日 08:47撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:47
ピ-クの一角に躍り出る。南面右手の岩壁。
南面左下の岩壁、真壁の街からも望むことができる。
2018年02月17日 08:49撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:49
南面左下の岩壁、真壁の街からも望むことができる。
細長いピ-クには大岩がいくつか出てくる。
2018年02月17日 08:52撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:52
細長いピ-クには大岩がいくつか出てくる。
445m峰ピ−クのご神体の大岩。(三社石。後日判明)
2018年02月17日 08:57撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:57
445m峰ピ−クのご神体の大岩。(三社石。後日判明)
445m峰ピ−クのご神体の大岩。高さ約5m。天狗の踊り場よりも小ぶりで、狭い割れ目、石が挟まっている。
2018年02月17日 08:59撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/17 8:59
445m峰ピ−クのご神体の大岩。高さ約5m。天狗の踊り場よりも小ぶりで、狭い割れ目、石が挟まっている。
445m峰ピ-クの祠4宇。3宇はご神体方向、1宇は真壁方面を向いている。(他に4宇ほどある。後日判明)
2018年02月17日 08:58撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 8:58
445m峰ピ-クの祠4宇。3宇はご神体方向、1宇は真壁方面を向いている。(他に4宇ほどある。後日判明)
稜線の白いテ-プ、林道は近い。
2018年02月17日 09:22撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 9:22
稜線の白いテ-プ、林道は近い。
林道に抜けた。すぐに一枚岩方面の沢に下る。
2018年02月17日 09:30撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 9:30
林道に抜けた。すぐに一枚岩方面の沢に下る。
天狗の踊り場分岐を示す道標、柱でその存在を知る。
2018年02月17日 09:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 9:44
天狗の踊り場分岐を示す道標、柱でその存在を知る。
判読困難な道標が雪に埋もれていた。
2018年02月17日 09:44撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 9:44
判読困難な道標が雪に埋もれていた。
天狗の踊り場に出る。高さは約8m、中をくぐったが、胎内を思わせる。
2018年02月17日 10:01撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 10:01
天狗の踊り場に出る。高さは約8m、中をくぐったが、胎内を思わせる。
燕山への登山道入口
2018年02月17日 09:59撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 9:59
燕山への登山道入口
登りの途中で445m峰の長い稜線が見えた。
2018年02月17日 10:07撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 10:07
登りの途中で445m峰の長い稜線が見えた。
テ-ブルピ-クの山名板
2018年02月17日 10:25撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 10:25
テ-ブルピ-クの山名板
燕山頂上701m
2018年02月17日 10:42撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 10:42
燕山頂上701m
燕山直下、茨城放送FM中継局
2018年02月17日 11:03撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 11:03
燕山直下、茨城放送FM中継局
加波山方向にわずかに下り、右手の尾根に入る。道なりに下り、再び、林道に降り立つ。
2018年02月17日 11:26撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 11:26
加波山方向にわずかに下り、右手の尾根に入る。道なりに下り、再び、林道に降り立つ。
林道からの下降点。445m峰から林道へ合流した地点から500mほどのところ。踏み跡がある。
2018年02月17日 11:31撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 11:31
林道からの下降点。445m峰から林道へ合流した地点から500mほどのところ。踏み跡がある。
暫くは緩く快適に下る。
2018年02月17日 11:34撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 11:34
暫くは緩く快適に下る。
末端部を前にしてちょっとした岩の尾根を下降する。
2018年02月17日 12:12撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 12:12
末端部を前にしてちょっとした岩の尾根を下降する。
スズメバチの巣がぶら下がる大岩の下を回り込む。
2018年02月17日 12:12撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 12:12
スズメバチの巣がぶら下がる大岩の下を回り込む。
最後はイバラのひどい藪を下り、一般道へ降りる。
2018年02月17日 12:21撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 12:21
最後はイバラのひどい藪を下り、一般道へ降りる。
一般道から望む筑波山。
2018年02月17日 12:28撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 12:28
一般道から望む筑波山。
国土地理院の地図に破線で記されている334m地点経由の道を目指すも、地獄のシノダケとイバラの藪を約1時間ほどさまよう。命からがら元の一般道に戻る。閉ル-プ状に残っているのが私の踏み跡。
2018年02月17日 13:16撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/17 13:16
国土地理院の地図に破線で記されている334m地点経由の道を目指すも、地獄のシノダケとイバラの藪を約1時間ほどさまよう。命からがら元の一般道に戻る。閉ル-プ状に残っているのが私の踏み跡。
一般道からは445m峰の稜線と直下の南面の岩壁が良く見えた。真ん中の大岩壁は別なので念のため。
2018年02月17日 13:24撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 13:24
一般道からは445m峰の稜線と直下の南面の岩壁が良く見えた。真ん中の大岩壁は別なので念のため。
1月14日に辿った古い採石場跡を再訪する。
2018年02月17日 13:32撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 13:32
1月14日に辿った古い採石場跡を再訪する。
ピラミッド状のオブジェ
2018年02月17日 13:31撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 13:31
ピラミッド状のオブジェ
同じくピラミッド状のオブジェ
2018年02月17日 13:33撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 13:33
同じくピラミッド状のオブジェ
採石城跡に残る廃屋。
2018年02月17日 13:34撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 13:34
採石城跡に残る廃屋。
1月14日に辿ったル-トと同じ道を下り、駐車場に戻る。
2018年02月17日 14:20撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 14:20
1月14日に辿ったル-トと同じ道を下り、駐車場に戻る。
真壁町下小幡付近から445m峰の稜線を望む。写真左の平坦な稜線がそれ。直下に南面の岩壁が見える。
2018年02月17日 14:33撮影 by  u790SW,S790SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/17 14:33
真壁町下小幡付近から445m峰の稜線を望む。写真左の平坦な稜線がそれ。直下に南面の岩壁が見える。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 時計 タオル カメラ

感想

445m峰は、割れた岩をご神体としているが、祠が4宇もある。地元の手厚い信仰を集めていたと思われるが、ご幣束が挙げられていないところから、加波山の修験道ではなさそうである。(三社石で、ご神体であることが後で判明)
同じようなご神体を持つ天狗の踊り場はご幣束が数多く、加波山の修験道に間違いないので、445m峰とは成り立ちやその信仰の形態に一線を画すような気がする。(三社石も天狗の踊り場も、ご神体であることが後で判明)
なおこのピ-クは10年以上も前から燕山や加波山に登るならこのル-トからと決めていたものであるが、最近この付近の山々に登りだしのを機にやっと登ることができた。
1月21日と2月10日にもこのピ-クに立っており、登るル-トはそれぞれ微妙に異なる。何度登っても興味の尽きない山域なので、さらなる新しい発見を求めて、445m峰のピークをまた踏みたいと思う。

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