記録ID: 1385348
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳北稜
2018年02月18日(日) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 1,117m
天候 | 快晴★ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・早朝、林道に入ったが、一部凍結あるものの、デリカ4WDスタッドレスで 奥まで入れることができました。 念のため金属チェーンは携行しましたが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■阿弥陀岳北稜 ・行者小屋から文三郎尾根、中岳ルート分岐へ。中岳ルートへ少し進み 左岸側の北稜へ先行者のトレースを使わせていただき取り付く。 ・上部は急な疎林帯になりバイルを効かせながら登る。 バリエーション初心者クラスにはロープ確保が必要な場合もある。 ・疎林帯を抜けると第一岩峰。基部にセルフビレイ用の残置ハーケン×2。 すぐ上部にグージョンボルトが打ってあるが、ボルト上でカンテに乗る所が 少々悪いので、このボルトは無視して、岩峰左側を10m弱巻いてから 岩峰に取り付いた方が楽。(掘次 カンテ上に残置スリングがあるボルトでピッチも切れるし、さらに伸ばして カンテ右側からバイルを効かせながら登っていくと、第二岩峰基部にある グージョンボルト×2へ着く。ロープスケール50m弱。 なお第一岩峰は左側の急な雪面を巻き登ることも可能だが、雪質次第では 雪崩のリスクもある。 ・第二岩峰は正面を登ると狭い雪のリッジ状となる。 今日は左側の雪面を巻き登った。第一岩峰の巻きよりは楽。 終了点付近の右側の雪庇に注意し、スタンディングアックスビレイで後続を ビレイする。 ・あとは高度差50m程度で阿弥陀岳一般ルートと合流し山頂へダイレクトに 飛び出す。 ・阿弥陀岳から中岳や文三郎尾根へ下る際、阿弥陀岳南稜へ下りないよう注意。 今まで登ってきた北稜の踏み跡を一旦下り出し、10m下で右手へ折れる。 阿弥陀からの一般ルートも結構急なので要注意。 ・中岳沢の夏道は沢を下るので雪崩弱層には細心の注意を行う。 過去大規模な雪崩事故も発生している。 少しでもリスクを感じたら中岳を越え登り返して文三郎尾根も考慮する。 |
写真
撮影機器:
感想
前日の広沢寺が終わったその足で八ケ岳/阿弥陀北稜へ夜の道を走る。
美濃戸口から林道は所々凍結箇所あるものの、デリカ4WDスタッドレスで美濃戸山荘駐車場まで乗り入れられました。(一応金属チェーンも携行はしたけどね)
予報では午後まで強風であったけど、登っている最中はサラサラ雪煙で耐えられないほどではなく、阿弥陀山頂では微風快晴で最高のコンディションでした。
今日は槍や穂高も見えましたよ。
早朝の気温は美濃戸口で−15℃程度。登っている最中もおそらく−10℃より少し高い程度。
雪質もしまっており中岳沢ルートも一部弱層となりそうな氷板があったものの上載積雪との接合条件もまあまあでした。
岩峰クライミング中に足が攣り焦った。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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