黒滝山・白滝山 里山ハイク
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 472m
- 下り
- 471m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通じて特に危険な箇所はありませんでした。 岩場を体験したい方は黒滝山山頂直下の鎖場を登ると面白いかも。 |
写真
感想
いまひとつパッとしない天気だが、竹原方面に行く用事ができたので急遽黒滝山へ登ってみた。近場であるが以前から計画しては天気が悪いとかの理由で行かずじまいになっていた山である。
黒滝山は標高266mと高くないが海岸そばから急激に高度を上げた岩峰を頂く山で、地元ではお手軽なハイキングコースとなっているようだ。駐車場のすぐ上にはトイレ、水場、休憩所などがあり、ここで身支度を整えて出発する。
道は、歩き始めは丸木階段だったりコンクリートの舗装路だったりするが、いずれもよく整備され歩きやすい。ほどなく展望の開けた場所の休憩所に至る。山頂を見上げるとすぐそこに、休憩中であろう人の話し声も聞こえてくる。一気に登り詰めると山頂直下のお堂に着いた。箱庭のような忠海の町並みを眺めながら小休止したのち山道を登ろうとすると、鳥居横に鎖が垂れ下がっているのを発見。見れば石鎚神社と書いてある。本物の石鎚の鎖と比べればどうということはないが気をつけて登っていく。一本だけかと思ったら、二の鎖まで用意されていた。なかなか本格的。鎖場を登り詰めると石祠のある岩峰のてっぺんに出る。そよ風が心地よく、しばし瀬戸の島と海を眺めながらゆっくりとくつろぐ。標高342mの白滝山へ行くかこのまま下山するか決めかねていたが、まだ3時をまわっていないので、せっかくだから行くことにした。奥の黒滝山頂から石鎚神社の祠のある岩峰を見るとなかなか迫力のある光景。山頂を後に白滝山との鞍部へ向けて階段を下って行き尾根筋を歩き左手のこぶ山をトラバース気味に巻くと白滝山の駐車場に出る。ほかにも白滝山頂に至るルートがあるみたいだが標識なりに歩くとそうなるみたいだ。ここまで途中7,8組のハイカーとすれ違ったがこの時間に登る者はいないようだ。駐車場から白滝山山頂まで700mとの標識を見て先を急ぐ。500mくらいのところに龍泉寺というお寺があり、そこの境内を通って山頂に至る。山頂には大岩があり、その上に立てば360°遮るものはなく、南には瀬戸の海を背景に先ほどまでいた黒滝山、北に見える町あたりから風に乗って届く秋祭りの笛や太鼓の音に秋を感じながら、至福のおやつタイム。小腹が満たされたところで、山頂の梵鐘をひとつ撞いて、下山開始。帰路は黒滝山をトラバースし黒滝山登山口のさくら堂上の分岐に出て2時間半のハイキングを終える。
低山ではあるが眺望も良く、岩場があったりお寺があったりなかなか楽しめるコースで、初秋の半日を満喫することができた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する