【池レコ】日本一大きな池、湖山池を一周してみた。
- GPS
- 05:16
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 123m
- 下り
- 116m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:08
山成分少なめでごめんなさい。
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舗装された一般道で、要所要所で路面に「湖山池一周コース」の表示があります。歩道がないところも多いので、車に気を付けて道路の端を歩きましょう。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
長袖シャツ
ズボン
サポーティングタイツ
靴下
手袋
雨具
ウインドブレーカー
帽子
靴
サブザック(15L)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶500mL)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
バッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
携帯ラジオ
財布
手拭い
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感想
鳥取市の湖山池(こやまいけ)は「日本一大きな池」という、すごいんだかすごくないんだか、よくわからない称号を持つ「池」だ。
雪山に登る根性の(装備も)無い私は、山に登れない冬場になったら、この「日本一」の湖山池の周りを一周してみようとかねてから思っていた。けれども、山陰の冬は天気が悪い、週末に雨が降ったり雪が降ったりしていてなかなか歩くチャンスがなかった。
2月も終わりになったこの日、晴/曇の天気予報だったので、待望の湖山池一周ウオーキングを敢行することにした。事前の調査によると、湖山池一周は距離16kmのコースだそうだ。山に登るときは一日10km程度が私のペースなので、平地歩きなら16kmでもさほど苦にはならないだろう。と、高をくくってのんびりと準備をしていたら出発が10:30を過ぎてしまっていた。まあ、それでも午後3時か4時頃までには一周して帰って来られるだろうと歩き始めた。
雨は降らなかったものの、結局一日中日が差すことはなく、池の周りは風が吹きすさぶため、予想より寒かった。ウエアはソフトシェルで大丈夫だと思っていたが、その上にウインドブレーカーを重ねないと風の寒さにに耐えられなかった。
今回のコース中の行動や見どころは写真ページの写真とコメントを見てください。
それ以外の感想を以下に記します。
今回のハイキングの目的の一つは、12月初旬以降山歩きをしていないために鈍った身体を少しリハビリしてやるということだった。久しぶりにまとまった距離を歩いて足の裏と下肢の筋肉が少し痛くなった。意外と膝は大丈夫だった。歩いた距離はGPSログによると19.2kmだった。青島とかつづらお城跡が余分な行程だったのだろう。まあ、それでも午後4時までには帰って来られた。
もう一つの目的は、先日買ったアウトドア用の防水デジタルカメラ FujiFilm FinePix XP70を使ってみることだった。しばらく前から山歩き用に防水のカメラが欲しいなあと思いつつ、値段の高さに躊躇していた。そんな中、ふと立ち寄った市内のHardOffでショーケースの中に見つけた防水カメラは\6,500の値札が付いていた。思わず店員に「これ見せてもらっていいですか?」と声を掛け、正常な動作と、ピカピカの外観に惚れて「これ下さい」と買ってしまった。それが1月31日。その日、バッテリーを充電したが、その後雪の写真を少し撮ったりして一月ほど経っていた。朝、カメラの電源を入れてみるとバッテリーマークが1つ欠けた状態だったが、そのまま持ってきてしまった。結局湖山池半周でバッテリー切れになってしまった。やはり使う前にはフル充電しておかなければ。で、このカメラだが、写りは悪くない。操作性も悪くない。手袋をしたままでも撮影できるし、レスポンスも悪くない。私の山道具の一つとして使っていけそうだ。
更にもう一つ、最近山用にと買ったポケッタブルラジオ、SONY ICF-T46のフィールドテストもおこなった。山岳部の山装備リストには大抵ラジオが記されているのだが、小型のラジオは持っていなかったので先日ネット通販で購入したものだ。当初近所の家電量販店やスーパーで\1,000そこらのラジオを買ってしまおうと思っていたのだが、稼働時間が短かったり厚みが意外と厚かったり、目的の品が店頭になかったりで買い逃していた。ネット通販のついでに、「機能的にはこれが一番だけれど値段的にちょっと…」と躊躇していたコイツを思わずポチッってしまっていた。買ってしまえばもう後悔はない。予想通りの品で、十分に目的を果たしてくれる。唯一気になるのは、イヤホンがインイヤータイプで、普段カナルタイプのイヤホンを使っている私にとってはややフィット感が不足している印象だ。電池は十分に持ちそうだ。雪の日に2日ほど歩いて通勤(片道30分余り)した時に使い、今回もずっとつけっぱなしであったが、買った時の電池のまま使えている。下手すると私の使い方なら半年ぐらいは電池交換不要かもしれない。どこまで使えるか、使い続けてみよう。感度も問題なさそうだ。電波の弱い地元のコミュニティFMは市の中心から離れるにつれてノイズが乗るようになったが、NHKやFM山陰は常に感度良好だった。AMは聞いていないがFMでこの調子ならきっと大丈夫だろう。
いつもは昼食を途中で作って食べるのも楽しみの一つなのだが、今回はほぼ一般道のコースで、道の脇でバーナーに火を点けてラーメン作ってる姿というのも何か恥ずかしい気がしたので、コンビニで買った草餅を途中で食べ、歩き終わってから夕食の買い物に寄ったイオンのベーカリーで買ったパンを夕方にかじってそれが昼食だった。ま、それでひもじい思いをしたわけでもなかったので、良しとしよう。
湖山池の周囲の道は車で何度も通ったことはあったが、ぐるりと一周したのは今回が初めてだった。それも歩いて一周したことで湖山池の本当の姿を垣間見えることができたように感じる。そこには、鳥や魚や様々な植物があり、そこで生活する人があり、歴史がある。更に、それを伝える掲示板や公園を整備する人、それを利用する人(私もその一人)がいる。山にもそこに関わる多くの人の営みを感じることができるが、湖山池はさらに多くの人々の関わりを感じることのできる場所だった。自分の足で歩き、自分の目でそこにある様々なものを見て知るというのはいいことだとあらためて感じることができた。
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