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Yamareco

記録ID: 138958
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

雄姿なる浅間山と外輪山縦走

2011年09月24日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
GPS
08:19
距離
14.7km
登り
1,323m
下り
1,313m

コースタイム

6:01登山口-(表コース)-7:03シェルター-7:19トーミの頭-8:00浅間山荘ルートとの合流地点-8:05火山館8:20-8:38Jバンド分岐-9:28ハザードポイント-9:30シェルター-9:47前掛山頂10:00-11:16Jバンド稜線-11:45仙人岳-12:02蛇骨岳-12:27黒斑山-12:40トーミの頭12:49-(中コース)-13:27登山口
天候 晴れ後ガス
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高峰高原ビジターセンター(左側)に無料駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はありません。
火山の情報は注意。
高峰高原ホテルの駐車場からの眺め。
高峰高原ホテルの駐車場からの眺め。
浅間山は活火山。
浅間山は活火山。
なだらかな登山道をゆっくり登る。
なだらかな登山道をゆっくり登る。
御嶽山が見える。
御嶽山が見える。
歩きにくそうに見えますが、全然そうでもないのです。
歩きにくそうに見えますが、全然そうでもないのです。
左から 剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳。
左から 剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳。
槍ヶ岳も見えます♪
槍ヶ岳も見えます♪
八ヶ岳も。
百名山の四阿山(あずまやさん)は雲に覆われています。
百名山の四阿山(あずまやさん)は雲に覆われています。
白馬岳も。。。
トーミの頭からの眺め。
トーミの頭からの眺め。
すごい存在感。
青い空ありがとう。
青い空ありがとう。
Jバンドとの分岐。
Jバンドとの分岐。
浅間山へまっしぐら。
浅間山へまっしぐら。
かっこいい〜。
トーミの頭、草すべりを振返る。
トーミの頭、草すべりを振返る。
四阿山は雲から解放されていました。
四阿山は雲から解放されていました。
Jバンド。
前掛山山頂が見えてきました。
前掛山山頂が見えてきました。
ここが浅間山山頂と前掛山山頂との分岐。
ここが浅間山山頂と前掛山山頂との分岐。
火口から何か白い煙のようなものが上がっています。
火口から何か白い煙のようなものが上がっています。
八ヶ岳。
そしてその後ろに北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
八ヶ岳。
そしてその後ろに北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
御嶽山方面。
穂高連峰、槍ヶ岳方面。
穂高連峰、槍ヶ岳方面。
剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳方面。
深い森の金魚-浅間山76
剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳方面。
深い森の金魚-浅間山76
目の前にはJバンド。
目の前にはJバンド。
Jバンドへの道。
四阿山の麓に田代湖が見える。
四阿山の麓に田代湖が見える。
やっぱり元気ないです、旦那さま。
やっぱり元気ないです、旦那さま。
失くしたものの大きさに黄昏れる男が1人。。。w
2
失くしたものの大きさに黄昏れる男が1人。。。w
黒斑山に雲がかかってきた。。。
黒斑山に雲がかかってきた。。。
どうしてもしょんぼりと歩いているようにしか見えない。。。
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どうしてもしょんぼりと歩いているようにしか見えない。。。
歩いてきた道を振返る。
歩いてきた道を振返る。
山肌が白いところは白ゾレというらしい。その右が仙人岳。
山肌が白いところは白ゾレというらしい。その右が仙人岳。
樹林帯に入る。
ガスに包まれてきていた。
ガスに包まれてきていた。
黒斑山をさっさと後にしてトーミの頭へと急ぐ。
黒斑山をさっさと後にしてトーミの頭へと急ぐ。
帰りは中コースで。
帰りは中コースで。
とても綺麗なビジターセンター。
とても綺麗なビジターセンター。
私は天空シチューセット。
私は天空シチューセット。
旦那さまはハンバーグのセット。
旦那さまはハンバーグのセット。
ビジターセンターから出ると、入口に泥落としが。。。
入るときは見落としてました。
センター内はとても綺麗なので
これでしっかり泥を落としてから中に入りましょう。
ビジターセンターから出ると、入口に泥落としが。。。
入るときは見落としてました。
センター内はとても綺麗なので
これでしっかり泥を落としてから中に入りましょう。

感想

夜明け。
ここは車坂峠にある高峰高原ホテルの駐車場。
家を出たのは1時半ぐらい。
着いたのは4時半過ぎてたかな。
少し仮眠していたら夜が明けて目の前に雲海が広がってた。
そして遠くに富士山も。
もう今日はこれだけでも来てよかったと思えた瞬間。

ホテルの宿泊者たちも浴衣のまま出て来て
夜明けの富士を撮影している。
それを横目に山に登る準備を着々とする私たち。
トイレはホテル裏にある水洗トイレを利用。

本当はホテルの先にビジターセンターの大きな駐車場があるのですが、
私たちは暗くて気づきませんでした。(汗)ゴメンナサイ
ホテルの駐車場よりビジターセンター左にある駐車場に止めた方がいいと思われます。

6時過ぎに出発。
残念ながら浅間山は山頂までは登ってはいけない山で、
手前の前掛山を山頂の代わりとされています。
登りは景色の良い表コースを選択。
朝から富士山が見れたのでテンションも高め↑。
なだらかな登山道をゆっくり登る。
振返ると高峰山の向こうにかっこいい山並が見える。
剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳などなど。
テンション上げ上げ↑。

表コースはほとんど樹林帯に入ることがないので解放感があるし、
遠くの山々の景色を楽しみながら登ることができます。
朝からもう素敵な景色でお腹いっぱい。
足取りもものすごく軽い。

そうそう、この日の朝はとても寒かったのです。
なので防寒に私は上だけレインウェアを着て歩きました。旦那さまは上下。
(半袖T+パーカー+レインウェア)

1時間ほどしてシェルター前通過。
シェルターを過ぎた辺りから暑くなってきたのでレインウェアを脱ぐ。
トーミの頭に登ると雄大な浅間山と外輪山のかっこいい山並みが見える。
浅間山はすごい存在感。

ここからは黒斑山との分岐になる。
浅間山を目指す私たちはここから一旦下まで下りなくていけない。
結構急斜面なのでゆっくり下ります。
草すべりと言っても実際滑って下りるわけじゃない。。。
雪が降ったら滑れるかなぁ。。。でもちょっと怖そう。
下まで結構距離あります。

30分ほどかかってようやく下まで下り着く。
少し歩くと浅間山荘ルートとの合流地点。
珍しくトイレに行きたくなったので少し寄り道して火山館へ。
ここから先トイレは下山するまで無いし、今日は長時間歩くので行っておく方が吉。
トーミの頭を見ながら歩く。
5分ほどで火山館。
トイレも水洗でとても綺麗でした。
ここではバッジを販売していましたが、標高など書いていないものなのでスルー。
浅間山荘ルートから登ってくる人がたくさんいました。

トイレを済ませて先ほどの合流地点まで戻ります。
一路、浅間山もとい前掛山へ。

Jバンドとの分岐。
なんでJバンドって言うんだろう〜w

Jバンドは後回し。帰りに寄ります。
浅間山へまっしぐら。
単調な道でちょっと疲れてきましたが、
浅間山山頂と前掛山山頂との分岐。
浅間山山頂には人体に有毒な火山ガスが噴出しているため、ここから先は危険です。
スタートから3時間47分で前掛山山頂。
今日は景色を楽しみながらだったので結構ゆっくりモード。
浅間山の火口から何か白い煙のようなものが上がっています。

富士、八ヶ岳、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
御嶽山、穂高連峰、槍ヶ岳、剣岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳などなど。
これらの景色を見ながらおにぎりを食べる。超幸せ〜♪

でも冷たいおにぎりで、身体が冷えてくる。。。
やっぱり夏とは違うなぁ。。。
レインウェアを再び着て山頂でしばし過ごします。

3連休中日。
お天気にも恵まれて、来て本当に良かった♪
前掛山山頂で満ち足りた休憩15分を過ごし、外輪山へ向けて下ります。

こないだ購入したWストックを下る間だけ試してみる。
使うならこんな風になだらかな下りに使いたいかな、私としては。

本来ならJバンド分岐まで大きく戻らなくてはならないのですが、
私たちはショートカットしました。(良い子は真似しちゃいけません。)


Jバンドの岩壁が目の前に広がる。
テンション上がってくる♪
Jバンドに取りかかる前にストックを片付けたり、レインウェアを脱いで片づける。

そう。。。このとき大変なことに気づいた旦那さま。


無い。


レインウェアの下がどこを探しても無いのです。
旦那さまはトーミの頭手前でレインウェア上下を脱ぎ、
ザックと背中の間にあるネットに挟んでそのまま歩き続けました。
挟んであるはずの下がない。。。
どこかで落としたようです。というか落としたのです。



レインウェア、、、高かったよなぁ。。。(涙)



どこで落としたかもわからないし、探しに行くなんてとてもできないし。。。
落ちる可能性があるところに挟んでしまった自分をそれはそれは悔いているようでした。
それでも気持ちを切り替えて登るしかないのです。
がんばれ、旦那さま。
相当気分が落ち込んでいるのでしょう。
かなりペースが落ちてます。
青い空に励まされながらJバンドの稜線に出る。
ここからは楽しい稜線歩き。
楽しいはずなのですが。。。
やっぱり元気ないです、旦那さま。
でもあんまりゆっくりも歩いてられない。
雲が黒斑山を覆ってきました。

外輪山の稜線もカッコイイのだけど、浅間山には敵わない。その圧倒的な存在感。
まずは仙人岳(2,319.8m)のピーク。
そして蛇骨岳(標高2,366m)。
通りすがりのご夫婦の写真を撮ってあげたので、こちらもお願いしました。

ここで先ほどの写真で蛇骨岳のピークに立ってる人に
「一周しているんですか?」 とか、「何時ぐらいにトーミの頭でしたか?」とかいろいろ訊かれた。
今度自分も一周してみたいらしい。

蛇骨岳を過ぎると樹林帯に入る。
そして後ろがガスで真っ白な黒斑山(標高2,404m)のピーク。
黒斑山をさっさと後にしてトーミの頭へと急ぐ。
トーミの頭は人気のポイントなのか、いつ見ても人がいるような気がする。
お腹が空いたのでトーミの頭でおにぎりを1つ食べる。
残り1時間もかからないけれど、空腹過ぎてきっともたない。

そして下山。帰ります。
帰りは中コースで。
中コースは樹林帯の中を歩くので、景色は望めません。
帰りも解放感を味わい方はちょっと時間かかりますけど、表コースをどうぞ。
私たちは45分のところを34分ぐらいで戻ってきました。

ビジターセンターでバッジを購入。
中には素敵なカフェレストラン(ビジターズカフェ)もあって、メニューを見ていると食べたくなってきたのでいただくことに。。。
私は天空シチューセット。
旦那さまはハンバーグのセット。

とっても美味しかったです♪
デザートにここ嬬恋村の特産であるキャベツのソフトクリームをば。。。
何かの味に似ている。。。
和風な感じです。

充実した山行だったし、美味しいものも食べれたし大満足♪
(落し物さえなければ。。。)

■総距離   約14.6km 
■所要時間  約8時間20分

体力度  ★★★☆☆
危険度  ★☆☆☆☆
整備度  ★★☆☆☆
眺望度  ★★★★★
山スカ度 ★★★★★ 
虫集り度 ☆☆☆☆☆ 

※上記は、2011年9月24日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。


浅間山はその独特の容姿で人を惹きつける魅力があるなぁと以前から思っていましたが、
実際に登って間近で見るとその存在感に圧倒されます。
登る前よりも数倍浅間山のこと気に入ってしまいました。
いつか本当の頂に立つことができる日が来るのだろうか?とも思いますが、
活火山のまま、人を容易く寄せ付けないままの浅間山でもあって欲しいと思ってしまいます。
この日はお天気にも恵まれて、アルプスや八ヶ岳、富士、御嶽山などなど
とても贅沢な山並みを穴が開くほど眺めることができました。
今回の山行で浅間山は私の中でもお気に入りの山の上位に入ることに。
その魅力が少しでも伝わればいいなぁ〜と思い、いつもよりも画像が多い記事になってしまいました。















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