野伏ヶ岳 岐阜県石徹白
- GPS
- 06:16
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
天候 | はれ 待ちに待った晴れでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日はすっかり春めいた陽気で、石徹白までのアクセス道路にも雪は無し。 |
その他周辺情報 | ウイングヒルズスキー場の食堂や併設の「満天の湯」など有り |
写真
感想
今シーズン、何回スキー板を履いたのかは記憶が無いけど、一つはっきりと覚えているのは、必ず天気に恵まれていなかった事。
しかし今日は違う!昨日からの天気予報でずっと晴れだって言ってた。
東海の南に低気圧が有るのが気になってたが、そんなの関係なしで晴れました、ほんっとに嬉しい!!
仕事の都合で早く帰宅して、翌日に備えて早めに就寝しなければ成らないので、遠出は出来ない。
自宅から一番近い雪山は「野伏ヶ岳」でした、わが家から85km程の距離でそれほど近くも無いんですが、白川郷は130km、福井の大野(荒島岳や銀杏峰)も130km、乗鞍山域の大崩山や猫岳も130kmと絵に描いたように同じ程の距離。選択肢は一番近い石徹白の野伏ヶ岳しか有りませんでした。
午前2時40分起床で55分出発、途中の吉野家で朝ごはん食べて、コンビニで昼のパン買ったりお湯の補給を済ませて、登山口に5時ちょっとに到着。
オール下道で、85kmを2時間ちょっとなら十分だ。田舎の平日夜明け前は車が少なくて助かる。
とは言え、登山口への到着が少々早すぎた。外はまだ真っ暗だ。
このところずっと明るくなってからしか出発してなかったのも有って、ビビリが入って怖い。
そんな自分に鞭打って、ヘッデン灯して歩きだした。
5週間前と比べるとすごい雪の量だ。道端の雪の壁は私の背の高さをはるかに上回ってる。2m50cmは有るんじゃないだろうか?
野伏ヶ岳は何回も訪れている山だけど、毎回「ダイレクト尾根」と呼ばれる南東の尾根を利用して山頂を目指していたが、今回は北東の尾根を詰めてみようと考えた。
北向き斜面の方が少しでも雪が緩むのが遅いような気がするので、滑走の時に少しでも楽が出来るかなと考えた。
つい先日までの厳寒の冬から、この数日で春の気配が感じられる様になり、この奥美濃でもこの数日はまとまった積雪が無かったようだ。
新たな降雪が無ければ、雪は自重で沈み込み、太陽で溶かされを繰り返しながら締まっていくが、その過程でモナカ雪になったり、腐れ雪になり滑走にてこずる事に成る。
という訳で、先日まで使っていたスーパーファットの板はお留守番で家に居てもらい、今日はセンター100mmのアトミックに出番をお願いしました。
スタート後の林道は、カチコチに固まった所とフカフカの柔らかい雪が交互に現れ、下山時の滑走が思いやられます。
ショートカットの杉林の中は、柔らかくてスキー板が10cm位沈む重い雪、ターンがしにくい厄介者です。
和田山牧場跡地は、スキー板が乗ると表面の層がバリっと割れるモナカ。しかしここは下山時もシールを貼って歩く所なのでそれでもお構いなし。
いよいよ野伏ヶ岳の北東尾根へ取り付くが、日の当たりにくい斜面だけに雪は柔らかく、滑走しやすい良雪でした。
しかし、北風にたたかれた場所はシュカブラが育ち、それがかなりの硬さを持っていたので要注意でした。
こんなに晴れたのは初めてという頂上では、小さな雪庇の陰に隠れるだけで北西の冷たい風が防げ、南からの強い日差しを受ければもう寒さ知らず。Tシャツ一枚でもOKって感じるくらいでした。そんな暖かさの中、昼ごはんにコンビニで買ったパンを食べ、サーモスのお湯を飲んでいっぷく。
滑走は、登りで確かめた斜面を降りましたが、ストップスノーが至る所に隠れていて、何度もつんのめりそうに成ってしまいました。
午前中には下山でき、帰宅も早くできました、これからしばらくこんな山行が増えるかもしれないので、憂鬱です。
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