大誤算のラッセル…鳳凰三山まさかの敗退


- GPS
- 10:19
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温は0度前後 風はほぼナシ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝6時30分頃で8、9台。 林道はドライだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート直後から登山道は着雪。 危険箇所は特になく、終始ノーアイゼン。 2/28-3/1にかけてかなり雪が降ったようで、この日の入山者で踏み跡を付けた感じだった。 南側斜面は脛〜腰程度で済んだけど、辻山の北斜面は腰〜胸のラッセル…。ツボ足では全く進めませんでした…。 |
その他周辺情報 | 夜叉神登山口駐車場の店舗の営業はナシ。 トイレは使用可。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:グレゴリー:バルトロ65
チェストバッグ:パーゴワークス スイングL
ポーチ:グレゴリー クイックポケットS
シューズ:スカルパ モンブランGTX
ハードシェル:ホグロフス ロック スピリット ジャケット
アンダーウェア:ファイントラック スキンメッシュT
ベースレイヤー:アイベックス ウーリーズ150クルー
ミドルレイヤー:パタゴニア キャプリーン サーマルウェイト
パンツ:ノースフェイス バーブパンツ
タイツ:モンベル ジオラインMW
グローブ:モンベル ウインドストッパートレッキンググローブ
ウィンターグローブ:ブラックダイヤモンド:ソロイスト ロブスター
帽子:ブラックダイヤモンド ビーニー
サングラス
バラクラバ:ファイントラック メリノスピン
靴下:ファイントラック スキンメッシュ
靴下:スマートウール マウンテニアリング
靴下:ユニクロ フリース靴下
インサレーション:モンベル アルパイン ダウン パーカ
インサレーション:マウンテンイクイップメント パウダーパンツ
テントシューズ:モンベル ベーシックダウンフットウォーマー
ゲイター:アウトドアリサーチ クロコゲイター
アイゼン:ペツル バサック
チェーンスパイク
ピッケル:ブラックダイヤモンド レイブン ウルトラ
ストック:ブラックダイヤモンド トレイル
テント:ファイントラック カミナドーム1
シュラフ:ナンガ オーロラ600DX
スリーピングマット:クライミット イナーシャ オゾン&サーマレスト Zライト
グラウンドシート:MPI オールウェザーブランケット
ストーブ:SOTO ウインドマスターSOD-310
コッヘル:エバニュー Tiマグポット500
テルモス
ラジオ
ライター
地図
コンパス
笛
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
タオル
ナイフ
ポリ袋
ジップロック
プラティパス2l
カメラ
日焼け止め
リップクリーム
時計 スント トラバースアルファ
|
---|---|
備考 | <ドリンク> 水2l スポドリ500ml <行動食> 柿ピー、フルグラ、麦チョコミックス ブラックサンダーボルト <食料> クルミパン、アルファ米、チルドカレー、サラダチキン、スパゲティ、キムチ、コンポタ粉末、ポテチ、ワイン、ビール |
感想
11月末以来日帰りの山行しかしていなかったので、ここらで一つ軽く1泊の山行をしようということで、鳳凰三山をセレクト。
当初の予定では、1日目に夜叉神から薬師小屋まで進み、2日目に薬師、観音、地蔵の三座を踏んで夜叉神に戻るとの計画。
水曜から木曜にかけて雪が降ったであろうことは当然知っていましたが、今年は全般的にどこも積雪少ないし、地理的にも積雪量が多い山ではないし、先週のヤマレコの記録では「全然雪ない」ってなっていたし、まあ、最悪ラッセルになっても膝下で済むレベルだろうと高を括り、わかん・スノーシューはクルマに置いて出発。
思ったより雪深いと思いつつも、トレースはあったので特に心配もせず突き進みました。
先行者をパスしながら火事場跡の手前まで行ったところで、先頭でルートを作ってくださっていた方が下りてきて、その先にトレースがないことを知らされ「マジか」となりました。
まあ、ツボ足でなかなか大変でしたが、仕方ないのでラッセル。
積雪は、基本は膝下で済むレベルで、深くても腰までで、また、前日の晴天で多少は締まっていたので、接地面積を増やすべく「はいはい」などを駆使しつつ進んでいきました。
それでもペースはガクンと落ち、1時間で400,500m程度しか進まずにウンザリしていたところで、後方から男女のペアがお声がけくださり三人体制のラッセルに。
こうなると早いもので、そこから1時間もかからず苺平まで到着しました。
これで当初の予定どおり薬師小屋までは無理でも南御室小屋までは行けると安堵し、すぐに下り斜面に挑んで行きましたが、そこは1m以上沈む想定外の積雪量…。雪はほとんど締まっておらず、踏み固まったと思っても沈むわ沈むわ…。
追いついた後続の方がトップで悪戦苦闘するなか、GPSを確認すると、若干夏道とズレている感じがしたので、夏道が見つかれば少なくとも灌木由来の踏み抜きは避けられるではないかと思い、夏道を探そうとしましたが、それもままならず数メートル進むのもやっとという状況。
さすがに万策尽きた感じで、頑張っても南御室に着くのは日が暮れるだろうと敗退を決意しました。
スノーシューを携行していた方は、進んでいきました。
そのほか出会った登山者は誰一人わかん・スノーシューを持たずw
まあ、それが普通ですよねw
人数はかなり多かったので、ツボ足でも、ザック下して気合入れてラッセルすれば行けたかもしれません。もしかしたら後続の方々で突き進んだ猛者はいるのかな?
敗退を決めたのは2時15分。どこかで幕営しようか迷いましたが、下山して翌日違う山に登った方が良いという結論に達し、下山しました。
結果的にはテン泊装備一式背負った歩荷ラッセルトレーニングとなりました。
久々のテン泊装備で10時間超の山行は、ほとほと疲れ果てました…。
ただ、心に刻まれる山行になったのは確かです。
この日は韮崎の道の駅で仮眠を取り、翌日は天女山からの権現岳に挑みました。
翌日の権現岳→
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1394818.html
hankypankyさん、はじめまして^ ^
satoshi80と言います。
自分は金曜日から入っていましたが、金曜日は爆風で進めず、翌日は雪の多さで、撤退しました(-。-;
上の方はさらにすごい雪ですね💧あの雪で苺平まで行けるのはすごいです❗️
satoshi80様
コメントありがとうございます。
2名のパーティとすれ違ったのを覚えています!
ザックにわかんが付いているのが見えたので、すれ違ったときは、南御室からの下山と思っていました…(^^;)
金曜は大変な強風だったようで、お疲れさまでした。
苺平まで行けたのは、satoshi80さんをはじめとする皆さんのトレースあってこそです。先行ありがとうございました!
自分がラッセルしたのは傾斜が緩いあたりだったので、まだ良かったです。
南御室にあそこまで肉薄すると、さすがに悔しいですが、これはこれで楽しい山行でした。
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