上高地→横尾→涸沢ヒュッテ
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- GPS
- 07:19
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 885m
- 下り
- 93m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋から高巻く部分があって、1箇所落石注意のガレ沢を渡る以外は、特に危険箇所はありません。 明神、徳沢、横尾には小屋があり、涸沢もヒュッテと涸沢小屋を選べます。個人的には涸沢ヒュッテオススメ。 涸沢のテント場は沢場です。山風で高く舞い上がる場面を見ました 写真や動画、関連情報は http://kamigata.net/photo/20111001/ |
写真
感想
月曜日までコミュイベントで涸沢・奥穂へ行ってきました。
9/30の夜に京都駅前に集合して、車に分乗して途中荘川IC近くで仮眠。
翌日平湯温泉のあかんだな駐車場に着き、ここでバスに乗り換え。
30分くらいなのに往復で2000円取られるのはかなり痛いな…(汗)。
平湯峠をトンネルを抜け、中の湯から釜トンネルへ。長くうねっていて、出るところがないので、自然に優しそう。
梓川が見え、上高地バスターミナルに到着。
登山靴に履き替え、木の建物の前を出発。
横尾までは緩いアップダウンが意外にある林の中の長い道。
途中、河童橋や明神橋といった吊橋を見ながら、歩いていく。
始めて来た上高地。
緑と水がいっぱいで、山に囲まれた穏やかな場所。
もっとゆったりこの気分を味わって、写真も撮ってと思っていたら、前から取り残されてしまって、かなり寂しい。
この時点で見るものが既に神秘的。
写真や映像で見たまんまの景色。
天気予報も雨だったのに、青空に恵まれ景色を見るのが楽しい。
野沢菜炒飯、カレーのある徳沢を過ぎ、3時間ほどで横尾へ到着。
ここからは谷沿いの上りになる。
境になる横尾橋で記念撮影。
谷がすこしずつ深くなり、岩がゴロゴロして足場も悪い。
沢より少し高い所を歩く狭い道で、行き交う人が多いので、結構疲れる。
本谷橋に差し掛かり右側から左側に移る。
水深が深くないので、ここは渡渉が楽しい。
ちょうどウロコ雲が!
その後は、沢から高巻くように離れ、だんだん崖っぽくなってきて、1カ所だけ石がゴロゴロした涸れ谷を渡った。
ロープ場を過ぎ、ゴロゴロ石の道を進むと、右側に沢が寄ってきた。
天候が曇ってきて、気温も下がってきて1枚多めに羽織る。
先には、穂高の尾根の面々が姿を表す。
どんどん傾斜がきつくなる。あと少しのはずだが、本谷橋からの高低差を感じる。
涸沢ヒュッテも涸沢小屋もまだ見えない。これが精神的に響く。
やがて、植物が両側に生えてくるようになり、涸沢小屋への分岐を分ける。
石畳の道を上がっていくと、視界に隠れていた木の建物が。
そしてディーゼル発電機の音。
普通、山小屋の場合、音から聞こえてくるものだが、疲れで耳がダンボになっていた。
ここが涸沢ヒュッテだった。
午後4時半。着いた〜!!
ログハウス風の建物。
岩渓の上に広い展望ガーデン付きの売店があって、おでんが売られていた。
ガーデンの先には表銀座の蝶ヶ岳と常念岳。
時々、さっき通ってきた沢からモワッと蒸気のような雲が、屏風のコルに舞い上がる。
あらゆる天然色のフライシートがテン場に指定されている岩渓の上一杯に広がっていた。
そこに強風が。他の集団のテントが一気に風船のように空に舞い上がり、岩渓の下まで落ちていって、慌てて下まで降りていく集団の人たち。
刻々と変わる山の気候の怖さを感じさせた。
後ろ側を見ると、ザイテングラートと穂高の山々。
明日はここに登るのだ。
ザイテングラートと聞くだけで、何かゴツゴツ、尖ったような感じがする。
今年は、死亡事故も起きている。
気を付けなければ。
自分はヒュッテの予約を済ませる。
幸いなことにこの日は1人1枚確保されていた。
すぐに夕食。
食事をするところは、数段降りるようになっており、高級レストランみたいな雰囲気だった。
この日はサバとシーチキン。菜っ葉類は定番。
ごはん、味噌汁、お茶の3点セットはもちろんおかわり、明日に備える。
この日は、9時に眠りについた。
日が変わる頃、目が覚めて、別館の入口に置いてあったバーナーと鍋でお湯を沸かす。
実はバーナーに点火するのは生まれて初めてだ。やってみると結構簡単で安全だね。
お湯が沸いたら、職場近くのアウトドアショップで買った、コールマンの魔法瓶に入れる。
頂上まで温かさが持つといいな。
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