桑首谷ルート【大倉山】剱岳の展望台へ
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:23
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 9:25
天候 | 快晴その後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桑首谷林道の入り口前に駐車 林道の融雪期待したいが、まだまだ! |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道を登山口へ歩くが急斜面から雪崩や崩れが多発 目の目でも雪崩を見掛けた。常に上方に目を向けるべし |
写真
装備
個人装備 |
★Climbing Notification
【Climbing Zach】
MI/Backpack-for-tent
【Climbing shoes】
RS/Thermal insulation-Climbing shoes
【Socks】OR/midwinterGaiter
登山用靴下
【 Trekking pants】
Thick-climbing pants
【Wear】 FT/半袖Dry layer
長袖WOOL-Undershirt
MA/Windproof-JACKET
BAG/M-JACKET
【Glove】
Wool-inner-G
MO/WoolThick-G
MO/Over-G
BD/For midwinter-G
MO/Fleece-G
テムレスG
【CLOTHES】
MO/ジオラインBalaclava
MO/レインウエア
毛帽子
【TOOL】
Emergency supplies(candle&flint etc)
Zelt
マルチツールPD
Medical supplies
BD/ヘッドライト(2名分)
GA/GPS550
OM-D
山ラジオ
BD/ストック
行動食類
昼食
コンパス
行程/国土地理院地形図(磁気偏角)
腕時計
スマホ携帯電話(予備Bat)
C4FM-transceiver(2波)
Polarization-glasses
【FIREARMS】
SP/NAGI
Emergency kit(flint/mirror/candle/Flute/matches/etc)
火器防風
【WINTER-TOOL】
LL/Aluminum shovel
thermos bottle(900ml/400ml)
A/ワカン
KJ/Crampons
|
---|
感想
今日は、ほぼ一年ぶりの大倉山。
登山道の様子や融雪具合も確認したいので楽しみ。この山からの景色はとても気に入ってます。以前はこの時期に過酷なラッセル強いられた経験もあり、しかし最近雨降った影響で凍結してるのではないか?と楽観視な
憶測も。そもそも雪がもう少ないんじゃ??などなど。
つまりは……予想がつかないので、どんな対応できる様に装備を担いだ。お陰でザックは重めになった。
ピッケルの装備可否については当日まで悩んだが、そこまで凍結しない
のではないかと考えて持って行かなかった。が、、、甘い。
さて当日。
馬場島線からの登山口からの林道は雪たっぷり。朝方カチカチ。
ツボ足では沈む。ワカンでは殆ど沈まず問題なく歩けた。
しかし斜面からの雪崩跡などがアップダウンの障害となり時間が掛かる。
これからも斜面からの雪崩や落石が多数あり結構危険です。
登山口から10m登るだけ、、これが一番難しい。
雪壁は崩壊気味で崩れ、ロープは雪の下。登るだけでも時間要した。
直後の急登は朝方はカチカチでワカンでは登れず、少々平らな場所で
クランポンへ換装して、その後の急登や登山道を上り詰めた。
急傾斜では雪面がひび割れも起こして、後々下りでは厄介。
高地の木々には霧氷が散りばめていてとても綺麗でした。
クランポン無かったら登れなかったでしょう。それくらい凍結。
ツボ足では歯が立たなかった。
そして太陽が高くなるにつれて融雪気味に。
登山道はカチカチからザラザラ状態へ。
そして山頂は期待通りの眺望でした。
左手には僧ヶ岳と駒ヶ岳、正面には剱岳とアルプス、右手には鍬崎山。
背後は街並みが。
時間を忘れるくらいに素晴らしかった。
昼食は暖かい煮込みラーメン。あっというまに100分も居てしまった・・
下山はチョット難儀。
太陽の御蔭で融雪は進み、アイゼンではズボズボ沈む。
しかし急斜面なのでワカンでは止まらない。
そしてアクシデント・・・ツレの足がハマった際に
魔法瓶が右斜面へ落下! 急斜面50mは落ちて行ってしまった・・
コロコロ落ちてく〜〜〜〜とまれ〜〜〜〜・・・止まったみたい。
仕方なしにクランポン効かせて回収へ。下りるのも危険だが。
真上から見えると近いが下りると・・遠いですね。。
この回収が一番疲れたかも・・・何か対策せねば・・
下山再開___
グズグズ急斜面の雪面をホントに注意しながら(時間かけて)下る。
1000mからの下り道は地獄。滑るだけなら簡単ですが、、、
最後の登山口付近はまさに危険・・木々やロープ持ちながら
なんとか落ちずに下りれた。。。一安心です。
ここからワカンに換装して林道を下って下山完了でした__
しかし登りはピッケルが要る位にカチカチで
朝方は登りやすい登山道でしたが、帰りは真逆。
滑落したらなかなか止まらない?ちょっと難しい時期です。
気温低い時期はいいですが、斜面の雪割れも進んでます。
山頂は眺望最高でしたので来た甲斐ありました。
また1ヶ月程し落ち着いたら行こうかと。
明日は筋肉痛かもしれません(笑)
久々に疲労感でました。
その後・・(3/8)太もも外側が筋肉痛でした(^_^.)〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
kosiaburaさん、こんにちは
昨年、この山でお逢いしたときのラッセル地獄、思い出しました。
というより、山友さんと話するときの語りぐさになってます。
途中で3回くらい心折れそうになったって・・
あのときは、山頂まで引っ張っていってくれてありがとうございました。
わたしの山行計画の覚え書きの覧に、
そのときに書いた「北陸のマイナー雪山恐るべし」っていう自戒が残されてます。
モフモフのラッセル地獄もやっかいですが、
ガチガチに固まった急斜面や反対にグズグズすぎるのもやっかいですね。
林道も怖い怖い
でも、この時期にして最高に美しい樹氷とカッコイイ剱岳見られるとあっては
たまりませんねぇ
tom32さん、おはようございます。
私らも”tom32さんとのあの地獄山行”を思い出してましたよ。
御蔭で今回もチョット二の足でした。でも振り切るためにTRY!
しかし朝方は凍結していたにも関わらず、昼にはザラザラとは・・閉口です。
朝登ったら昼は下れない・・・まさに低山雪山TRAPでしたよ。
早朝登って昼前に速攻に下るのが正解かと。
ちなみにアクシデントの続きで、、
取りに行った魔法瓶は実は登り返しで再度落としてしまい、二度下ってます。
おまけに私も10数メートルの滑落・・・
怪我はないですがヤバかった
あまり無理はしちゃダメだな〜と思った次第でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する