名峰・初雪山
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,559m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
下部植林帯は日当たりの良い斜面で雪切れあり、しばらくで雪は豊富になる。 稜線に上がるとかなり雪は多い。 大地山から初雪山までの稜線は雪庇や亀裂が多くて要注意。 初雪山からの滑走はうまくポコを巻いて大地山手前鞍部まで一気に |
写真
感想
今日は昼から仕事があるので午前中に下山できてハードで素晴らしい景色が楽しめる初雪山を目指した。甲府の名人と深夜1時半スタートと約束していた。深夜23時に自宅を出て朝日町に向かう。朝日ICで降りて小川温泉方面に向かうと雪は徐々に増えていった。朝日小川ダムに着くと既に名人号は到着していた。雪は30cm程と例年並みにそこそこあった。
1.20分いざスタート、名人は159cmポン、僕は166cmファットを選択。少し林道を歩いていよいよ植林斜面に取り付くが日当たりの良い斜面は雪が切れていて焦った。おまけに雪はカチカチでスリッピーだ。高度が上がると風も出てきた、今日は寒い日だ。斜面はカチカチで滑落すると止まらないので大笠同様今日も気は抜けない。名人のポンのシールはお下がりでエッジが出ていてスリップしやすくて随分苦労している。
800mの稜線に出るも相変わらずカチカチで名人はアイゼンで歩くと言う。ガシガシアイゼンを軋まして名人は登って行く。僕はクトーで登る。振り返ると黒部扇状地の夜景が綺麗だ。風は収まり助かった。4時間で大地山に着くもまだ真っ暗だった。今日はカチカチ山なのでトラバースは危険で安全第一でポコを超えていく。大地山でシールを剥いで一気に下る。かなり距離は稼げた。
さらに稜線を少し進むとようやく白んできて正面に初雪山が見える。稜線北側には雪庇が張り出していてかなり亀裂も入っている。ただこの時間は気温は低くて大丈夫だろう。昨日の降雪で樹氷もきれいだ。7時過ぎ右手の剱岳が赤く染まりだしてきた。正面初雪山の肩から朝日も登る。今日もマンダムな朝を迎えた。長い夜だったが早く出てやはり良かった。
カチカチの稜線を進むとドンドン初雪山が近づいてくる。山頂の電波塔も見える。さあもうひと登りだ。栂海新道が見えるとそこはピークで出発から約7時間の長丁場だった。ピークは広く平坦で栂海新道から朝日岳、さらに剱岳まで絶景である。振り返れば日本海も見える。贅沢な景色である。今日も寝ないで来て良かった。
さあ仕事もあるので急いで帰ろう。雪面は硬いので板はよく走った。パウではないがこれも楽しい、大地山手前鞍部まで一気に滑り込んでここからシールで登り返す。この山行最大の見せ場だ。初雪山に続く稜線はまさに岳人の魂を揺さぶるような景色でここに誘った人は皆感動してくれる。折角だから仲間たちに携帯写真を転送してあげる。
さあ景色を楽しんだら後はダムまで帰るだけ。ほぼノンストップでかっ飛ばした。無事10.50には到着、車を飛ばせば余裕で仕事に間に合いそうである。今年も初雪山の展望は裏切らなかった。やはり寝ている場合ではなかった。 今日も完全燃焼!
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