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記録ID: 1397158
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

【丹生山系】帝釈山~稚児ヶ墓山

2018年03月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:14
距離
12.3km
登り
825m
下り
712m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
0:02
合計
4:14
7:16
75
スタート地点
8:31
8:32
38
10:07
10:08
24
10:32
10:32
58
稚児ヶ墓山から原野への下山道は廃道といってもよいほど荒れていました。途中伏流水が地表に現れ、3段ほどの立派な滝を形成していました。ここは沢装備がなければ突破できそうもありませんでしたが、幸い巻道が存在します。
訪れる人も少なく、沢をやられる方にはいい目的地になるのではないでしょうか。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:神戸市バス111系統丹生神社前
帰り:みのたにグリーンスポーツホテル送迎バスで谷上駅へ
コース状況/
危険箇所等
稚児ヶ墓山から原野への下山ルートは途中から踏み跡不明瞭になり、沢筋を下る形になります。沢はところどころ伏流水が地表に流れ出し、天候によっては相当な流量の滝になっている可能性があります。
その他周辺情報 みのたにグリーンスポーツホテル銀河の湯で湯浴みとビール。
利用客には谷上や三宮方面へ無料の送迎バスがあります。
今回は丹生神社前バス停から出発です。
2018年03月10日 07:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:17
今回は丹生神社前バス停から出発です。
帝釈山の北東に辰砂(硫化水銀)を含む赤い地層の露頭があると聞き、そこを目的地にしました。辰砂は古くから鳥居の朱色に使われ、油絵の具のバーミリオンの原料としても知られています。
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帝釈山の北東に辰砂(硫化水銀)を含む赤い地層の露頭があると聞き、そこを目的地にしました。辰砂は古くから鳥居の朱色に使われ、油絵の具のバーミリオンの原料としても知られています。
こんな緑の地層を見つけました。表面がうろこのように薄く剥がれそうな石。
この道は2回目ですが、訪れる度に新たな発見があります。
2018年03月10日 07:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:29
こんな緑の地層を見つけました。表面がうろこのように薄く剥がれそうな石。
この道は2回目ですが、訪れる度に新たな発見があります。
岩の割れ目に沿って何かが湧き出しています。先週見たコバルトブルーと緑の地層の割れ目にもオレンジの何かが湧き出していましたが、これはこの地域で観察できる地層の特徴です。
2018年03月10日 07:32撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:32
岩の割れ目に沿って何かが湧き出しています。先週見たコバルトブルーと緑の地層の割れ目にもオレンジの何かが湧き出していましたが、これはこの地域で観察できる地層の特徴です。
崩れやすそうな石。
2018年03月10日 07:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:44
崩れやすそうな石。
水の音が近づいてきます。
2018年03月10日 07:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:49
水の音が近づいてきます。
丹生山との分岐に到着しました。このお地蔵さんを左に行けば丹生山。今回は直進します。
2018年03月10日 07:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 7:52
丹生山との分岐に到着しました。このお地蔵さんを左に行けば丹生山。今回は直進します。
帝釈山への分岐に到着しました。右へ進みます。
2018年03月10日 08:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:00
帝釈山への分岐に到着しました。右へ進みます。
稜線に出る直前で見つけた緑の地面。いい色です。
2018年03月10日 08:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:14
稜線に出る直前で見つけた緑の地面。いい色です。
稜線に出ましたが全く眺望はありません。
2018年03月10日 08:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:15
稜線に出ましたが全く眺望はありません。
帝釈山山頂に到着しました。山頂には2つの祠が。
2018年03月10日 08:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:31
帝釈山山頂に到着しました。山頂には2つの祠が。
須磨・淡路島方面の眺望があります。
2018年03月10日 08:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:31
須磨・淡路島方面の眺望があります。
地理院地図にある山田方面への下山道との分岐。直進します。
2018年03月10日 08:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 8:41
地理院地図にある山田方面への下山道との分岐。直進します。
国道428号線への下山道との分岐。直進します。
2018年03月10日 09:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:02
国道428号線への下山道との分岐。直進します。
国道428号線に到着しました。
2018年03月10日 09:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:09
国道428号線に到着しました。
国道沿いに岩谷峠を越え、淡河環境センターに到着しました。
2018年03月10日 09:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:15
国道沿いに岩谷峠を越え、淡河環境センターに到着しました。
環境センター入口の脇にある古い道標。ここから国道を離れ林道に進みます。
2018年03月10日 09:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:16
環境センター入口の脇にある古い道標。ここから国道を離れ林道に進みます。
辰砂の赤い地層を探しながら林道を歩きました。これはかなり赤いけど、違うなー。
2018年03月10日 09:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:21
辰砂の赤い地層を探しながら林道を歩きました。これはかなり赤いけど、違うなー。
・・・と思っていたら、ちょっと先に進んだ場所でこんなに赤い地層に遭遇!
2018年03月10日 09:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:22
・・・と思っていたら、ちょっと先に進んだ場所でこんなに赤い地層に遭遇!
これが探していた辰砂でしょうか?とりあえずサンプルをゲットしました。ネットで見た赤黒い辰砂の色にかなり近いと思います。
2018年03月10日 09:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:23
これが探していた辰砂でしょうか?とりあえずサンプルをゲットしました。ネットで見た赤黒い辰砂の色にかなり近いと思います。
稚児ヶ墓山に向かう国道脇にもこんな露頭が。中央左に少しだけ赤黒い土が見えます。私有地で近寄れなかったのが残念ですが。
2018年03月10日 09:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 9:57
稚児ヶ墓山に向かう国道脇にもこんな露頭が。中央左に少しだけ赤黒い土が見えます。私有地で近寄れなかったのが残念ですが。
稚児ヶ墓山へ向かう途中で見た崖。
2018年03月10日 10:04撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:04
稚児ヶ墓山へ向かう途中で見た崖。
名称不明の溜池。この緑色は珪藻類ではなく緑色の土壌を溶かしているせいだと思います。
2018年03月10日 10:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:07
名称不明の溜池。この緑色は珪藻類ではなく緑色の土壌を溶かしているせいだと思います。
稚児ヶ墓山への登り。荒れていて非常に歩きにくいです。
2018年03月10日 10:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:13
稚児ヶ墓山への登り。荒れていて非常に歩きにくいです。
稚児ヶ墓山山頂に到着しました。山頂の標識がお墓みたいになっていました。
2018年03月10日 10:32撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:32
稚児ヶ墓山山頂に到着しました。山頂の標識がお墓みたいになっていました。
稚児ヶ墓の伝説の場所にはヤブツバキが植えられていました。ここから少し眺望があります。
2018年03月10日 10:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:35
稚児ヶ墓の伝説の場所にはヤブツバキが植えられていました。ここから少し眺望があります。
稚児ヶ墓山からは肘折へは向かわず、みんなの足跡を参考に原野へ下山することにしました。
2018年03月10日 10:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:45
稚児ヶ墓山からは肘折へは向かわず、みんなの足跡を参考に原野へ下山することにしました。
この道は途中から踏み跡不明瞭となり、沢筋を下ることになりまました。結構荒れていて歩きにくい。
2018年03月10日 10:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:51
この道は途中から踏み跡不明瞭となり、沢筋を下ることになりまました。結構荒れていて歩きにくい。
突然伏流水が地表に湧き出し滝になりました。こんなの地形図にはなかったよー><。何かやばい雰囲気。
2018年03月10日 10:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 10:58
突然伏流水が地表に湧き出し滝になりました。こんなの地形図にはなかったよー><。何かやばい雰囲気。
3段くらいの立派な滝になっていました。沢経験の乏しい私には突破できそうもありません。さて、どうしようかな・・・
2018年03月10日 11:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:01
3段くらいの立派な滝になっていました。沢経験の乏しい私には突破できそうもありません。さて、どうしようかな・・・
幸い、右岸側に巻道を見つけました。これがなかったらアウトでした。
2018年03月10日 11:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:02
幸い、右岸側に巻道を見つけました。これがなかったらアウトでした。
沢筋に戻ってきました。水流は再び伏流水になっていましたが、水が流れていないだけでルートの状況は余り変わりません。
2018年03月10日 11:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:08
沢筋に戻ってきました。水流は再び伏流水になっていましたが、水が流れていないだけでルートの状況は余り変わりません。
六甲では余り見かけない赤い石をゲットしました。岩場はすべりやすく気を使いますが、ロックガーデンと思ってのんびり下りましょうか。
2018年03月10日 11:10撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:10
六甲では余り見かけない赤い石をゲットしました。岩場はすべりやすく気を使いますが、ロックガーデンと思ってのんびり下りましょうか。
少し下ると、また伏流水が戻ってきました。
2018年03月10日 11:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:15
少し下ると、また伏流水が戻ってきました。
炭焼き窯跡を見つけました。こんな煙突まで残ったものを見るのは初めてです。
2018年03月10日 11:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:17
炭焼き窯跡を見つけました。こんな煙突まで残ったものを見るのは初めてです。
炭焼き窯跡があるなら、近くに道があるはず・・・とさがしたらやはりありました。
2018年03月10日 11:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:17
炭焼き窯跡があるなら、近くに道があるはず・・・とさがしたらやはりありました。
道に沿って進みました。
2018年03月10日 11:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:22
道に沿って進みました。
舗装路に出ましたが、側溝が深くて越えられません。うろうろした末にやっと舗装路へ到着。
2018年03月10日 11:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:24
舗装路に出ましたが、側溝が深くて越えられません。うろうろした末にやっと舗装路へ到着。
みのたにグリーンスポーツホテル銀河の湯に立ち寄りました。
2018年03月10日 11:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:28
みのたにグリーンスポーツホテル銀河の湯に立ち寄りました。
ホテル駐車場から望む稚児ヶ墓山。物語を背負ってしまった山~というものも存在するようです。悲劇の山も今日は青空をバックに笑っているようです。
2018年03月10日 11:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/10 11:29
ホテル駐車場から望む稚児ヶ墓山。物語を背負ってしまった山~というものも存在するようです。悲劇の山も今日は青空をバックに笑っているようです。

装備

個人装備
ヤマレコMAP 水500ml カロリーメイト2ブロック タオル 着替え ダウンジャケット 手袋 ヘッドライト 雨具 ニット帽

感想

帝釈山の北東、淡河環境センター近くに辰砂(硫化水銀)を含む赤い地層の露頭があるとネットで読み、今回はそこを目的にすることにしました。ついでに帝釈山と稚児ヶ墓山のピークも踏むことにします。
淡河環境センター入口脇の林道をうろうろ探して、やっとそれらしき赤い地層を見つけました。
確証はありませんが、ネットで見た辰砂の赤黒い色に近かったため、一旦目的は果たしたことにしました。サンプルを持ち帰ったので、いつか京都の益富地学会館で鑑定してもらおうと思います。

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