採石場跡から加波山と燕山周回

2018年03月11日(日) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 11.1km
• 登り: 975m
• 下り: 970m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:37

7:14 お墓の駐車場からスタート
7:27 0:00 お堂の分岐左へ
7:42 7:55 廃屋とオブジェのある採石場跡
8:14 0:00 林道分岐左へ上がる
8:27 0:00 バスとドラム缶の残骸
8:34 0:00 林道終点、尾根まで直登
8:40 0:00 尾根に出る
8:43 0:00 赤ペンキの大岩
8:59 0:00 林道に抜ける
9:15 9:18 加波山頂上への入口
9:28 0:00 加波山の稜線
9:31 9:45 加波山頂上709ｍ
10:15 10:23 燕山頂上701ｍ
10:48 0:00 天狗の踊り場
10:55 0:00 一枚岩
11:19 11:24 445m峰P3に抜ける
11:36 0:00 445m峰P1
11:46 0:00 445m峰P3に戻り南面を下降
11:51 0:00 古いトラックのある採石場跡
11:58 0:00 採石場の看板と柵
12:13 0:00 第2採石場跡の下
12:28 0:00 コンクリ-ト舗装の林道に出る
12:51 お墓の駐車場に帰着

スタ―ト地点の表示　　　スタ−ト地点は、電源投入時のGPS の精度が不安定なため、ゴ−ル地点と離れていて、間違っている。どちらも同じで、ゴール地点が正しい。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

(注意)このコ-スは迷いやすい藪や岩を含む上級者向けのコ-スです。
　　登り：採石場跡の林道を辿り、加波山頂上を目指します。
　　　　　 採石場跡の林道は藪はあるものの、危険なところはあまり
　　　　　 ありません。

　　　　　 赤ペンキのある岩の手前、稜線に抜けるところは
　　　　　 不明瞭になります。段々が6つ続く、人の手が
　　　　　 加わっているように見えるところを直登します。

　　　　　 逆コースで下る場合は稜線から右に別の尾根が分岐
　　　　　 しますので迷い込まないように、注意が必要です。
　　　　　　参考記録　「445m峰から燕山」　2018年2月17日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 yamatoham

　　　　　 あとは、藪が続き、まもなく快適な広い尾根を経て、
　　　　　 一般コースの林道に出ます。
　　　　　 この林道からは一般コースを経て加波山に達します。

　　 下り：燕山から一枚岩までは一般コースの下降です。

　　　 　　 一枚岩からの登りは、取り付きが不明瞭ですが、
　　　　　　少し登って、かすかな踏み跡を探して登ります。
　　　　　　右方向にトラバース気味に踏み跡を辿ると、
　　　　　　尾根筋を登るようになり、445m峰のP3に抜けます。

　　　　　　この抜け出たP3の南側の枝尾根を下降します。
　　　　　　5分ほどで、トラックの残骸のある古い林道に出られ
　　　　　　ますが、間違った枝尾根に入り込まないように、
　　　　　　慎重さが求められます。
　　　　　　古い林道に出ても気を抜くことはできません。
　　　　　　錯綜する林道は、藪も加わり、ルートを誤る可能性が
　　　　　　あります。おかしいと思ったら、元の道に戻る慎重さ
　　　　　　が求められます。難易度の高いルートファインディング
　　　　　　が必要ですので、経験のない方には、このルートの下降
　　　　　　をお勧めできません。

　　　　　　445m峰のP3からは、むしろ燕山方面にさらに、
　　　　　　尾根を登り、林道の手前から、私の記録を参考に
　　　　　　はっきりした踏み跡を辿って、今朝の登りで訪れた
　　　　　　オブジェのある古い砕石場跡を目指すのが無難です。
　　　　　 　参考記録　「花の入公園から燕山」2018年1月14日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 yamatoham

写真

3/11 6:01

今日の目的地、加波山と燕山

3/11 12:27

今日は445m峰経由で下降予定。

3/11 6:14

いつものお墓の駐車場に停車

3/11 6:18

舗装された道を行く。

3/11 6:27

沢の対岸にお堂の裏が現れると道の終点、ここまで、車で入ってくることも可能と思われる。

2/17 13:56

お堂の正面
（注）2月17日撮影

3/11 6:27

左折し、林道を辿る。

3/11 6:29

林道を行く。

3/11 6:52

二股を左折すると、廃屋のある採石場跡。

3/11 6:53

採石場跡のオブジェ

3/11 6:55

二股まで戻り、二股を右折

3/11 7:03

筑波山の展望が開ける。

3/11 7:04

真壁の街並みが見える。

3/11 7:12

トラックの残骸

3/11 7:15

左に分岐する林道を辿る。

3/11 7:18

立入禁止の立札。崖に注意。

3/11 7:20

もう一枚立入禁止の立札。崖に注意

3/11 7:21

筑波山方面の山並み。手前は現役の採石場。

3/11 7:28

車とドラム缶の残骸

3/11 7:40

稜線近く、段々が6つあり、直登。

3/11 7:40

稜線に抜ける。

3/11 7:43

稜線は藪がきつい。

3/11 7:44

赤ペンキのある岩が現れる。

3/11 7:53

丈の低い笹。踏み跡がはっきりして、歩きやすくなる。

3/11 7:57

歩くのに快適な広い稜線

3/11 7:59

林道直下

3/11 8:00

林道に飛び出す。

3/11 8:06

一般ル-トが横断。加波山神社拝殿方面の道の入口を見送り、さらに林道を行く。

3/11 8:13

燕山方面を望む。

3/11 8:16

加波山頂上への道の入口。ここを登る。

3/11 8:21

道標　「48丁」

3/11 8:24

道標　「49丁」

3/11 8:28

加波山への稜線に出る。

3/11 8:31

稜線に大きな岩が続く。

3/11 8:32

加波山頂上の本宮本殿

3/11 8:45

社の下に三角点がある。

3/11 8:48

加波山神社本殿

3/11 8:50

たばこ神社

3/11 8:51

加波山三枝祇神社親宮本殿

3/11 8:57

加波山神社拝殿

3/11 8:58

先ほど林道を横断していた一般ル-トからの合流点。

3/11 9:10

八郷テレビ中継所

3/11 9:10

休憩所

3/11 9:14

茨城放送FM中継所

3/11 9:15

燕山頂上、無線で2局と交信。

3/11 9:32

テ-ブルピ-クの標識

3/11 9:45

下降中、445m峰を望む。右からP2,P3が見える。

3/11 9:46

林道に降りる

3/11 9:49

天狗の踊り場を降りる。

3/11 9:56

沢に降りる、天狗の踊り場を示す標識のはずだが解読できない。

3/11 10:04

一枚岩まで降り、下流から滝の上の445m峰への取り付き地点を見る。

3/11 10:05

この滝の上から左岸の斜面を登る。

3/11 10:07

取り付きは不明瞭だが、薄い踏み跡を拾い、右にトラバ−スしながら登って行く。

3/11 10:15

最後はややはっきりした尾根の登り、稜線上にご神体の岩が見える。

3/11 10:19

P3に抜け出る。抜け出たP3からP2を望む。

3/11 10:28

P3すぐ下のご神体の岩の祠3宇。(他に5宇ほどある。後日判明）

3/11 10:29

P3すぐ下のご神体の岩。（三社石。後日判明）

3/11 10:31

稜線上の岩

3/11 10:32

稜線上の岩

3/11 10:36

P1より痩せた稜線を望む。P1までピストン後、P3まで戻る。

3/11 10:45

P3(先ほど上がってきて稜線に抜け出たピ-ク。P3の最高ピ-クは少し先にあるがそこではないので注意)から南面を下降。

3/11 10:46

急斜面だが、ホ-ルドはあり、比較的、快適な下り。

3/11 10:51

下にトラックの残骸がある。ここから下り急。P3から5分ほどで降りてこられる。

3/11 10:54

藪の林道を降りる。古いタイヤと車の残骸

3/11 10:58

藪の林道を伝い、通せんぼの柵を越す。

3/11 10:59

採石場の許可の標識

3/11 11:06

青いトタンの廃屋が見える。ここは右へ登り気味に行くこと。私は左に下り、間違いに気付いて戻った。この辺り迷いやすい。要注意。

3/11 11:12

採石場跡

3/11 11:13

見覚えのある採石場跡のゴミをみて一安心

3/11 11:14

車の残骸

3/11 11:16

廃屋

3/11 11:18

相変わらずの藪

3/11 11:21

第2採石場跡の大岩壁

3/11 11:23

筑波山を望む。

3/11 11:29

コンクリ-トの林道に出る。

3/11 11:35

石のごろごろする林道を下る。下るにつれ道は良くなる。

3/11 11:51

お墓の駐車場に帰着

3/11 12:02

花の入公園入口の池から望む。右端が加波山709m、手前が445m峰、左端が燕山701m

3/11 6:01

今日登った加波山と燕山

撮影機器：

μ790 SW オリンパス

装備

個人装備

ハンディタイプのHFアマチュア無線機 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

445m峰を訪れるのは今回で6回目、訪れるたびに新しい発見があって
楽しめる山である。
今回は加波山と燕山を繋ぎ、高さの楽しみも加えてみた。

登山を振り返ると、何度も訪れている私でさえ、道を間違えるところがある。難しいほど、古い廃屋や車の残骸が、「天空の城ラピュタ」の世界のように少年の日の冒険心を思いうかべさせてくれる。私には、かけがえのない山域である。

なお、今回はル-トファインディングの難しいル-トを下降路に選んだが、発想を変えて、登りを445m峰にとり、下降路を加波山からとする方がより安全に思われる。どなたか試していただけないだろうか。