北泉が岳・黒鼻山 静謐の森から大展望地へ

2018年03月12日(月) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 13.3km
• 登り: 860m
• 下り: 859m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:43

距離 13.3km 登り 861m 下り 860m

9:25 スタート地点
9:38 9:39 水神コース登山口
10:06 水神平
10:15 10:18 水神
10:46 10:50 うぐいす坂
11:03 11:06 三叉路
11:36 11:50 北泉ヶ岳
13:07 うぐいす坂
14:05 14:14 黒鼻山
14:56 水神コース登山口
15:08 ゴール地点

天候

曇り時々小雪後晴れ間

アクセス

利用交通機関：

自家用車

泉ヶ岳駐車場　この日は数台でした

コース状況／危険箇所等

午前中は気温が低く、雪は固くしまっており、薄っすらと新雪が被った状態。水神から北泉に向かっても前日あたりのトレースあり。ツボ足で北泉まで登れました。
下りは軽アイゼン装着。雪の状態が良く、ブナの森や雪庇上など自由に歩けました。午後になって天気が回復してくるに従って、軟らかくなり踏み込み踏み抜き発生。特に黒鼻山周辺で多かった。こちらは古いトレースのみ。

その他周辺情報

帰りに｢岳山珈琲店｣に立ち寄り。岳山ブレンドを楽しみながら、マスターと山の話しで盛り上がり。

写真

3/12 9:26

平日曇り空のこの日でも10台近く止まってますね

3/12 9:38

水神コース入り口の雪もこのくらい

3/12 9:48

南を向いた斜面は大分溶けてきています

3/12 10:03

暗い空からはひらひらと雪が舞う。鳥の鳴声も聞こえない静寂の森。

3/12 10:16

水神の沢も徐々に開いてきた

3/12 10:27

梢越しに先日歩いた南西尾根の突端が見える

3/12 10:36

辺りの木々が細くなってきた。間もなくうぐいす坂。

3/12 10:40

雪の中から夏の名残り

3/12 11:04

三叉路はまだこのくらいの積雪

3/12 11:04

北泉は見えている

3/12 11:06

今年の雪庇は分厚い

3/12 11:10

四本桂のブナ林にて

3/12 11:11

音の無い森の中で存在感を漂わせる

3/12 11:12

3/12 11:13

森の主

3/12 11:19

ここにもあったよ、合体の樹

3/12 11:33

間もなく山頂

3/12 11:38

山頂の名板は雪の下

3/12 11:36

灰色の空、展望なし

3/12 11:37

木々の枝先が春を待つよ

3/12 11:50

矮小化したブナの森

3/12 11:54

根開け

3/12 11:58

表情

3/12 12:09

黙して語らず

3/12 12:11

巨木たち

3/12 12:13

雪庇を目指す

3/12 12:13

急だけどアイゼンの爪がよく食い込む

3/12 12:18

泉ヶ岳と真下に三叉路

3/12 12:19

青空が見えてきたよ

3/12 12:21

魅惑の曲線

3/12 12:23

樺の木が多くなってきた

3/12 12:23

北泉も見えてきたよ

3/12 12:33

予定通り？

3/12 12:34

後白髪の迫力

3/12 12:38

大展望地から南の山々を眺める

3/12 12:38

面白山三兄弟

3/12 12:39

蔵王ははっきりしない

3/12 12:42

神々しさを漂わせる北面白山

3/12 12:42

孤高の存在、大東岳

3/12 12:46

後白髪から三峰へ、バランスのとれたスカイライン。もう少し雲が取れたらな。

3/12 12:47

あんたが主役

3/12 12:50

この辺りも見事な樹が多い

3/12 12:52

神宿るか

3/12 12:53

長老の風格

3/12 12:56

空に彩雲

3/12 13:02

また樹相が変わった

3/12 13:17

古い案内書に葡萄原峰とかかれた黒鼻山への尾根

3/12 13:21

泉ヶ岳もはっきりと姿を現した

3/12 13:27

横に寝そべったような北泉

3/12 13:31

突然視界が開いて仙台が一望

3/12 13:32

中心部のビル群

3/12 13:32

泉から仙台新港のタンクまで

3/12 13:33

この角度で見る泉ヶ岳も新鮮

3/12 13:41

黒鼻山の唐松林。長閑だなあ。

3/12 13:52

土塁跡を越えて

3/12 14:01

案内板がいくつか

3/12 14:06

黒鼻山の山頂で一休み

3/12 14:31

カラマツ林の中の樺の木

3/12 14:36

どんどん溶けている。間もなく歩きにくくなる。

3/12 14:39

ヒザ川へ急降下

3/12 14:52

この沢をざぶざぶっと越えて

3/12 15:03

すっかり春のような光景になった

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

7年目の祈りの日が開けて、人々は何事もない日常へ、職場へ学校へと足を急がせる。
私は背を向けるように曇り空の下、山へと向かう。今日は北泉から黒鼻山。静かな森の中を歩きたい。
何度か雨に叩かれたらしい固く少し汚れた雪に、薄っすらと真っ白な新雪が積もり、清浄な景色が広がっている。
灰色の空と白い大地は分かち難く、木々の幹だけが黒々と彼方まで続いている。ブナやカツラの巨木の間を抜けて、固い雪庇の斜面を登って行くと、空に青い色が射した。それはあっという間に広がって、灰色の雲を飛ばし、見る見る大きな山々が迫ってきた。それと共に今まで音を感じなかったのに、いきなり風の吹き付けるゴウッという音が聞こえる。
私はただ山々と大地の風景を眺めるだけである。

コメント

mink610

大展望地
こんにちは。
泉ヶ岳も麓のほうは、春の雰囲気に満たされてますね。
植物が目覚めて、元気が溢れる世界ももうすぐ、雪解けの悲しさばかりではないと癒されます。
大展望地には、雪があるうちに行きたいと思っていますが、なかなか・・・
どっしりした後白髪山の迫力を肌で感じたいものです。
いい景色ありがとうございました〜　ヽ(^o^)丿

yonejiy

Re: 大展望地
こんばんは。
minkさんはまだ雪山に惹かれているのでしょう？
でも今年は雪解けが早いように思われます
くまｐさんに教えてもらった上ソバ倉、素敵でしたがあの近くは落とし穴がたくさんあるので、御注意ください
それにしても精力的に歩かれていますね