大掛け軸は拝観中、楼閣は工事中(長谷寺-龍王山)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 834m
- 下り
- 955m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:石見-(近鉄橿原線、京都線)- |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に良好だが、初瀬山の一部はわかりにくい箇所あり。また、道標が少ないのでGPSは重要。 |
写真
感想
山の辺の道を歩いた時に、長岳寺の山門まで来て、いずれ龍王山に行こうと思いつつなかなか果たせずいたところ、初瀬山-龍王山のレポートを拝見し、長谷寺から抜けられるのだということを認識しました。それで長谷寺を調べたら、本尊の特別拝観をやっているし、これはちょうどいいと計画を立てました。ただ、それだけでは物足りないので、ついでに唐子・鍵遺跡を見に行けるかもとルートをひくと、20kmくらいでおさまるので計画に組み込み。
近鉄大阪線長谷寺駅は、初めて降ります。そもそも長谷寺は行ったことがなかったのです。駅から15分くらいで山門に。特別拝観を全部頼むと1800円になります。JAFの割引があるはずなのに、なぜかデジタル会員証が見つからず、惜しいことをしました。新しいAppに切り替わったのを落としていなかったのかも。
長谷寺は花の寺とも呼ばれているらしいのですが、ウェブではあまり咲いていないようなので、あまり期待せずに訪問。しかし、梅を中心にあちこちに花が見られたので、個人的には楽しむことができました。さらに、特別拝観で重要文化財の十一面観音像に触れる(足を撫でることができる)ことができ、その後日本最大の掛け軸(縦16m、横6m)という観音画軸も拝観しました。なお、観音像は撮影禁止ですが、画軸は撮影可能です。
さらに初瀬山に向かいますが、この途中では墓地を経由します。道はきちんと踏まれていますが、一部わかりづらいところもあり、私も数カ所迷っていますので、GPSログの使用時にはご注意下さい。特に、初瀬山頂上はハイキングルートから少し外れており、ここへの取り付きがわかりにくかったです。頂上を過ぎると龍王山への下りにかかりますが、ここで初めて他の登山者と遭遇。トレランの一団でした。一旦農村に降りてから登りにかかりますが、この部分はさほど長くかからず、比較的じきに龍王山頂上に到達できます。ここからの眺望は最高との噂ですが、確かに見事なもので、奈良盆地が一望できるほか、霞がかかっていたのが残念とはいえ大阪のビル群も見えます。
頂上がとにかく人が多かったため、簡単に昼食を済ませて下山。途中、山城跡があるというので見物に行ったのですが、もひとつ掲示がはっきりしておらず、「これが山城跡!」というところまで辿り着けず、なんだかテンションが下がってきたので撤退(もう少し行けば着いたと思うのですが)。そこからさらに降りていくと、なんと頂上の団体に追いついてしまいました(というか、山城跡に行っている間に追い抜かれてしまった)。さらに、頂上にいた大勢のほとんどが、まさかひとつの団体だったとは。多分30人以上おられたと思います。これだけ多いと当然渋滞するわけで、しかも下りだからなかなか休憩されることもなく、追い抜くこともできず。30分くらい降りて、やっと休憩されたため、ここで抜くことができました。時間があれば長岳寺に行くつもりでしたが、ここで時間をロスしてしまったので今日はスキップすることにしました。
天理のトレイルセンターは今日も大賑わいでしたが、楽しみにしていたソフトクリームは券売機で×がついていたので、ここでは食べずに次へ。国道24号線沿いにある唐古・鍵遺跡を目指します。舗装路を6kmほど歩くのですが、24号線を走っていると東に見える妙な楼閣を一度ゆっくり見たいと思っていました(最近では京奈和道路が開通したので、この区間を走ることはほとんどなくなっています)。ところが、1時間くらいかけてようやく到達したはずが、楼閣は修復工事中とか書いてあって、全体が覆われており、例の妙ちくりんなところがほとんど見えません。どうも道の駅とかも整備して、グレードアップして再公開するようなのですが、たまたま工事中にぶつかってしまって、さらにがっかりしてしまうことになりました。(さらにがっかりすることとして、今日はたまたまこの復元楼閣の見学会をやっていたとかいうことで、恐らく事前応募した人たちだけでしょうが、楼閣に登っているニュースが。なんてこった・・・)
結局、龍王山頂上まではアゲアゲだったのに、その後山城跡がはっきりせず、下りは渋滞、その後舗装路を歩いて楼閣がまともに見られず、後半はよろしくありませんでした。ちょうど天気と同じ感じでしたね。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1663322
コメント
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persさん、おはようございます。そして、ようこそ、我、龍王山へ(^_^.) 私は以前、persさんとは逆コ−スで龍王山から長谷寺へ降りたことがありました。やはり、途中低山特有の枝道が多く、何度も迷いながらの山歩きでした。龍王山は畝傍山同様、私のホ−ムグラウンドになっていますが、周辺の枝道はとても複雑で、いまだに歩き尽くせていません。 北城跡へはあの意味のない展望台をもう少し進むと一度車道に降ります。そして、少し行くと案内板があり、そこを左に入って行くと南城跡よりも広い北城跡があります。(展望は南よりも開けていませんが誰もいないのでのんびりできます)龍王山は心霊スポットなのでちょっと薄気味悪く感じる時もありますけど・・・・
石見駅までお疲れ様でした。舗装路歩きの方がお疲れだったことでしょう。
コメント有難うございます。この辺の山にお詳しかったんですね。
案内板というのは、写真にある地図のことかと思いますが、その後左の道をしばらく進みかけ、「しかしこのまま進んでなにが待っているんだろう?」と自問するとテンションが下がってしまいました。ただ、怖いのは嫌いなので、あまり脅かさないでください(知らぬが仏ということかも)。
舗装路は覚悟していたから、さほどでもなかったです。ただ、ショックだったのは楼閣が見られなかったこと、帰ったらニュースでやっていたこと、でした。
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