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Yamareco

記録ID: 1416653
全員に公開
雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

静かな尾瀬アヤメ平 イグルー作りも

2018年03月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:08
距離
16.8km
登り
934m
下り
946m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
2:45
合計
8:07
距離 16.8km 登り 934m 下り 950m
6:57
6:58
31
7:29
29
7:58
8:05
13
8:18
43
9:01
9:02
28
9:30
12:04
9
12:13
7
12:20
14
12:34
17
12:51
10
13:01
13:02
35
13:37
10
13:47
13:48
31
14:21
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スノーパーク尾瀬戸倉の駐車場に停めました。
4/1でスキー場は営業終了だそうです。

夏にはさらに上流の尾瀬 富士見下駐車場まで入れますが、現状は雪で覆われていて、普通の車では先に進めません。
車高の高い4WDのチェーンタイヤでも厳しいのではないかと思います。
コース状況/
危険箇所等
■スノーパーク尾瀬戸倉〜富士見下駐車場
ところどころ舗装道路が露出しており、アイゼンやスキー板では歩きづらいと思います。
デブリがありますし、圧雪されていませんので、車でも厳しそうです。

■富士見下駐車場〜アヤメ平
完全に雪に覆われており、トレースもうっすら残っている程度で、赤リボンもあまり見当たりません。
80%程度は林道っぽい形状をしているところを辿れば大丈夫ですが、20%程度はルートファインディングしながら進む必要があります。
3/31時点では、朝は雪が締まっていてツボ足でも数cmしか沈みませんでしたが、午後になるとツボ足で5〜10cm沈み込みました。
これからさらに雪が緩むと沈み込みが激しくなるでしょうし、場所により雪崩、雪庇崩落の注意が必要そうです。
その他周辺情報 南郷温泉しゃくなげの湯に行きました。
http://syakunage.jp/
露天しか入っていませんが、ジャグジーになっている方は源泉かけ流しの看板が出ており、泉質もとろっとしていました。温度も高めです。
ジャグジーになっていない方はあまりとろっとしておらず、源泉かけ流しの看板も出ていなかったので、こちらは加水されているのかもしれません。
無色透明で少し湯の花が浮かんでいて、さっぱりできる温泉でした。

ここで十割蕎麦もいただきました。
スノーパーク尾瀬戸倉から出発です。
2018年03月31日 06:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 6:13
スノーパーク尾瀬戸倉から出発です。
スキー場は4/1まで営業だそうです。もう雪も少ないですね。
2018年03月31日 06:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 6:14
スキー場は4/1まで営業だそうです。もう雪も少ないですね。
夏は車で入れる富士見下駐車場まで林道歩きです。
かなり凹凸が激しく、圧雪もされておらず、ところどころにデブリもあるので、車では厳しそうです。
2018年03月31日 06:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 6:19
夏は車で入れる富士見下駐車場まで林道歩きです。
かなり凹凸が激しく、圧雪もされておらず、ところどころにデブリもあるので、車では厳しそうです。
富士見下駐車場です。
さすがに車は停まってないですね。
2018年03月31日 06:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 6:58
富士見下駐車場です。
さすがに車は停まってないですね。
田代原に着きました。夏道はもっと右手についているようで、中に入れるのは冬だけです。
遠くに見えるのがアヤメ平ですね。
2018年03月31日 07:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 7:43
田代原に着きました。夏道はもっと右手についているようで、中に入れるのは冬だけです。
遠くに見えるのがアヤメ平ですね。
少し先に進むと馬洗渕。
うっすらとエメラルドグリーンで、きれいですね。
2018年03月31日 07:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 7:59
少し先に進むと馬洗渕。
うっすらとエメラルドグリーンで、きれいですね。
完全に凍っていて、上に乗れました。
周囲だけ雪が解けて、中央部だけ雪が残るという不思議な現象です。
2018年03月31日 08:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 8:03
完全に凍っていて、上に乗れました。
周囲だけ雪が解けて、中央部だけ雪が残るという不思議な現象です。
林道っぽいところを進むと、南側の見晴らしのいいところに出ました。右端に富士山。
2018年03月31日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 8:25
林道っぽいところを進むと、南側の見晴らしのいいところに出ました。右端に富士山。
このとおり、林道っぽくなっています。
富士見小屋まではこうした林道が続いています。
2018年03月31日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 8:25
このとおり、林道っぽくなっています。
富士見小屋まではこうした林道が続いています。
アヤメ平の直下に近づきました。
2018年03月31日 08:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 8:56
アヤメ平の直下に近づきました。
大きな雪庇がせり出しています。
2018年03月31日 08:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 8:56
大きな雪庇がせり出しています。
アヤメ平の直下に来ました。
雪崩が起きそうな地形ですね。
2018年03月31日 09:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:01
アヤメ平の直下に来ました。
雪崩が起きそうな地形ですね。
朝はまだ雪が締まっているので、左側の尾根の樹林帯なら安全そうです。冬季限定で樹林帯を直登します。
2018年03月31日 09:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 9:03
朝はまだ雪が締まっているので、左側の尾根の樹林帯なら安全そうです。冬季限定で樹林帯を直登します。
樹林帯を登っていくと、まもなくアヤメ平。
2018年03月31日 09:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:28
樹林帯を登っていくと、まもなくアヤメ平。
登り切り、先ほど下から見ていた雪庇を横から見ます。いつ崩れてもおかしくなさそうです。
2018年03月31日 09:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 9:30
登り切り、先ほど下から見ていた雪庇を横から見ます。いつ崩れてもおかしくなさそうです。
振り返ると日光白根山。
2018年03月31日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:33
振り返ると日光白根山。
錫ヶ岳。
2018年03月31日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:33
錫ヶ岳。
中央奥は皇海山。
2018年03月31日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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中央奥は皇海山。
赤城山。右奥には富士山。
2018年03月31日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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赤城山。右奥には富士山。
武尊山。
左端には八ヶ岳かな。右端には浅間山。
2018年03月31日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:34
武尊山。
左端には八ヶ岳かな。右端には浅間山。
西には至仏山。
2018年03月31日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 9:36
西には至仏山。
正面は平ヶ岳。その左には越後三山の中ノ岳。
2018年03月31日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:36
正面は平ヶ岳。その左には越後三山の中ノ岳。
守門岳、浅草岳など磐越の山並み。
2018年03月31日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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守門岳、浅草岳など磐越の山並み。
遠くに飯豊山。右には燧ケ岳。
2018年03月31日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:36
遠くに飯豊山。右には燧ケ岳。
大きく燧ケ岳。
2018年03月31日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:36
大きく燧ケ岳。
広いアヤメ平に誰もおらず、とても静かです。
雪で覆われているので、どこでも好きなところを歩けます。
2018年03月31日 09:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 9:40
広いアヤメ平に誰もおらず、とても静かです。
雪で覆われているので、どこでも好きなところを歩けます。
今日のメインイベント。イグルーを作ってみました。
1時間半かかりましたが、何とか成功。
2018年03月31日 11:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 11:29
今日のメインイベント。イグルーを作ってみました。
1時間半かかりましたが、何とか成功。
中に入り上を見上げると、まだまだ隙間があります。
2018年03月31日 11:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 11:31
中に入り上を見上げると、まだまだ隙間があります。
側面も隙間だらけ。
中を広げたり、隙間に雪を詰めたり、完成にはまだ時間がかかりそうです。
2018年03月31日 11:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 11:33
側面も隙間だらけ。
中を広げたり、隙間に雪を詰めたり、完成にはまだ時間がかかりそうです。
残念ですが日帰りなので、壊します。
2段目の一部を壊しただけで、全体が崩落しました。微妙なバランスだったようで、次に作っても完成するか不安ですね。
2018年03月31日 11:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 11:53
残念ですが日帰りなので、壊します。
2段目の一部を壊しただけで、全体が崩落しました。微妙なバランスだったようで、次に作っても完成するか不安ですね。
さて、ゆっくりしたし下山します。
せっかくなので夏道通りに遠回りして富士見峠のほうへ向かいます。
2018年03月31日 12:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 12:05
さて、ゆっくりしたし下山します。
せっかくなので夏道通りに遠回りして富士見峠のほうへ向かいます。
アヤメ平の雪庇を東から見てみます。
ところどころ雪庇の崩落跡がありますね。
2018年03月31日 12:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 12:09
アヤメ平の雪庇を東から見てみます。
ところどころ雪庇の崩落跡がありますね。
いつ全層雪崩が起きてもおかしくなさそうです。
2018年03月31日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 12:12
いつ全層雪崩が起きてもおかしくなさそうです。
北には尾瀬ヶ原。また行きたいと思います。
2018年03月31日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 12:14
北には尾瀬ヶ原。また行きたいと思います。
富士見小屋まで来ました。
ここでスキーの準備をしている人に会いました。この日はじめての出会い。
2018年03月31日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 12:20
富士見小屋まで来ました。
ここでスキーの準備をしている人に会いました。この日はじめての出会い。
あとは林道に沿って下るのみ。
途中で3人のBCスキーの方に出会いました。
今日はこの4人とすれ違ったのみでした。
2018年03月31日 12:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 12:25
あとは林道に沿って下るのみ。
途中で3人のBCスキーの方に出会いました。
今日はこの4人とすれ違ったのみでした。
少し疲れたので、田代原の木陰で昼寝。
ぜいたくな時間ですね。
2018年03月31日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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3/31 13:13
少し疲れたので、田代原の木陰で昼寝。
ぜいたくな時間ですね。
熊棚かと思いましたが、ヤドリギですかね。
2018年03月31日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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熊棚かと思いましたが、ヤドリギですかね。
富士見下駐車場まで帰ってきました。
このあと林道を通って、音楽の鳴るスノーパーク尾瀬戸倉に戻りました。
2018年03月31日 13:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/31 13:48
富士見下駐車場まで帰ってきました。
このあと林道を通って、音楽の鳴るスノーパーク尾瀬戸倉に戻りました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 半袖インナー レインウェア上(防寒用) レインウェア下(使用せず) タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋(使用せず) 予備手袋 防寒着(使用せず) ゲイター ネックウォーマー(使用せず) 毛帽子(使用せず) ザック 輪カンジキ(使用せず) アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 サングラス ツェルト ストック カメラ スノーソー スコップ

感想

週末はいい天気のようなので、泊りで北アルプスに行きたいところでしたが、日曜日は仕事の待機をしていた方がよさそう。また、気分的に疲れていて、遠くまで車の運転をする気がどうにも起きません。
それなら近場で静かに雪山を歩けるところに行こうと、大好きな尾瀬アヤメ平に行くことにしました。

できれば富士見下まで車で行ければと思いましたが、やはり残雪たっぷりで、スノーパーク尾瀬戸倉に駐車して、林道を進みます。
トレースはうっすら残っている程度ですが、富士見峠まで林道がついているようで、また朝は雪が締まっていて、サクサク進めました。

アヤメ平の直下からは夏道を外れ、樹林帯の尾根を直登しました。
アヤメ平は完全に雪に覆われた平原で、誰もおらず、風も弱く、ゆっくりのんびりすることができました。

また、道具を持ってきたので、イグルー作りを行いました。
過去何度か失敗しているのですが、今回はなんとか完成。比較的雪が締まったところで行えたので、土台に大きなブロックを切り出せたことが勝因だったと思います。
ただ、イグルー内部の底を切り出すのが難しく、外で切り出したブロックを積み上げるようにしたので、イグルー内部は直径150冂度と狭く、身長185cmの私がまっすぐ寝れないサイズでした。
内部をもっと掘る必要がありますし、また多々ある隙間を埋める必要もあるので、完成にはまだ時間がかかりそうです。
場所により雪が固すぎて雪を切り出すのに時間がかかったり、あるいは雪が柔らかくて切り出す際に雪が割れてしまったりしたので、雪質を見極めるのが一番大切なところだと思いました。

その後は富士見峠経由で下山。
下山時にBCスキーのソロ、3人組とすれ違うのみでした。

静かな山旅を楽しめました。
また、帰りの車で音楽を聴いたりして、心がうまくほぐれてくれたようです。
また月曜日から頑張っていこうと思えた一日でした。

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コメント

この時期ならではの静かな尾瀬
のどかで静かな尾瀬、最高です
泊りだと自分一人の世界を満喫できそうです。ましてそれがイグルーの中ならいうことなしですね

富士見下から歩くアヤメ平というのは参考になりました
何年も先になるかもしれませんが、引き出しに入れておきたいと思います
2018/4/2 12:42
Re: この時期ならではの静かな尾瀬
Pinballさん、コメントありがとうございます!

確かに静かな尾瀬でした。
昨年のGWにアヤメ平に行った際にも、人はほとんどおらず、静かな尾瀬を満喫できました。
至仏山や尾瀬ヶ原に人が集まるので、アヤメ平は静かでいいですよね。

今回初めて富士見下からアヤメ平に行きましたが、道中としては鳩待峠からのほうが樹林帯の中を通っていくので、個人的には好きです。
アヤメ平からのルートは林道のようになっていて、歩きやすいのですが、やや面白みに欠けるように思います。
ただ、今の時期は鳩待峠に行くのが大変なので、富士見下からが現実解となりますが。

GWや今の時期のアヤメ平は、しばらく自分の中で定番になるかもしれません。
2018/4/2 23:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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