伊豆山稜線歩道(船原峠〜戸田峠)〜河内の大杉

2018年03月31日(土) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,061m
• 下り: 1,439m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:37

7:48 大曲茶屋
8:31 8:31 船原峠
9:17 9:26 土肥駐車場
9:33 9:33 伽藍山
9:53 10:07 古稀山
10:12 10:12 戸田駐車場
10:23 10:34 達磨山
10:48 10:49 あせびヶ原駐車場
10:56 10:58 小達磨山
11:07 11:07 三等三角点石原沢
11:15 11:16 戸田峠
11:31 11:34 金冠山
12:50 12:55 沼津市民の森
13:35 13:50 河内の大杉
15:25 ゴール地点

ログがずれているのか、なぜか道中地点の大半が自動登録されないので編集で修正しています。
河内の大杉の先の電気柵地点からは左に迂回した方が早かったと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】修善寺駅 7:13発 → 大曲茶屋バス停 7:41着 (片道810円)
【帰り】木負農協バス停 15:26発 → 沼津駅 16:08着 (片道870円)
※帰りは木負農協の手前にも別のバス停があります。

コース状況／危険箇所等

道標も多く分岐も少ないので迷うことはないと思います。危険個所もありません。
大曲茶屋バス停から登山口までは3km程の車道歩きで、その後も最初のピークとなる伽藍山まで登山道と車道の繰り返しです。河内の大杉からの下りも舗装路だったので全長の半分近くが舗装路歩きだったように思います。
河内の大杉から木負農協バス停までマップ上では3つの登山道がありますが、内2つは入口が電気柵で封鎖されていました。通行の可否は不明です。詳細は写真参照ください。

スタート地点から沼津市民の森まで道中にトイレ、水場はありません。修善寺駅で済ませておきましょう。

その他周辺情報

修善寺駅前にセブンイレブン。
帰りは時間に余裕があれば、駅からは少し離れていますが沼津港おすすめです。

写真

3/31 7:52

スタート地点の大曲茶屋バス停。左手に商店はあるが営業の気配なし。

3/31 8:03

しばらくは車道歩き。右手の411号に入ります。

3/31 8:31

車道歩きに飽きてきたころ、西伊豆スカイラインをアンダーパスすれば、、、

3/31 8:33

右手に登山口の入り口が登場。ちなみに左手には吉奈峠方面への入り口があります。

3/31 8:33

コースマップ。

3/31 8:37

背の低い樹林帯と、

3/31 8:41

西伊豆スカイラインを何度か繰り返す。

3/31 8:45

咲きかけ。

3/31 9:02

空に向かうワインディング。バイクで走ったら気持ちよさそう。

3/31 9:04

西伊豆の風景。海辺に見える白い建物は土肥のリゾートマンションっぽいです。

3/31 9:17

土肥駐車場。テントを張るのに良さげな東屋と、テントを張ったことを夜に後悔しそうな路面のタイヤ跡。

3/31 9:21

おやつ休憩。

3/31 9:28

駐車場から伽藍山まではもう目の前。

3/31 9:36

伽藍山山頂。最初のピークは車道沿いでした。きっとここは山岳賞ポイント。

3/31 9:45

そして笹尾根へ。

3/31 9:49

笹に囲まれて朽ちてゆく枯れ立木。笹の生命力はすさまじい。「行こう、ここもじき笹に沈む。」

3/31 9:54

2つ目のピーク、古稀山山頂。尾根道、スカイライン、遠くに富士山と素晴らしい眺め。

3/31 9:55

左手には戸田港、海の向こうにうっすらと富士や由比の海岸線。

3/31 10:11

凄くワクワクする景色でした。

3/31 10:13

戸田駐車場。

3/31 10:14

観光マップ。この先の登山道もしっかり描かれています。

3/31 10:23

空に向かう笹尾根。

3/31 10:31

達磨山山頂。3つめのピークで本コース最高標高の981.8m。小さいけれど360度の展望が楽しめる絶景スポット。

3/31 10:32

富士山、沼津アルプス、伊豆の山並み、

3/31 10:33

さらに来た方向を振り返る。たぶん天城山とかも見えていると思います。

3/31 10:39

山頂を堪能し、次のピークへ。

3/31 10:48

西伊豆スカイライン再び。やはりバイクとスポーツカーを多く見かけました。

3/31 10:57

少し急な木の階段を上り、

3/31 11:00

4つ目のピーク、小達磨山。展望なし。

3/31 11:04

ここは下りも急でした。

3/31 11:06

富士山を眺めながら綺麗な尾根道を進む。

3/31 11:09

アセビでいいのかな？鈴なりで満開で、

3/31 11:10

それがトンネルのように続いていました。春ですね。

3/31 11:20

戸田峠に降りてきました。バス停もあります。

3/31 11:22

道路を渡ってすぐの金冠山登山道へ。

3/31 11:28

分岐を左手に。山頂はすぐです。

3/31 11:34

達磨山からよく見えていたアンテナ。

3/31 11:34

金冠山山頂。本日5つ目で最後のピーク。

3/31 11:35

山頂の広さはそこそこですが、「岩がゴロゴロしていてちょっと休憩しにくいかも。。。」と思いスルーしてしまいました。（これは失敗）

3/31 11:38

沼津市民の森方面へ。2つルートがありますが、左手の尾根道コースを行きました。

3/31 11:50

そして、その途中の変なところでお昼ご飯。やっぱ山頂で食べておけば良かった。

3/31 12:21

ここまでのコースに比べるとだいぶ年季が入った感じになりますが、

3/31 12:23

道標は多すぎるくらいあるので迷う心配はないと思います。

3/31 12:30

唐突に現れる日本庭園の看板。面影は見られず。

3/31 12:35

車道を渡って左手へ。

3/31 12:38

ここで行き先が急に河内に変わるので驚きますが、この方向であっています。

3/31 12:41

列石。大きな石が並んでいたからかな。（写真なし）

3/31 12:47

リンカーンの椅子。これは分からなくもない。

3/31 12:53

沢山看板が登場したら沼津市民の森に到着。右手に輝く「便所」の看板。

3/31 12:55

ロッジもいくつかある林間キャンプ場の模様。写真右奥にうっすら見える大きい建物がトイレです。

3/31 12:59

管理棟に寄り道してコース確認。後述しますが、大杉・堂山ルート、河内川ルートは途中で電気柵で塞がれていました。

3/31 13:03

森の中に戻り、堂山展望台方面へ向かいます。

3/31 13:10

堂山展望台。

3/31 13:11

富士山や沼津アルプス、淡島などが一望できます。

3/31 13:20

ベンチもあったので木陰でティータイム。

3/31 13:37

そして、本日最後のイベント、大杉へ。

3/31 13:39

杉林の中、右手が少し開けたところに登場します。

3/31 13:39

河内の大杉。

3/31 13:39

7本に伸びる枝木の1つ1つが普通の杉より大きい。

3/31 13:41

下から見上げる。

3/31 13:46

説明文。推定樹齢400年とのこと。

3/31 13:48

壮大でした。来てよかった。

3/31 13:50

縄文杉みたいになるまで長生きしてもらいたいですね。

3/31 13:56

さて、大杉を見てすぐ、禅長寺方面に進むと問題の地点に差し掛かります。

3/31 14:00

登山道を完全に塞ぐ電気柵。通行に関する記載はありません。持ち手はあるので外そうと思えば外せるのですが、、、地元の人が規制しているのであれば入らないのがマナーと思い、迂回することに。

3/31 14:18

それで迂回した河内川ルート入り口にも電気柵が掛かっていました。「さわるな！」ともあるしこれは。。。

3/31 14:21

と言うわけで、さらに迂回して車道ルートへ。あとはひたすら舗装路歩きです。

3/31 14:49

葉桜。

3/31 15:07

集落が見えてきました。でもまだ結構あります。

3/31 15:18

河内川沿いの桜は満開。バス停ダッシュしている最中に足を止めて撮った一枚。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

Xperia X Performance SOV33 au SONY

感想

desmune

西伊豆を歩く20km越えの低山縦走。バスでのアクセス、広範囲で補給・トイレなしと懸念事項もありましたが、登山道としての難所は特になく、景色も道も綺麗で気持ちいいです。特に古稀山からの「尾根道・スカイライン・富士山」の眺めは最高で、これから歩く道への期待にテンション上がりまくりでした。

河内の大杉は実はそんなに期待していなかったんですが、行ってみると予想外の大迫力で夢中になりました。縄文杉を去年見に行っているのですが、こちらは真下にまで近づけるのと観光地化していない自然のままの姿ということもあって、負けず劣らずの荘厳さがあったように思えます。
ただし、時期的に行くときは花粉に注意しましょう。写真を撮ろうと周りをグルグル動き回っていた時、差し込む光の中に浮かぶ大量の粉にはハッとなりました。（帰りのバスは鼻水ダラダラでした）

下山では電気柵に迂回を強いられたり、バス停の位置をちゃんと把握していなくてダッシュしてたら乗りたいバスとすれ違うというアホなこともしましたが、天気も良かったし20km歩いても膝が痛くならなかったので満足しています。