西上州 三ツ岩岳(アカヤシオ満開と脱線、美しさの裏側は?)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 471m
- 下り
- 471m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルート道標が完備されている。 しかし登山直後から急登で滑りやすい。 ロープ設置の場所もあるが危ない場所はなし。 脱線ルートは踏み跡僅か。 |
写真
感想
・久しぶりに三ツ岩岳。午後の空き時間に空を眺めてチャンスと出かける。1時半過ぎの登山開始。登山口で知り合いとばったり。考えていることは同じ。
・登山口より急登は西上州の常識、今回は竜王コースより辿る。途中3回脱線する。
・脱線1:右手の支尾根に踏み跡があるので行ってみる。展望しはダムのみであった。ここで隣尾根が気になる。
・脱線2:脱線1の踏み跡分岐からちょっと上がったところにも踏み跡があったので早速行く。もしかして脱線1から見えた尾根に行ける? と期待しつつ、薮の中の踏み跡を辿ると、採石場の跡だった。勝手な想像だが、採石場からのルートが簡単なので、採石場から行く人の方が多く、竜王大権現へのルートが廃れたのか? なんてね。
・脱線3:竜王大権現の上の岩峰、絶対に何かありそうなので、登ってみた(中級程度)ら、案の定、石祠があり、大展望が広がる。またアカヤシオもたくさん!
・三ツ岩岳に近づくにつれてアカヤシオの量が増えてくる。高さも程々で鑑賞には持って来いの高さでした。
・登山口の駐車場の車の量に比して、頂上は誰一人といないので(時刻的に当たり前か?)独占でした。
・かつて木や根に捕まって登った斜面も立派にロープつき登山道となっていました。ここからのアカヤシオもきれいです。
・西峰から見る三ツ岩岳、ここからのアングルもお勧めです。西峰へは山地図では実線表示ですが、実際は踏み跡もなく滑る急登です。
・沢の下りは周囲は荒れています。石垣があり昔は山畑やワサビ畑だったのでしょうね。
・平日でもあれだけの車の数、土日はかなりの混雑が予想されます。またアカヤシオはピークを越えています。この週末が最後だと思います。
・帰りに大仁田ダムのダムカード貰いに行ったが、配布は15:30までとのことでした。
・アカヤシオの美しいというイメージの山ですが、裏は採石場にてボロボロでした。
早く樹木が生えて自然の山に帰ることを期待しています。
・25年前に初登山、今回と逆ルート(登り 尾根コース 下り 竜王コース)で行きました。当時は薮漕ぎ状態で、特に竜王大権現からのくだりは、登山ガイドにも「適当に下る」と記されている通り、道などなかった。いまでは三ツ岩岳も「世に出た」山になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
yamadanukiさん、今回も西上州らしい記録を
紹介してくださり、ありがとうございます。
平日でも大仁田ダムの駐車場がいっぱいとのこと、
驚きました。
>登山ガイドにも「適当に下る」と記されている通り、道などなかった。いまでは三ツ岩岳も「世に出た」山になりました。
表現が絶妙です!
さて、今年は春が大急ぎで進んでしまいましたね。
足利市街地では桜は散り、ハナミズキが咲いています。
でも、この数日肌寒くて花が開ききれないという感じです。
急ぎすぎてしまったけれど、足踏みしている感じでしょうか。
はあ、三つ岩が終わりならば、次はどこで花見をしようかと
悩みます。
今年は木々の進行が速く、奥多野も風景は5月になってしまいました。
「世に出た」は西上州の人がよく使います。例として「うちの集落は10年前に車道が完成してやっと世に出たのだよ」みたいにです。
三ツ岩岳も25年前は岩と薮好きのオタクな山でして、アカヤシオといったら烏帽子岳が人気で三ツ岩岳なんて山地図にも掲載されず、見向きもされていませんでした。ホントに「世に出た」山です。
アカヤシオ、低山は進行が速いですが、高いとこはそんなに進んでないと思います。烏帽子岳はこれからと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する