記録ID: 1428839
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アルパインクライミング
奥武蔵
金岳全ピ-ク踏破(P3P2間ダイレクトルート)
2018年04月14日(土) [日帰り]
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- GPS
- 04:57
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 477m
- 下り
- 439m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 5:29
距離 6.4km
登り 477m
下り 443m
天候 | 曇り、時々薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スタートは阿熊集落センター、ゴールは林道宮沢線の最奥地点である。 林道宮沢線の入り口はやや分かりにくいので、注意されたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
私の金岳登頂は今回で3回目である。 1回目はP5からP3まで登ったがP2までの見た目のあまりの険しさにP2登頂を断念した。 2回目は林道宮沢線からの周回でP1からP5までの全ピークを目指した。この時はP2からP3まで、岩根の下のトラバースの道を探して踏破に成功した。 今回は強力な助っ人を得て、このP3とP2間のダイレクトルートでの踏破に挑戦した。 金岳は2016年3月以降に発行された山と渓谷社分県登山ガイドの「埼玉県の山」(打田0戝)に紹介されていて、概要や危険個所を掴むのに参考になる。ただしP3までで、P2へのルートについては触れていない。 |
写真
P3頂上からP2を望む。P3からP2へは通常、ピナクルとのコルまで戻り、岩壁の下をP2とのコルまで大きくトラバ-スするのが一般的である。
今回は、P2までこの写真どおりのダイレクトルートでの踏破に挑戦する。
今回は、P2までこの写真どおりのダイレクトルートでの踏破に挑戦する。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
カラビナ
スリング
エイト環
ハーネス
|
---|
感想
金岳は道が不明瞭で、もろい岩が続くためか記録も少ない。私は埼玉県の全ピ-クの中でも屈指の難関コースに挙げたいと思う。
今回はP3からの急な岩稜を懸垂下降を交えて下降することよって、P2までのダイレクト踏破に成功したが、その間残置ハ―ケンや残置シュリンゲの類は発見できなかった。岩登り愛好家の対象ではなかったということだろう。
それだけに、私のような藪と岩の愛好者には、魅力に満ちた山域である。
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はじめまして、Boulder05と申します。
4/1に金岳の南東尾根経由で城峯山に登りました。
当日は、単独でザイルなども携行しなかったので、早々と尾根通しはあきらめて東面の岩根下の踏み跡を辿って、コルから青色の山名プレート(確か新ハイ浦和のもの)のある岩峰に立ちました。
私は若い頃は岩登りに熱中して、谷川岳や穂高の冬壁から小川山や城ヶ崎のフリークライミングまでやり、海外の岩場にも遠征しましたが、金岳のようなところは普通の「岩登り愛好家」にとっては、対象外の岩山と思います。
やはり、スケールがあるか、なくても薮や土泥苔などが少なくて岩質がそこそこ良いとかでないと、クライミングしたいとは思いません。
金岳に似ているすぐ近くの西上州の岩峰群も、昔から「ドロミテのよう」=泥みてい、と揶揄されて余り取り付くひとはいませんでした。
ご指摘ありがとうございます。
Boulder05さんの記録のル-トは以前から拝見させていただいていましたが、足跡がP2からP4に飛んでいる理由が分かりました。
ご指摘のことは、一緒に同行したものや、輝かしい実績を残している別の山岳会の方からも同様なお話を聞いています。
残念ながら、金岳は岩登り愛好家の対象にはならないのも納得です。
今回の山行では、ザイルを持参したので、楽しみの幅が広がりました。P3の下部10mの岩壁は本当は登りたかったのですが、現時点では懸垂下降で充分でした。
登山への興味の対象の差は大きいと思いますが、岩登りの好きな方にこそ、たまには金岳のような「ドロミテ」に箸休めに登っていただきたいと思いました。
(4/23加筆訂正)
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