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記録ID: 1438109
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ハイキング
東北

【北三陸作戦4/4・葛巻町】安家森〜遠別岳【丁9.7】

2018年04月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:26
距離
9.3km
登り
287m
下り
290m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:01
休憩
0:23
合計
3:24
距離 9.3km 登り 299m 下り 290m
11:28
14
11:42
8
11:50
6
ガレ場の牧柵
11:56
12:04
4
12:08
12:10
1
ガレ場の牧柵
12:11
7
12:18
51
13:09
17
13:26
13:39
14
13:53
43
遠別岳南分岐
14:36
5
14:41
11
安家平
14:52
安家森登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
袖山高原
コース状況/
危険箇所等
残雪はまだ堅い所が多いが、雪融けが進み、何十回と踏み抜く。以前、雪上山行した人の踏み跡が微かに残っていたのと、ピンクテープのおかげで遠別岳まで行くことができた。
袖山高原、安家森登山口前の駐車場。ここまでの道のドライブも最高だった。
2018年04月22日 11:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:26
袖山高原、安家森登山口前の駐車場。ここまでの道のドライブも最高だった。
うぉっ、標識が半分埋まっている。大丈夫だろうか。
2018年04月22日 11:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 11:28
うぉっ、標識が半分埋まっている。大丈夫だろうか。
なーんだ、大丈夫っぽい。
2018年04月22日 11:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:29
なーんだ、大丈夫っぽい。
と思う間もなく、やっぱり雪上山行に。
2018年04月22日 11:30撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:30
と思う間もなく、やっぱり雪上山行に。
そして、空も気持ちも晴れる安家平の広大さよ。
2018年04月22日 11:42撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 11:42
そして、空も気持ちも晴れる安家平の広大さよ。
安家森の取り付きはガレている。
2018年04月22日 11:48撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 11:48
安家森の取り付きはガレている。
開けたら閉める!今は放牧期間中じゃないけど。
2018年04月22日 11:50撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:50
開けたら閉める!今は放牧期間中じゃないけど。
なだらかな登り
2018年04月22日 11:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:53
なだらかな登り
安家森山頂には楽々到達。登山口との標高差は100mくらいしかない。
2018年04月22日 11:56撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 11:56
安家森山頂には楽々到達。登山口との標高差は100mくらいしかない。
安家森からの360度パノラマ
2018年04月22日 11:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 11:59
安家森からの360度パノラマ
まさか4月下旬に雪山山行をすることになるとは。
2018年04月22日 12:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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4/22 12:00
まさか4月下旬に雪山山行をすることになるとは。
安家平に遠別岳へ伸びる道が無いか目を皿のようにして見る。
2018年04月22日 12:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:07
安家平に遠別岳へ伸びる道が無いか目を皿のようにして見る。
遠別岳に向かう道を発見。下り方向なので水浸しだ。
2018年04月22日 12:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:17
遠別岳に向かう道を発見。下り方向なので水浸しだ。
牧柵を抜けると、
2018年04月22日 12:18撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:18
牧柵を抜けると、
その先は完全に雪の世界。
2018年04月22日 12:25撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:25
その先は完全に雪の世界。
雪の無い所は水。
2018年04月22日 12:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:32
雪の無い所は水。
笹が雪で倒れて道を隠す。
2018年04月22日 12:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:46
笹が雪で倒れて道を隠す。
ピンクテープと結構前の踏み跡の名残が頼りだ。
2018年04月22日 12:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 12:59
ピンクテープと結構前の踏み跡の名残が頼りだ。
雪融けが進み、雪の下から水が流れる音がする。
2018年04月22日 13:00撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:00
雪融けが進み、雪の下から水が流れる音がする。
さすがに笹薮で道が埋もれているのを見た時はどうしようかと思った。
2018年04月22日 13:05撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:05
さすがに笹薮で道が埋もれているのを見た時はどうしようかと思った。
笹薮から広い空間に出た所で直角に曲がる。
2018年04月22日 13:06撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:06
笹薮から広い空間に出た所で直角に曲がる。
遠別岳南分岐らしいのだが、どこに分岐するのか不明。
2018年04月22日 13:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:09
遠別岳南分岐らしいのだが、どこに分岐するのか不明。
山道は白から緑へ。
2018年04月22日 13:12撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:12
山道は白から緑へ。
と思ったが、まだまだ積雪は多い。山頂近くまで積雪があった。
2018年04月22日 13:17撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:17
と思ったが、まだまだ積雪は多い。山頂近くまで積雪があった。
ここから山頂部へ。
2018年04月22日 13:24撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:24
ここから山頂部へ。
遠別岳
2018年04月22日 13:26撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 13:26
遠別岳
山頂から南西側。
2018年04月22日 13:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:28
山頂から南西側。
山頂北側斜面は雪。
2018年04月22日 13:28撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:28
山頂北側斜面は雪。
三角点の下の土が流れてしまっている。雪と一緒に崩れるのだろう。
2018年04月22日 13:29撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:29
三角点の下の土が流れてしまっている。雪と一緒に崩れるのだろう。
山頂の青。
2018年04月22日 13:32撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:32
山頂の青。
ま、ここまでだな。平庭岳までどのくらいあるかわからないし。
2018年04月22日 13:38撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:38
ま、ここまでだな。平庭岳までどのくらいあるかわからないし。
下山開始。
2018年04月22日 13:41撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:41
下山開始。
完全に雪が無くなるのは6月かな。
2018年04月22日 13:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:49
完全に雪が無くなるのは6月かな。
帰りは往路の踏み跡を辿ればよいので比較的楽。踏み抜く箇所も事前にわかる。
2018年04月22日 13:59撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 13:59
帰りは往路の踏み跡を辿ればよいので比較的楽。踏み抜く箇所も事前にわかる。
勢いよく流れ落ちる雪解け水
2018年04月22日 14:22撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:22
勢いよく流れ落ちる雪解け水
下が空洞になっていて来る時に大きく踏み抜いた所を崩しておく。これで安心したら、その先でまた大きく踏み抜く。
2018年04月22日 14:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:31
下が空洞になっていて来る時に大きく踏み抜いた所を崩しておく。これで安心したら、その先でまた大きく踏み抜く。
安家森に出る手前で衛星信号ロスト。最近よくロストするのだが、ソフトウェア更新のお知らせが出ていた。
2018年04月22日 14:37撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:37
安家森に出る手前で衛星信号ロスト。最近よくロストするのだが、ソフトウェア更新のお知らせが出ていた。
積雪で牧柵を越えられる。
2018年04月22日 14:41撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:41
積雪で牧柵を越えられる。
安家平から登山口は近い。
2018年04月22日 14:46撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:46
安家平から登山口は近い。
登山者名簿箱。これでは開けられない。
2018年04月22日 14:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:52
登山者名簿箱。これでは開けられない。
何はともあれ無事戻ってきた。
2018年04月22日 14:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:52
何はともあれ無事戻ってきた。
袖山牧場
2018年04月22日 14:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:53
袖山牧場
フキノトウ
2018年04月22日 14:55撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 14:55
フキノトウ
登山口から先、道路が雪で埋まっている。ということは、非常にグッドタイミングに訪れたということ!?幸いなるかな。
2018年04月22日 15:07撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 15:07
登山口から先、道路が雪で埋まっている。ということは、非常にグッドタイミングに訪れたということ!?幸いなるかな。
改めて、ドライブコースとしても最適。岩手県北部の高原は最高だ。
2018年04月22日 15:09撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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4/22 15:09
改めて、ドライブコースとしても最適。岩手県北部の高原は最高だ。
羽生結弦ファンのせいか、新幹線の席がすぐに取れなかったので、盛岡城跡公園に桜を見に行く。
2018年04月22日 17:47撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 17:47
羽生結弦ファンのせいか、新幹線の席がすぐに取れなかったので、盛岡城跡公園に桜を見に行く。
盛岡の桜は大満開。立ち寄って良かった。
2018年04月22日 17:49撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 17:49
盛岡の桜は大満開。立ち寄って良かった。
夕日が右側なので、盛岡南側の山々。雫石との境辺り?
2018年04月22日 17:52撮影 by  XQ2, FUJIFILM
4/22 17:52
夕日が右側なので、盛岡南側の山々。雫石との境辺り?
順光で城内の桜
2018年04月22日 17:53撮影 by  XQ2, FUJIFILM
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4/22 17:53
順光で城内の桜
桜の下は多くの人で賑わっている。
2018年04月22日 18:01撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 18:01
桜の下は多くの人で賑わっている。
というわけで、岩手の旅は全てが万事うまくいった。まさに天寵と言うべし。岩手の大地、大海、大空にただ感謝あるのみ。
2018年04月22日 18:03撮影 by  XQ2, FUJIFILM
1
4/22 18:03
というわけで、岩手の旅は全てが万事うまくいった。まさに天寵と言うべし。岩手の大地、大海、大空にただ感謝あるのみ。
岩手は東京からすると遠いので、なかなか行き難い面があるが、訪れてしまえば、豊かでのんびりした時間を楽しめる。(完)
2018年04月22日 18:31撮影 by  XQ2, FUJIFILM
2
4/22 18:31
岩手は東京からすると遠いので、なかなか行き難い面があるが、訪れてしまえば、豊かでのんびりした時間を楽しめる。(完)
撮影機器:

感想

北三陸山行の〆は残雪多く、最もハードな山行となった。
標高1,000m系ではまだ雪が多いことは重々承知だったのだが。
春の訪れで雪融けが進み、雪を踏み抜いては立ち止まる。
雪の下では雪融け水が流れる音が聞こえ、雪の無い所は沢化。
木の枝や笹が雪のために道に覆い被さり進行を困難にさせる。

それでも、広い草原、広い空。太陽の光に照らされて輝く残雪と
白い肌の木立には、感嘆の連続。
岩手の売りは高原と森。そのことを感じた本一連山行の集大成。

安家森(あっかもり)と遠別岳の山行は、登山口に至る前から爽快なものだった。登山口のある袖山高原まで車を走らせるのだが、高原全体の光景が素晴らしい。南の方だったら○○スカイライン等として料金を徴収するような所だ。それが普通の道路で味わえるのは新鮮だった。

登山口に至る道沿いの雪壁と言うほどではないが雪の垣根に、山域とするには早過ぎたかと思いつつ、とりあえずは登山口へ。登山口ももちろん残雪に覆われているが、クララのように立てたので入山することとした。

安家森までは比較的楽。ちょっと歩くとすぐに広大な草原、安家平に出る。安家森へは薄っすらとした道とガレ場の牧柵を越えればすぐに山頂である。そして、標高差がそれほど無いはずなのに展望が凄い。

安家平〜遠別岳間が本山行のメイン。一部を除き、ほぼほぼ残雪に覆われている。行く手には結構前に歩いたと思われる人の足跡が薄っすらとした窪みとなって残っており、また木の枝には、所々探さなければならない箇所があるが、ピンクテープが付いているので、それを辿りつつ歩く。
足跡が深い所を気をつければよいと軽く考えていたが、雪融けが進みつつある中、結構足が沈む箇所が多い。踏み抜きがある所を外して足を置いたら、その辺り全体が空洞となっており太ももまで足を踏み抜いた。よくよく耳を澄ますと雪の下からジョロジョロと水が流れる音がする。やたら水が多いなとは思っていたが、ここは安家川の源流地なのだった。

笹薮を抜けた所で直角に右折し、いよいよ遠別岳を正面に見据える。途中、遠別岳を非常に遠く感じたこともあったが、諦めずに歩き続けて山頂に到達することができた。天気予報では午後から曇るという話だったが、晴れが残った空の下、展望は良し。
帰りは来た道を戻るだけなので安心して安家平を経由、残雪山行も無事終えることができた。

今回、岩手の北部を渡り歩き、この高原の連なりはいつの季節においても心を躍動させるであろうとの予感を得た。真夏の避暑に、秋の紅葉に、いつ来ても楽しめそうな岩手県には、また時期を改めて訪れることとしたい。

〜完〜

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