駿相国境尾根 篭坂峠〜三国山〜不老山〜谷峨駅
- GPS
- 07:40
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,992m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:40
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
最寄り駅日吉駅横浜駅(6:14発)(7:04着)国府津駅(7:07発)(7:57着)御殿場駅(8:10発)篭坂峠バス停(8:45着)ICカード可910円 国府津駅では反対側ホームに入線する御殿場線にそのまま乗り換えます。御殿場線ではICカードは使用できませんが、御殿場駅の精算機にカードを差し込み精算すると降車券が発行されます。 【復路】 谷峨駅(16:41発)松田駅新松田駅町田駅中山駅最寄り駅 谷峨駅では切符は買えませんのでそのまま乗車します。出口改札で精算の場合行列ができるので、後部車両に乗車し車掌から乗車券を買うと良いでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【篭坂峠〜三国山】 反対側のバス停脇から公園墓地への道に入りトイレを右に見て、墓地の中を抜けると左奥に登山口がある。しばらくはV字に削られた火山砂礫の道を登って行く。 傾斜が緩みアザミ平で立山方面からの縦走路に出る。その名の通りフジアザミが咲誇る場所らしい(花期は9月)この先大洞山に上る途中が富士山ビューポイントらしいので(私は確認できず・・)時折振り返りましょう。 緩やかに登り、本コース最高地点の大洞山(山中湖村の人達は角取山というらしい)、なだらかな稜線を行き楢ノ木山、ズナ坂峠、その後2つのピークを越えて三国山。山頂は樹林に囲まれ眺望無しです。 ズナ峠から富士スピードウェイ・富士霊園への道は崩落の為、通行止めです。 【三国山〜湯船山】 三国峠へ下る道を左に見送り尾根を直進します。1201mピークを過ぎると送電線の下、丹沢方面の展望が開ける。時折風格のあるブナの大木が現れる明るい林を下ると車道を横切る。山道に入り再び車道に出て明神峠。150mの登り返しで湯船山、時折痩せ尾根があるが難しい所は無い。 【湯船山〜不老山】 ブナ林の中なだらかに下って行き、白くらの頭前後あたりが一番のブナの巨木区間と思います。 ロープが張られた急斜面を降り、右に崖をみて進むと、植林帯となる。踏み跡が不明瞭な所があるが、木に赤いスプレーで印がある。 世附峠手前のピーク「サンショウバラの丘」から見る不老山は大きい。峠からの登り返しは200m強、傾斜もキツク最後は足にきますのでゆっくり行きましょう。 【不老山〜谷峨駅】 不老山からの下り初めは雨で削られ、木の根っこがむき出しのザレた急斜面です。 鹿柵沿いを幾度かアップダウンした後、林道へ出る手前の下りは作業道が交錯し踏み跡不明瞭です。林道を横切り少し行くと稜線にロープが張られており、この先は自粛要請ルートである。ここを右へ山市場方面へ下る。 崩落個所・落ち葉に埋まった急斜面などがあるので慎重に。 河内川にかかる吊り橋を渡り、県道に出て右に行けば山市場バス停がある。 通常はここからバスで新松田駅へ向かいましょう。 谷峨駅までは3.8キロです。 |
その他周辺情報 | トイレ ■御殿場駅 ■篭坂峠公園墓地 ■明神峠(簡易トイレ) ■世附峠(簡易トイレ) ■道の駅山北 ■谷峨駅(構内) 若松食堂 松田駅・新松田駅より徒歩2分 定休日:日曜 ■女性が仕切っている店は良い店が多い、ここは大女将・女将・看板娘(女将の娘)・女将の旦那という構成の様だ。大女将はもうかなりの御高齢でボケない様に野菜切り等を任されている様である。カウンターに座り、酒瓶の隙間からテキパキとしたやり取りを眺めつつ、安くて美味いツマミで旨い酒を飲むのは幸せである。 【本日のお会計】 ■生ビール(中)キリン一番搾り:500円 ■お通し(ゼンマイのおひたし):100円 ■ホタルイカの沖漬け:200円 ■冷奴:150円 ■焼酎ロック(黒霧島20度):450円 ※黒霧島25度は500円、赤霧島25度は600円 ■刺身盛合せ:1150円 ※どのネタも旨いが特に地蛸が絶品です。 ※時価にビビり少なめでお願いしますと言いました 本日のお会計:焼酎お代わりして締めて3000円。 ★山麓酒場 北の横綱「あさかわ食堂」、南の横綱「若松食堂」という感じです |
写真
感想
丹沢から西に延びてきた赤線、もう少し伸ばしましょう。「駿相国境尾根」なんかカッコいいな・・よーしイッキに山中湖へ行くぞ!でもヘタレなので下り基調の東行きコースとなりました。
・・とはいえ累計登り1170m下り2100m越えで20Kmオーバーは大丈夫だろうかと不安を抱きつつ、列車を乗り継ぎ御殿場駅に降り立つと富士山がくっきりと青空に浮かび気合を入れくれたのでありました。
河口湖行バスの運転手は女性ドライバー、小さな体でバスのデカいハンドルを華麗に操り篭坂峠まで運んでくれました。一緒に降りたのはソロの青年、何処へ行くのか聞くと3日間かけて上野原まで縦走するとの事、「イイねー頑張れよ」と声をかけ先に出発する。
V字に削れた砂礫の道は何となく気分の沈む道だったが、時折現れる花に癒されモクモクと登ると気分の良い稜線にでる。三国山まで何とか青年に追い抜かれず来ることが出来た。
インスタ映えする富士山画像を収めるつもりが当てが外れ、ふてくされて歩いていると、周りは次第にブナ林に変わり、身体がどんどん浄化されていく感じがする・・
ニンゲンが小さくてスミマセンとブナの巨木に手をついて謝り、正しく歩を進め何度も現れる登り返しに笑って対応する事にする(ウソです)
サンショウバラの丘から不老山が正面に見えた時には、登り返しの距離にビビり下を向いてしまいましたが、気を取り直してトボトボと登り山頂でワインを飲み完全復活。
長い下りでしたが、疲労感はそれほどなく予定通り谷峨駅まで歩き通すことが出来ました。目出度しメデタシ
★本コース唯一にして最大の欠点はすぐ近くに居ながら富士山に背を向け歩く事。
そして尾根筋が日本一様に重ってしまい、お姿をキチンと見られない事です。
★ブナ林の尾根としては私が歩いた中では3本の指に入りますね。
コメント
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subaru さん、こんばんは。
駿相国境尾根、格好良いルート歩かれたんですね。
何と言ってもブナの林が気持ち良さそうです。
良い尾根ですが、下界からエンジン音がうるさくありませんでしたか?
あれがなければまた行こうと思うんですが。
washinさまコメントありがとうございます
確かに三国山から下って行くときにはブンブン聞こえてましたねー
でも明神峠辺りではあまり気にならなくなってました。レースは無く練習走行だけだったのかな きっと昼休みだったんでしょう
あのブナは印象に残りました
subaru5272
subaruさん
ロングですね
私は2回に分けて歩いたコースです。さすがです。
不老山からの下りが急だったのを思い出しました。
A食堂ではなくW食堂でしたか!
Yさんは、奥方とでも行かれたのではと言われていたので、てっきり箱根辺りの散策かと思っていました。
スミレ勉強会の成果あったようですね。師匠から添削しろ言われる前にコメントいれちゃお!
hamburg
hamburgさまコメントありがとう御座います
こんないい天気なのに今日は仕事のsubaruです
久々のロングは疲れました でも高尾に比べるとやはり花の種類は少ないですね
スミレ撮影に燃えてたんですけどねー(ホンとは少なくて助かった )
W食堂は安くて美味くていい店です
subaru5272
subaruさん たっぷり歩いて、呑んで満足の充実のいい一日ですね 充実感満タン
良い選択の道ですね
富士山背中ということは、逆から歩けば良いのでしょうか?
良い居酒屋見つけましたね🏮
もうメンバーですか?
でわ、、また
muttyann
muttyannさまコメントありがとう御座います
富士スピードウェイのエンジン音がうるさいですが、ブナ林がスンバらしい良い尾根です 逆コースだと累計標高2100mの登り基調となるので、かなりきついと思いますがmuttyannさんなら大丈夫 私は久々の筋肉痛です・・
まだまだ常連には、なれませんが若松食堂いいですよー
subaru5272
地味ながらも新緑時期は魅力の山稜ですね。
サンショウバラ(→見たことなし)の頃にはわんさかハイカーが押し寄せるようです。
御殿場駅から籠坂峠へアクセスされましたか。
拙者は大月・山中湖経由で言ったのでとにかく登山口までが遠かったです。
不老山からの最後の下りがこのコースのキモですね。
驚くほどの急坂の連続で・・・思わずヘッピリ腰になりますね。
バス待ち30分なら歩くべしですよ。
あそこはまだ自由乗降区間ですから、いざとなれば手を挙げたらバスが止まりますから。
エンドー酒店、拙者も御用達です。
隊長
yamabeeryuさまコメントありがとうございます😊
平野バス停から歩きたかったんですが、アクセスの都合上、篭坂峠からになりました。
世付峠までは穏やかないい尾根でしたねー
道路歩きも楽しめるようになってきました。
飛行機の中から返信です。
これから上海出張です。
携帯電源切れのアナウンスがあり💦
subaru5272
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