ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1443141
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

高千穂峰 〜九州遠征4日目〜

2018年04月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:45
距離
5.5km
登り
621m
下り
611m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:15
合計
2:45
5:37
4
5:41
5:41
12
6:07
6:08
25
6:33
6:34
11
6:45
6:45
24
7:09
7:19
15
7:34
7:34
12
7:46
7:46
14
8:00
8:01
7
8:18
8:18
4
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
祖母山⇨久住山⇨阿蘇山レンタカーを使用
熊本空港でレンタカーを返却し、鹿児島エリアに向けて移動

【前日移動】
バス:熊本空港 14:15⇨14:35益城インター口
高速バス:益城インター口 14:53 ⇒ 17:00 鹿児島空港(\3130)
レンタカー:鹿児島空港⇒霧島高原国民保養地(テント泊)

【下山後】
レンタカー:高千穂峰⇒霧島観光⇒鹿児島空港(レンタカー返却)
バス:鹿児島空港⇒指宿駅(\2350)
バス:指宿駅 14:10⇒14:58 開聞岳登山口(\670)
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜樹林帯抜ける所】
駐車場から登山口までは200mほどです。2つ目の鳥居の前を右に折れると登山口。
登山道の序盤は石組みの道で、5分ほど歩くと石積みの階段となります。階段が終わると砂礫交じりの登山道となり徐々に視界が開け、前方にお鉢に登る道が見えてきます。

【樹林帯〜御鉢】
お鉢に登る登山道は、右寄りの岩場を登っていくのが正規のルートのようです。
私は真っ直ぐに伸びている砂礫の道を進んでしまいました。踏み跡も登山道も明瞭ですが、GPSで確認すると登山道をかなり外れて歩いていたようです。帰りは正規の登山道を使って降りました。

真っ直ぐに伸びている砂礫の道ですが、所々に段差があるため踏ん張ることが必要です。ですが踏ん張るたびに足が滑るため、距離と斜度以上に足への負担が大きいです。まるで砂山を登っているようで富士山よりも歩きづらいんじゃないでしょうか?
正規の登山道は、溶岩が固まっているごつごつとした道です。砂礫混じりなのでスリップには注意しなければなりませんが、足の引っ掛かりが多いので登りに使うのにはこちらが良いでしょう。
結論としては、登りは正規の登山道、降りは私が間違えた砂礫の道を使うのが楽かと思います。

【御鉢〜山頂】
御鉢から鳥居までの区間は、地面も締まっていて歩きやすい区間です。御鉢まで登ると霧島連山の山々が見渡せるようになりますので、景色を楽しめる道です。もう少ししたらミヤマキリシマも満開になるのでしょう。
鳥居から山頂までは、階段なども整備されていますが、基本的には砂礫の道です。足が滑る前に次の一歩を踏み出せればいいのですが、なかなかそうはいかず、結局は踏ん張ることが必要になりますので足への負担は大きいです。
その他周辺情報 【温泉・入浴】
前田温泉 カジロが湯(\360)
格安ですが、シャンプーや石鹸の類は別売りです。
霧島温泉郷には日帰り温泉が多数ありますが、私は下山が早かったので他に入れるところがありませんでした。

【バッジ】
高千穂ビジターセンターで売ってました
高千穂峰のほか韓国岳が2種類ありました

【観光】
★霧島神宮
  いわずと知れたパワースポット
  境内横に駐車場があります。
  周辺の道案内表示は不親切で道順がよく分かりません。

★丸尾の滝
  観光案内などに登場しますが、行ってみると何てことない滝です。
  駐車場などを見ても、それほど力を入れている観光スポットではない感じ。
  柱状節理が見られますが、高千穂峡を見た後だと見劣りします。
  
★霧島温泉観光案内所
  土産物や食事が可能な施設です。
えびの高原に行けないので、幕営地は霧島高原国民保養地としました
結構いい値段とられました
2018年04月29日 18:33撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/29 18:33
えびの高原に行けないので、幕営地は霧島高原国民保養地としました
結構いい値段とられました
綺麗な夕焼けを見ながら早々に就寝
2018年04月29日 18:34撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/29 18:34
綺麗な夕焼けを見ながら早々に就寝
高千穂河原の駐車場
既に登山者は何名かいますが、係員はいませんでした
帰るまでにしっかりチェックされ集金されます(\500)
2018年04月30日 05:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 5:37
高千穂河原の駐車場
既に登山者は何名かいますが、係員はいませんでした
帰るまでにしっかりチェックされ集金されます(\500)
早速準備して登山開始
この鳥居から200mほどで登山口
2018年04月30日 05:37撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 5:37
早速準備して登山開始
この鳥居から200mほどで登山口
この景色を見たら右です
2018年04月30日 05:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 5:40
この景色を見たら右です
ここから登山口
2018年04月30日 05:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 5:40
ここから登山口
最初は緩やかな石畳
この後、階段となります
2018年04月30日 05:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 5:50
最初は緩やかな石畳
この後、階段となります
20分ほどで樹林帯を抜けます
2018年04月30日 06:01撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:01
20分ほどで樹林帯を抜けます
振り向いて撮影してますが、お鉢に向かって登り始めてます。
正規の登山道は、この写真だと左端を歩くのです。
私は間違えて真っ直ぐに歩いてます。
2018年04月30日 06:08撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:08
振り向いて撮影してますが、お鉢に向かって登り始めてます。
正規の登山道は、この写真だと左端を歩くのです。
私は間違えて真っ直ぐに歩いてます。
お鉢に登りました。正面が正規の登山道から上がってくるところです。
ここに来るまで、間違っていることに気づきませんでした。
2018年04月30日 06:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:31
お鉢に登りました。正面が正規の登山道から上がってくるところです。
ここに来るまで、間違っていることに気づきませんでした。
お鉢に登ると高千穂峰が見えてきます
2018年04月30日 06:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:32
お鉢に登ると高千穂峰が見えてきます
馬の背から火口壁
2018年04月30日 06:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:32
馬の背から火口壁
高千穂峰の全景
端正な山ですよね
2018年04月30日 06:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:43
高千穂峰の全景
端正な山ですよね
ここで祈願して、いざ山頂へ
15分ぐらいで登れると思ってましたが、大きな勘違いでした
2018年04月30日 06:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 6:45
ここで祈願して、いざ山頂へ
15分ぐらいで登れると思ってましたが、大きな勘違いでした
高度を上げるとお鉢を見下ろせます
この辺り、登山道が砂礫でなかなか登れないのです
2018年04月30日 07:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:02
高度を上げるとお鉢を見下ろせます
この辺り、登山道が砂礫でなかなか登れないのです
やっと逆鉾が見えました!
結構足にきてます
2018年04月30日 07:07撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:07
やっと逆鉾が見えました!
結構足にきてます
新燃岳
噴煙という感じではないですね
もう少しで収まるのかな?
2018年04月30日 07:09撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:09
新燃岳
噴煙という感じではないですね
もう少しで収まるのかな?
逆鉾は四方を囲まれており立ち入り禁止です
なので360度を一度に見渡せる場所はありません
2018年04月30日 07:11撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:11
逆鉾は四方を囲まれており立ち入り禁止です
なので360度を一度に見渡せる場所はありません
逆鉾は想像していたより小さなものでした
百聞は一見にしかずですな
2018年04月30日 07:14撮影 by  iPhone 6, Apple
4/30 7:14
逆鉾は想像していたより小さなものでした
百聞は一見にしかずですな
御鉢から霧島温泉郷方面
2018年04月30日 07:20撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:20
御鉢から霧島温泉郷方面
いまひとつ視界が良くありませんが、桜島が噴煙を上げてました
2018年04月30日 07:20撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:20
いまひとつ視界が良くありませんが、桜島が噴煙を上げてました
霧島連山を一望できます
2018年04月30日 07:22撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:22
霧島連山を一望できます
登っているときには気づきませんでしたが、これも火口のようですね
2018年04月30日 07:22撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:22
登っているときには気づきませんでしたが、これも火口のようですね
下山途中に、再度御鉢を一枚
2018年04月30日 07:24撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:24
下山途中に、再度御鉢を一枚
登山道はこんな感じ
踏み込むと、半足分くらい下がってしまいます
2018年04月30日 07:25撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:25
登山道はこんな感じ
踏み込むと、半足分くらい下がってしまいます
少し時期が早いようです。
これから咲き乱れるんでしょうね。
2018年04月30日 07:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:48
少し時期が早いようです。
これから咲き乱れるんでしょうね。
降りは正規の登山道を歩いています
ごつごつしていて降りづらい
2018年04月30日 07:51撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 7:51
降りは正規の登山道を歩いています
ごつごつしていて降りづらい
駐車場まで帰ってきました
2018年04月30日 08:20撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 8:20
駐車場まで帰ってきました
ビジターセンターの建物
9時開館のはずですが、8時30分には開いてました
折角なので見学させて頂きました
2018年04月30日 08:30撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 8:30
ビジターセンターの建物
9時開館のはずですが、8時30分には開いてました
折角なので見学させて頂きました
帰りがけに霧島神宮に寄り道
ショートカットせず参道を歩いていきました
2018年04月30日 08:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 8:52
帰りがけに霧島神宮に寄り道
ショートカットせず参道を歩いていきました
本殿は多くの観光客で賑わっていました
2018年04月30日 08:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 8:59
本殿は多くの観光客で賑わっていました
厳かな雰囲気の参道でした
2018年04月30日 09:03撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 9:03
厳かな雰囲気の参道でした

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

九州遠征4日目

疲れが出てきたところですが、距離的には一番短いので楽ができると思ってました。
その思い込みは大きな間違い。御鉢までの砂礫の道と、高千穂峰へ登る砂礫の道は足への負荷が大きいです。

今回、旅の計画は正月休みのうちに立てておいたのですが、霧島連山は韓国岳と高千穂峰の2座を登る予定でした。百名山としては最高峰の韓国岳ということですが、この連山で一番登りたいのが高千穂峰なのです。
ところが2月以降、霧島連山は新燃岳と硫黄山の噴火により、ほとんど入山禁止となってしまいました。一時は高千穂峰も入山禁止でしたので、計画を練り直したりもしました。
4月に入り、高千穂峰の入山規制が解除されとの事でしたので、韓国岳は残念ですが高千穂峰に登れるだけ幸運です。

登ってみての感想は、距離と標高差の割に時間も脚力も必要だという事です。
御鉢に登っていくところと、高千穂峰への最後の登りは砂礫の登山道なので、蹴り足が滑ってしまいます。滑らないように踏ん張れば踏ん張るほど滑ってしまう、蟻地獄みたいな感じでした。小股で、蹴り足が滑る前に次の足を付くように登らないと疲れますね。同時刻に登っていた方は、そうやってスイスイ登っていかれました。

山頂からは霧島連山のほか、錦江湾越しに桜島も見ることができました。
この日は高曇りで雨が降らないだけマシですが、視界がイマイチでした。これからの季節はミヤマキリシマも満開になるでしょうし、晴れた日に青空の下を登れていば最高の景色を堪能できるのではないでしょうか。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:454人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霧島・開聞岳 [日帰り]
高千穂河原〜高千穂峰山頂往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら