三国山・海ノ平(箱根外輪山)
- GPS
- 04:00
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 819m
- 下り
- 821m
コースタイム
芦ノ湖展望公園 11:00-11:05
湖尻峠 11:20
三国山 12:05-12:15
山伏峠 13:00-13:05
海ノ平 13:35-13:45
箱根町バス停 14:25
天候 | 晴れのち曇り。ただし午後になってからも薄日程度の日差しはありました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大平台駅 09:47-(箱根登山バス)-10:20 桃源台バス停 (帰り) 箱根町バス停 14:30-(箱根登山バス)-14:55 箱根湯本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桃源台から湖尻水門への道は、現地では何の案内もなく、人に尋ねるまで分かりませんでした。 それ以外の区間は、少々歩きにくい箇所は所々にあったものの、要注意というほどの箇所はなく、問題なく歩けると思います。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
バスを桃源台で降りると、近くにはロープウェイや芦ノ湖周遊船の乗り場があって、それらへの乗り継ぎ案内はしっかりしています。
ところが見渡しても周辺の案内図のようなものはなく、歩いて湖尻水門へ向かう場合の歩き出しが全く分かりません。
そこで交通機関の案内人の方に尋ねてみたところ、とても丁寧に教えて下さいました。
教わった通りに歩いていくと、ほどなく車道に出て、キャンプ場を左手に見ながら車道を進んで行きます。
「山と高原地図」では湖畔を進む道が記入されているので、湖畔のキャンプ場の中を通る道もありそうですが、分かりやすさを優先して車道を進むコースを教えて下さったのでしょう。
湖尻水門を遠目に眺めながら橋を渡って、右手にゴルフ場の施設を見送ると、すぐに登山道の入口がありました。
ここからの登りは、木段が一部で朽ちかけていたり、段差の大きい所があったりと少々荒れ気味で、あまり歩きやすい道ではありません。
20分ほどであっという間に稜線に上がり、分岐点を左に折れて少し歩くと、すぐに展望公園の広場に出ました。
東側には芦ノ湖と、その対岸にある神山・駒ヶ岳、さらに大湧谷の噴気などの眺めが広がっています。そして西側を見ると、大きく裾野を広げた富士山と愛鷹連峰、御殿場方面の街並みなどを一望できました。
今日のコースは展望のない区間が長かったので、東西の両方向に展望が広がるこの場所が、一番景色の良いところだったのでした。
展望公園から南下して行くと、しばらくはなだらかな道ですが、草原状のピークを過ぎると、湖尻峠へ向けてグングンと下っていくようになります。
湖尻峠は、単なる車道の交差点になってしまっていて、見るべき物は何もありませんでした。
湖尻峠から三国山への登りは、最初はシノタケの中に開かれた道を登り、しばらく経つと植林帯に入ります。所々で激しく地面がえぐれていて、歩きづらい箇所の多い道でした。
やがて傾斜が緩んで、周囲にブナの大木が増えてくると、三国山の頂上に到着です。ベンチが3つ置かれて落ち着いた雰囲気ですが、樹林の中にあって、その樹林越しに芦ノ湖側が僅かに覗ける程度。
三国山を越えると、まず比較的なだらかに下った後で、緩い上り下りを繰り返しながら、少しずつ登り返していくようになります。
そして「山伏峠」の標識が立つ、少しも峠らしくない地点を通過すると、その先で芦ノ湖スカイラインが接してきます。
レストハウスや山伏茶屋のある開けた場所に出ると、そこからは芦ノ湖の対岸の様子が手に取るように見えていました。
山伏峠の先では、芦ノ湖スカイラインの至近距離をほぼ並走する形となる上、背の高い竹の中を開いた道となって、展望はほとんどなくなってしまいます。
ただし道の傾斜は極めて緩やかで歩きやすく、防火帯の中を登るようになると、丘のような海ノ平のピークです。
ピーク地点には何もなく、左右も竹の密生で景色も何も見られません。ピークを過ぎて少し下り始めた所に「海平」という標識だけが立っていました。
海ノ平を後にして、防火帯の尾根を下り切って左に折れると、その先は鬱蒼とした林の中に入ります。
すると、木段の急な登り下りが続けざまに現れるようになりました。もうゴールは近いと思っていたところで、結構大きなアップダウンが繰り返されるので、少し辛く感じた区間となっています。
なんとか車道に出て、道の駅の横を通った先で急な階段を下りると、旧街道の石畳が始まります。そこそこ傾斜のある下りの石畳なので、コンディションによっては滑りやすくなりそうです。
石畳を終えて車道に出ると、箱根町のバスターミナルはすぐ先。箱根新道を経由する箱根湯本行きの急行バスが、ちょうど発車しようとしているところでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_04_06/mt2007_04_06.html#20070407
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