白山 東面台地 転法輪谷から
- GPS
- 12:58
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 2,696m
- 下り
- 2,685m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にないと思われますが、下部は雪の縦溝が多いので滑降時はなるべく平らなところを選んで滑りました。林道からの取り付き部は急斜面の藪なのでルートが分かりづらいです。下山時は特に分かりづらい。自分としてはここが核心かも(笑) |
写真
感想
他の方のレコを拝見し白山の東面台地で、まだ山スキーが可能らしい。ということで晴天が約束された連休の中日、MTBで平瀬温泉から林道を白水湖まで東面台地の取り付き部に向かった。平瀬温泉の道の駅からは約2時間のヒルクライム。山と高原地図のコースタイムによると4時間半となっているのでまあこんなものかな。しかし山スキー一式を背負っているせいか、最後の方はお尻が痛くてたまらなくって押して歩いてしまった。どうするか要改善ポイントだ。
東面台地の取り付きからは踏み跡に導かれつつ藪を進んで台地に乗り上げる。すぐに雪が出てきてシール歩行可能となった。台地の左端を進むようにスキーのトレースがあるので、こちらもトレースに導かれながら白山を目指した。
今日は転法輪谷を詰めて御前峰に向かうことにしたが、寝不足と高度障害と年齢的なもので(言い訳はいくらでも出てきます)、2000mを過ぎたあたりから足が進まなくなってきた。遅々として高度が上がらないので弱気の虫も顔を出してくるが、春らしいうららかな晴天の中、時間の余裕もあるし、開き直って何度か昼寝をしながら山頂を目指した。少し寝ると結構回復するんだよね。こういうことができるのが単独行の利点かな。
転法輪谷を登りつめると御前峰にそのまま登れそうな雪の斜面が続いていたが、グサグサ雪の急斜面だった。疲労で超弱気になっていたので、そのままトラバースして夏道方面へ向かう。夏道は雪が無くなっていて、スキーを背負って山頂まで歩くことになったが、足場はしっかりしているので疲労した足には、こちらの方が安心だった。
平日だからか登山者は少なめだった。スキーヤーも一ノ瀬方面に滑り降りていく方を一人見かけたのと、下山時に転法輪谷を登ってきた単独スキーヤーにお会いしただけだった。平瀬温泉からは夏道経由で登頂されたという単独の登山者に頂上でお会いしただけだから、自分も含めて3人ということになる。
春らしい晴天で遠方は霞んで見えないが、別山や三方崩山、中宮道方面の近くの山はかえって存在感を増して見える。風もなく居心地がいい山頂で、居合わせた方とおしゃべりを楽しんだら、さあスキー滑降だ。
山頂から転法輪谷に滑り込むと程よいザラメ雪でターンも気持ち良く決まる。ただ、MTBと山頂までで足を使い切ったようで、縦溝が出てくると太ももが辛くなってきた。事情は他のスキーヤーも同じみたいで縦溝を避けるようにトレースがついている。それに習ってなるべく平らなところを選んで(あまりないけど)高度を落とした。林に入るとトレースはほぼ一本化してくるので、ほぼ自動運転で東面台地末端に到着できた。核心は林道への藪の突破で、踏み跡が下りの時はよくわからず右往左往しながらも何とかMTBデポ地点に戻ることができた。林道のダウンヒルはスピードの出し過ぎに注意して(落ちたら大変だからね)林道ゲートまで風を楽しみながら気持ち良く下りた。MTBはやっぱり速い!しかし、今日は疲れた・・・往復約40km累積上昇高度2170mはなかなかのものだった。
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昨日山頂で会話した二人組です。こちらは黒ボコの岩の中スキー板つけたまま横切りなんとか中飯場まで滑走できました。
その節はありがとうございました。春らしい良い天気で最高の白山でした。来シーズンは自分も一ノ瀬から山スキーで登りたいと思いました。
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