高ドッキョウ・貫ヶ岳へ 樽峠から 富士絶景
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- GPS
- 09:09
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 9:09
4:00 安曇野穂高発 中郷IC経由 南部町
7:10 樽峠登山口🅿
<復路>
17:00 駐車場発
20:40 自宅着 往復約380km
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒル情報が蔓延しているが現時点で見られなかった 高ドッキョウへは小ピークを登り下りする 細尾根、岩場が少し緊張するが慎重に行けば問題はない 山頂までは一か所静岡方面海の見える展望台があるが雑木林の中を歩く。それだけに山頂での富士は感動! 貫ヶ岳へは最初階段が続く、平治の段分岐先の展望台、晴海展望台と素晴らしい眺望がある。しかし山頂は雑木林にの中全く展望はない。道は高ドッキョウに比べると多少の登り下りはあるが歩きやすい。 |
その他周辺情報 | なんぶの湯 奥山温泉 道の駅とみざわ 801号に入るとオーとキャンプ場などあるが山道となる |
写真
感想
2018年(平成30年)5月5日(土)
高ドッキョウ・貫ヶ岳へ 樽峠から
「樽峠 尾根のウエーブ 高ドッキョウ」
「晴海だよ なぜ百名山 貫ヶ岳」
山梨百名山最南端の高ドッキョウそして貫ヶ岳を目指した。
両山を樽峠から往復するのがいいだろうと考え
樽峠登山口へ。
情報によると樽峠への登りには5月頃からヒルが出るという。
昨日は雨も降ったと思うので
ヒル対策をしてきた。
日ごろ履かないスポーツタイツを履く、上もアンダーアーマーの身体に密着するウェアを着用した。
さらに靴下には塩をまぶし、靴にも塩を塗り付けた。
そしてリュックには袋に入れた塩をたっぷり持った。
大台ヶ原の大杉谷でのヒルに食いつかれたことを思い出すと
ヒル情報に敏感になり、しっかりと対策をした。
登山口からすぐに木の橋を2本渡り、沢越えもする。
足元を見ながら行くがヒルは見られない。
その後杉林のジグザグの快適な登山道を登る。
木材伐採用の林道だろうが2回交差し樽峠に到着する。
石仏、地蔵が2体ありここで高ドッキョウ方面と平治の段・貫ヶ岳方面に分かれる。
ヒルがついていないか確かめたのは言うまでもない。
全く問題なく登れたようで一安心して高ドッキョウを目指した。
高ドッキョウまで標示では2時間30分となっている。
貫ヶ岳までのことを考えると、12時前には峠に戻りたいが不安は感じた。
ここからの尾根道、思っていた以上に大変でハードだった。
尾根道だが周りはブナをはじめ木々に囲まれ全く視界がない。
そして登り下りの激しい尾根道が続いた。
小さなピークにいくつ登ったか印をしながら進んだ。
大体7つまでつけたところでようやく展望の開けるところに出た。
静岡県側の港と海がうっすらと見渡すことができた。
後で知ったのだが清水港とのことだ。
久しぶりの解放感を味わいながら海の眺めを楽しんだ。
そこからしばらく比較的なだらかな尾根が続くのだが
両側が切れた崖、あるいはロープ付きの岩場も現れるなど
慎重に尾根のピークを数えるのも忘れ前に進んだ。
そして最後は一気の急登となり登りつめたところが山頂だった。
山頂からは思わず声が出るほどの迫力で富士山が目の前に現れた。
山梨の山には富士山が似合う。
富士が見られる山梨の山々に引かれるのは当たり前のように思う次第だ。
この高ドッキョウも富士の位置がどちらかも分からず登ってきたが、
この山頂での富士山との一瞬の出会いが登りのつらさなどすべてを忘れ感動を得られることができた。
山頂での感動に浸るも、そうのんびりはしていられない。
次なる貫ヶ岳を目指すためには樽峠に早めにつかなければならない。
と言って素早く進めるわけでもなく安全に一歩一歩峠に向けて歩いた。
急坂の下りからは登ってくるときは必至で気が付かなかったのだが
富士が真正面に見えるのだ。
富士山を見ながら徐々に高度を下げ帰りの道を楽しむことができた。
樽峠に着いたのは12時前。
ほぼ予定通りということで昼食をとり午前中に峠を貫ヶ岳を目指し出発。
ヒルのことを峠に着き思い出したが全く恐れることもなく歩けていた。
距離的には貫ヶ岳の方が長いが道が良かった。
最初は峠から10分ほどのところから階段が始まり大変だったが
そこを過ぎると後はさほどのこともなく進むことができた。
平治の段の先に十国展望台があり、
そこからの気持ちよい眺めが疲れを癒してくれた。
さらに20分ほど先にはここを山頂にした方がいいのではないかという
晴海展望台に着いた。
富士山、その稜線の先に越前岳など愛鷹山の稜線が見え
さらに焼津港・伊豆半島までが見渡せた。
富士川、新東名高速道路も確認することができた。
そして山梨百名山の中で標高が一番低い白鳥山、
そのかわいらしい三角形の山容が富士の手前に見られた。
富士山の姿も特徴的で
富士最高峰の剣ヶ峰が山頂で尖って見られ、
宝永の火口縁が中腹でベランダのように見られるのも興味深かった。
貫ヶ岳の山頂は晴海展望からわずかの時間で行けたが、
山頂からの眺めは全くなく、展望ある山頂へと整備をすればいいなと思い
二度と訪れることはないだろう山頂を後にして
晴海展望台で今一度絶景を心ゆくまで楽しんだ。
晴海展望台の頂、ここが山頂でもいいなと思う次第だった。
予定通り明るいうちに樽峠に戻り、無事下山することができた。
ヒルの情報に過度な防衛をして、情報に振り回された感はあるが
備えがあれば憂いなしともいうので、
ヒルに出会うこともなく山梨の2山を楽しめたことに感謝だ。
ふるちゃん
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