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Yamareco

記録ID: 1456702
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

GW最終日:静かな爺ガ岳・南尾根を登る

2018年05月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:14
距離
8.1km
登り
1,435m
下り
1,402m

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
1:21
合計
8:14
6:39
6:39
120
南尾根取り付き
8:39
8:39
76
ジャンクションピーク
9:55
10:18
15
10:33
10:37
15
10:52
11:31
48
12:19
12:19
83
ジャンクションピーク
13:42
13:57
22
南尾根取り付き
天候 陽ざしが出たり曇ったり。強風→無風
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:夜行高速バス(新宿臨時26番のりば→扇沢)6600円
帰り:高速バス(扇沢→新宿バスタ)5150円
コース状況/
危険箇所等
・南尾根に取り付くまでの柏原新道は問題なし。

[南尾根樹林帯]木の根をまたぎ、藪をかき分けが続きます。リボンの少なくなる部分もありますが、とにかく尾根の上を歩いていれば、登りは大丈夫。下りでは一ヶ所間違えて下ってしまい、引き返し修正しました。また尾根から夏道に下りるポイントを見過ごしたので、シャクナゲを掻き分け強行下降し、通常より下方て夏道に合流しました。南尾根を下り過ぎないように注意です。
登りは
〜瓩いΔ舛鉾根の樹林帯から、尾根脇の雪面におりてしまったので、雪の急斜面を暫く歩きました。雪質が硬く、キックステップを深く刻めなさそうだったので、アイゼンを装着しました。装着中、ツボ足で下って来た男性が滑落し立木で止まる、というショッキングな事が起こりました。男性は無事に登って戻っていらっしゃいましたが、雪と相談してアイゼン等の滑り止めを使用するのが大切だと実感しました。。
尾根の樹林帯を最後まで登った場合でも、ジャンクションピークまで数十メートルの急な雪の斜面があります。雪質によっては滑り止めが必要です。

[森林限界から上部]暫く雪面が続きますが、危険な斜面ではないので気をつけて歩けば問題ありません。その後ガラのつづらの登りは、通常の登山道のそれとは違い足元不安定なので、慎重に。

[南峰〜中峰]残雪ありますが、危ない程ではありません。

・頂上直下のガラの登りで、目印に立ててある赤旗を回収している冷池山荘のスタッフ?とすれ違いました。南尾根のシーズンは終了の意味かもしれません。。
おはようございます。
GW最終日、新宿→扇沢の夜行高速バスのお客さんはナント2人きりでした。
扇沢で降りると、風も強くて武者震いがとまりません、
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おはようございます。
GW最終日、新宿→扇沢の夜行高速バスのお客さんはナント2人きりでした。
扇沢で降りると、風も強くて武者震いがとまりません、
扇沢から10分。
柏原新道登山口。10台程停められるここの駐車場、まだ空きがありました。
扇沢から10分。
柏原新道登山口。10台程停められるここの駐車場、まだ空きがありました。
色々な情報。有難いです。
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色々な情報。有難いです。
雲がかかって青空はみえませんが、天気予報通りと納得しながら出発です。
雲がかかって青空はみえませんが、天気予報通りと納得しながら出発です。
早いですねー。
もう石楠花の蕾がふくらんでいます。
花開いているのもいくつか。
早いですねー。
もう石楠花の蕾がふくらんでいます。
花開いているのもいくつか。
ショウジョウバカマ
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ショウジョウバカマ
八ツ見ベンチを過ぎると程なくして
八ツ見ベンチを過ぎると程なくして
南尾根取り付き地点
南尾根取り付き地点
リボンありますが
リボンありますが
リボンが見当たらない時は、とにかく尾根上をたどります。
リボンが見当たらない時は、とにかく尾根上をたどります。
残雪が出てきました。樹林帯の中では歩行に問題ありません
残雪が出てきました。樹林帯の中では歩行に問題ありません
木の根を乗り越え、時にくぐり抜けながら。。
木の根を乗り越え、時にくぐり抜けながら。。
行き先が射程に入り、ようやく気持ちがあがります
行き先が射程に入り、ようやく気持ちがあがります
でも藪もアリマス
でも藪もアリマス
針ノ木方面は青空が。
こっちも晴れろー。
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針ノ木方面は青空が。
こっちも晴れろー。
樹々の間からのぞく向かいの稜線は、ドーンと間近で迫力がありますねー。
樹々の間からのぞく向かいの稜線は、ドーンと間近で迫力がありますねー。
尾根横には残雪が覗くようになります
尾根横には残雪が覗くようになります
尾根横の雪の上で準備中の登山者の方がいらっしゃったので、ここらで歩きにくい樹林帯とおさらばしました。アイゼン付けている時、下ってきた方が滑落!。
ビビリレベルが急上昇。
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尾根横の雪の上で準備中の登山者の方がいらっしゃったので、ここらで歩きにくい樹林帯とおさらばしました。アイゼン付けている時、下ってきた方が滑落!。
ビビリレベルが急上昇。
時間は8時。日が当たっていないからか、雪は硬めでアイゼン必須でした。
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時間は8時。日が当たっていないからか、雪は硬めでアイゼン必須でした。
それなりに急斜。
これを登りきったところが、樹林帯を登り続けた場合の終了点でもあります。
それなりに急斜。
これを登りきったところが、樹林帯を登り続けた場合の終了点でもあります。
樹林帯終了点のさらに上にある数十メートルの急斜面
樹林帯終了点のさらに上にある数十メートルの急斜面
登り切るとジャンクションピーク
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登り切るとジャンクションピーク
蓮華岳の奥に槍が見えてきました。
登ってきてよかったー。
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蓮華岳の奥に槍が見えてきました。
登ってきてよかったー。
あそこまでと思うと、樹林歩きの疲れもチョット忘れます。さあ行きましょう。
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あそこまでと思うと、樹林歩きの疲れもチョット忘れます。さあ行きましょう。
緩やかな斜面のこの辺りはアイゼンをきかせながらの歩きが楽しいです。
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緩やかな斜面のこの辺りはアイゼンをきかせながらの歩きが楽しいです。
麓、大町
随分雲が切れてきました
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随分雲が切れてきました
蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳
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蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳
赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳。
今年こそ周回したいです。
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赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳。
今年こそ周回したいです。
種池山荘も見えてきました
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種池山荘も見えてきました
来た道を振り返る
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来た道を振り返る
ここから夏道。
ずんずん高度を稼ぎます
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ずんずん高度を稼ぎます
剱岳と種池山荘
どんどん登ると剱岳もおっきくなってきますね〜
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どんどん登ると剱岳もおっきくなってきますね〜
青空広がり最高な眺めです
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青空広がり最高な眺めです
あと一息!と
甘くみたガレが、結構きつかったー
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あと一息!と
甘くみたガレが、結構きつかったー
やったーピーク到着!。
登ってこれました
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やったーピーク到着!。
登ってこれました
大天井岳、燕岳、餓鬼岳、東鎌尾根、槍ヶ岳、西鎌尾根
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大天井岳、燕岳、餓鬼岳、東鎌尾根、槍ヶ岳、西鎌尾根
前穂、奥穂、北穂、槍の手前は唐沢岳
そして蓮華岳
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前穂、奥穂、北穂、槍の手前は唐沢岳
そして蓮華岳
蓮華岳、針ノ木雪渓、針ノ木岳、スバリ岳
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蓮華岳、針ノ木雪渓、針ノ木岳、スバリ岳
スバリ岳と赤沢岳の間の奥は薬師岳?。鳴沢岳、岩小屋沢岳
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スバリ岳と赤沢岳の間の奥は薬師岳?。鳴沢岳、岩小屋沢岳
五色ヶ原?、立山。
こんな眺めを見られるとは、期待以上
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五色ヶ原?、立山。
こんな眺めを見られるとは、期待以上
立山、剱岳
剱岳、毛勝三山
手前、牛首山
牛首尾根、布引山、鹿島槍ヶ岳
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牛首尾根、布引山、鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳北峰。
奥が栂池平、頚城の山
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爺ヶ岳北峰。
奥が栂池平、頚城の山
北峰、中峰。
奥が雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山、高妻山。
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北峰、中峰。
奥が雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山、高妻山。
四阿山、浅間山
2018年05月06日 09:57撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
5/6 9:57
四阿山、浅間山
かすかに八ヶ岳
かすかに南アルプス
かすかに南アルプス
中峰に、向かいます。
最近降ったのでしょうか。積雪は真っ白で綺麗。ツボ足歩きで問題なしでした。
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中峰に、向かいます。
最近降ったのでしょうか。積雪は真っ白で綺麗。ツボ足歩きで問題なしでした。
直進は北峰へ。右手に登ります。
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直進は北峰へ。右手に登ります。
グル〜っと聞こえた鳴き声に振り向くと、つがいと思われる雷鳥が
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グル〜っと聞こえた鳴き声に振り向くと、つがいと思われる雷鳥が
オス発見。
ハイマツの中から、おとりになろうとしているかのように鳴いています。
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オス発見。
ハイマツの中から、おとりになろうとしているかのように鳴いています。
メス発見。
雪の上を、その間に移動。遠ざかります。
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メス発見。
雪の上を、その間に移動。遠ざかります。
どんどん下っていってしまいます
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どんどん下っていってしまいます
プリティ
その間、オスは上の方へ。
その間、オスは上の方へ。
雷鳥が気になりながら急いで中峰へ。
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雷鳥が気になりながら急いで中峰へ。
写真撮影を早々に済ませ、きた道を戻ると
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写真撮影を早々に済ませ、きた道を戻ると
よかった、まだいました。
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よかった、まだいました。
ズーム??
元気でね、
たくさん雛鳥が育ちますように、と祈りながらサヨナラしました。
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元気でね、
たくさん雛鳥が育ちますように、と祈りながらサヨナラしました。
下りも気になるポイントがありましたが、長野からいらしたベテランの方と同じタイミングで下ることに、。
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下りも気になるポイントがありましたが、長野からいらしたベテランの方と同じタイミングで下ることに、。
行きに見逃した、ジャンクションピークのランドマークツリー
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行きに見逃した、ジャンクションピークのランドマークツリー
お決まりの扇沢駐車場
お決まりの扇沢駐車場
色々ありましたが、八ツ見ベンチのところで柏原新道に合流。その後無事下山シマシタ
色々ありましたが、八ツ見ベンチのところで柏原新道に合流。その後無事下山シマシタ
おまけ
立派なカメラを手にした7.8人の方が、わらわらと登山口近くの扇沢河原に集まってくるので、聞けば珍しいマツマキチョウの撮影をしているとのこと。一緒に撮らせてもらいました。
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おまけ
立派なカメラを手にした7.8人の方が、わらわらと登山口近くの扇沢河原に集まってくるので、聞けば珍しいマツマキチョウの撮影をしているとのこと。一緒に撮らせてもらいました。
おまけ
今年が運行最後の扇沢のトロリーバス。
パシャリと記念撮影
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おまけ
今年が運行最後の扇沢のトロリーバス。
パシャリと記念撮影
撮影機器:

感想

用事を終えて天気の良い日を待っていたら山に登るのは、GW最終日になってしまいました。しかし、高速バスは往復ともガラガラ、中央道の渋滞もスルー、そして山も前日からの下りの登山者ばかりで、登ってピークを踏んだのは2.3人のようでした。GW最終日は穴日という発見がありました。
4/1の日白山に続き積雪期限定の南尾根に惹かれ、また去年の唐松岳〜扇沢縦走では悪天で視界ゼロだった爺ヶ岳からの景色を見てみたくて、登ったのですが、強風も落ち着き、日も差して、予報で覚悟していた以上のコンディションになり、絶景満喫😄。また残雪期限定ルートについて得るものが沢山ありました。そして雷鳥夫婦にも会うことができ、達成感いっぱいの山行でした。
山のお話を色々聞かせてくださった長野からのベテラン登山者の方には、お世話になり有難うございました。充実した時間を過ごさせていただきました。
そして「恐がる前に歩いてみろ。進めなければ引き返したらいい」といつも背中を押してくれるY師匠に感謝し😌。

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コメント

こちらこそお世話様でした。
ご一緒させていただいた者です。例年より残雪が少なめでしたが、春山気分を満喫した登山でした。天気もほぼ晴れて展望も良し、ライチョウとの戯れも出来て良かったですね。最近は写真撮影をメインに登っていますので、ほとんど一人で歩いております。久しぶりのおしゃべりで楽しい一日でした。どこかでまたお会いできたら思います。
2018/5/8 7:55
Re: こちらこそお世話様でした。
返信が遅くなり申し訳ありません。コメント有難うございました。山の経験も知識も豊富なSENAKAJIMAとお話しさせていただくのは、楽しくてその上勉強になることいっぱいでした。いつも永く感じる下りも、登山口まであっという間でした〜。またどこかでお会いできたらいいですね😊。
2018/5/9 21:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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