南ア全山縦走・ピックアップ(降雪にて敗退!)
- GPS
- 208:00
- 距離
- 78.0km
- 登り
- 9,307m
- 下り
- 9,165m
コースタイム
天候 | 27日(雨)→28日(快晴)→29日(晴れから曇り)→30日(夜半からブルザードのち曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
省略 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
計画は、Sさんとの南アルプス全山縦走でした。
黒戸尾根→甲斐駒→仙丈→両股から北岳→熊の平→塩見→荒川→赤石→聖。日程が順調なら光まで。
これに黒戸尾根から甲斐駒に登りたい山友達のおばさま2名が仙丈まで一緒しました。
三日目に、両股小屋で北岳に向かうには、渡渉困難との情報を得、計画変更。北岳はあきらめ、三峰から間ノ岳をゲットし、農鳥小屋にテント泊。翌日塩見を目指すこととしました。
が、農鳥小屋でのテント泊時に、気圧の谷の通過に見舞われました。
強風&降雪でトイレにも行けず(人の重しがなくなればテントは吹き飛ぶ)、いつでも小屋に逃げることができるようにパッキングもすべて行い、朝まで頑張りました。
Sさんテントも私のも事なきを得ましたが、私の場合軽量化でペグを持ってきてなかったため、強風でテント幅が体の幅?状態になり、風が弱まるまでテントを抑えるのに必死でした。やっぱりペグダウンはは必要です。
朝の周囲の状態から、山行を継続するか、それとも奈良田にエスケープするか悩みました。
天候は、回復傾向に思えるし、積雪もそれほどではない。
しかしながら、
軽量化のため、ピッケルもアイゼンも装備していません。
前年の同じ時期に家内と縦走した経験から、「北アは必要だが、南アは大丈夫」が私の判断でした。
農鳥小屋のオヤジさんの「ピッケル、アイゼンなしでは、塩見にはいかせん!」との強い言葉が決定打になりました。
奈良田に下山、温泉でゆったり。
しかしながら、Sさんには申し訳ない事をしました。
中途半端な経験に基づいた、この時期の天候に関しての見通しの甘さ、
軽量化は重要だが、軽量化のため省いてはいけない装備もあることを痛切に感じた山行でした。
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