鳥海山 祓川→七高山→新山→千蛇谷→中島台
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- GPS
- 08:11
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,862m
コースタイム
天候 | 晴後高曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
●出発まで
「5/12〜13か その次の週末で月山か鳥海山、もしくは その両方に行こう」と言い始めたのは、4/5の呑み会の席やったか、それとも、その少し前やったか。山ではスノーシュー班と山スキー班と二班に分かれて行動しよう、とか、山スキーの人も色々声かけたりとか、当初「行く」って言うてた3〜4人ぐらいの人も「やっぱ行かない」ってなったりとか、憶えきれないぐらいの紆余曲折を経て、最終的には、「関西から3人、関東から1人、山滑走班3人、山歩きかつ車回送役1人」という”少数精鋭”なグループになった。これ以上の大勢で行くよりは、結果としてはベターなチームやったかな、と今は思う。
--- 5/11(金) ---
・朝8時
普段は電車通勤だが、車で出勤。出勤前に難波で、二人分の荷物を受け取って車に預かり、予約しておいた910円/日のコインパーキングに車をとめて出社。
・19時
仕事場を早々に脱出し、新大阪駅で二人を拾って、長旅のスタートー!名神は金曜夜の割にはガラガラやった。mikanさんと運転交代しながら、秀さんとの待ち合わせ場所である長岡北バス停に向かう。北陸道 名立谷浜→上越間が工事通行止めで、「出発前に高速道路情報チェックしとくんやったぁ。」と思ったが、下道走行は約20分間で、高速SAのGSよりは安価で給油も出来てイイことずくめ。(関越道経由なら+1時間、上信越道経由なら+30分で、大阪から長岡北まで行けたので)
--- 5/12(土) ---
・夜中1:15〜1:20
長岡北バス停で秀さんを拾い、祓川駐車場に向かって ひた走る。
・朝4:20〜4:30
ローソンにかほ象潟町大砂川店着。ココを最後のコンビニとし、買い出し後、Google Mapの言う通りにR7から農免道路に入る。
・朝4:55
中島台レクリエーションの森P着。車回送役のチエちゃんにゴール地点を目視してもらえたのは良かったが、県道58号がココから祓川の近くまで通行止め(5/25朝まで)になっている。仕方なく、迂回。今年GWの、あるヤマレコの鳥海山記録に記載されていたのは この通行止めのことも含んでいたのか と ようやく納得。下記のホームページの通行止め情報はチェックしたが、この区間が通行止めとは書かれてなかった。由利本荘市だけではなく、にかほ市の情報もチェックしんとあかんかったってことか…。
http://yuri-kikou.akita-kenmin.jp/news/detail.html?news_id=19
http://yuri-kikou.akita-kenmin.jp/uploads/user/File/osirase/%E8%BF%82%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97.pdf
http://yuri-kikou.akita-kenmin.jp/news/detail.html?news_id=56
http://www.yurihonjo-kanko.jp/special/route/download/chokaigreenline1_3.pdf
・朝5:55
祓川駐車場着。駐車場は空いていて、イイ場所にとめることができた。準備したり、着替えたり、トイレ済ませたり。
・am 7:15〜10:30
祓川駐車場発。視界良好。しばらくはスノーシュー班のチエちゃんと一緒に歩く。シールが外れることはなかったが、クランポンをつけていても、30〜50cmほど滑ったりすることがあった。標高差 約1000m登る必要があるはずだが、思いのほか順調に高度を上げ、「あの奥にまだ高いところがあるんかなぁ」って思ってたら、見えてたところが七高山のピークやった。ピーク直前で太腿が攣りそうな感じになり、コムレケアを初めて服用。ばっちり効いたのか、その後、下山まで足が攣ることはなかった。高曇りのせいか、日本海までは見えない。七高山の山頂付近は強風で寒くて長い間おれない。グループで来てる人が結構たくさんいて、七高山山頂はにぎわっていた。後ろから続々と登ってきてる人が居て、なんだか蟻さんのようにも見えたが、なんとなく のんびりした雰囲気が漂ってるのが、この鳥海山のイイところ、なのかも。
・am 10:30〜11:50
七高山山頂から少し尾根道を辿り、鎖場を恐々降りて、新山山頂へ。撮影会を楽しむ。七高山山頂と比べると新山山頂は訪れる人が劇的に少なくてイイ感じやった。新山山頂付近も強風だったが、山頂から約30m南に離れるだけで微風地帯となっていた。小休憩と準備の後、千蛇谷へドロップ。
・11:50〜13:30
出だし、イイ感じのシャバ雪。どでかい谷地形。真っ白。ほんまに今、GW明けって思う。標高を下げて、斜度が緩なった辺りでストップスノー。それでもガンガンとばす。こけへんでぇ。しばらく行った時、下から登ってくるグループを見かけた。ストップスノーだった雪は、さらに高度を下げると、また走り易い雪になってきた。途中から なるべく谷の右岸側を辿るようにしてたら、滑れなくなって、若干 登り返した場所もあった。地形図に記載のある標高905m地点付近では、ピンクテープがあり、ポイントとなる川と川の間の尾根が分かったが、雪が解けてしまってて尾根を辿れず、一旦 少し下に降りて、また尾根地形に上がる区間があった。登り返すのを嫌って、スキーヤーズライト側から回り込んで、下流側のスノーブリッジで尾根に戻ろうかと思ったが、しばらくスノーブリッジは無いようで、仕方なくトレース通りに辿った。(秀さんとmikaちゃんは賢いので最初からトレース通り)
・13:30〜14:55
標高905m地点付近からは、スプリットボードのスキーモードにしたり、板を片手に持って、しばらく滑れそうなとこが出てきたら板はいて滑ってみたり、していたが、その内、「もう板で滑るのは無理やろ」ってなり、シートラで降りていく。当初、ピンクテープを辿っていたが、その内、ピンクテープの高さが4mほどになり、ピンクテープ付近は木の枝の藪が濃かったりして、少しでも歩き易そうなところを選んでいってると、ピンクテープは見えなくなった。当初、あがりこ大王を目指していたが、GPSでチェックすると かなりスキーヤーズレフト側にズレていた。それでも基本北上してりゃ木道には出るはずなので、磁石を見ながら、なるべく歩き易そうなところを北へ北へと辿っていった。板を担ぎながら、道なき森を歩いていくのは それなりに大変。車回送担当には「16:30まで待っても降りてこなければ祓川に戻ってくれ。」と言っていたこともあって、時間的プレッシャーを感じつつ、ひたすら北上。最初から、ある程度の"藪漕ぎ"を予想していたので、まぁこんなもんかなと思っていたが、mikaちゃんと秀さんは、板を枝にひっかけつつの歩きに かなり参っていた。あと、熊も心配で、時々オガりながら下った。休憩して止まると、途端に細かい羽虫が肌の露出部や目ぇにまとわりついてきて、刺したりしてくるのもウザかった。
・14:55〜15:20
1時間半弱の"藪漕ぎ"の後、ようやく木道に出て一安心。あがりこ大王鑑賞会はまた今度ってことで、長い木道を「あと少し!」とガンバってガンバって歩き通して ようやくレクリエーションの森の駐車場に着。車はあった。待っててくれてオオキニ。回送役に訊くと「16:00まで待って戻ってこなければ、祓川に戻るつもりやった。」とのこと。残りマージン40分。やばかった。頂上撮影会をのんびりやってるヒマは無かったのだった。
その後、温泉に浸かって、回転寿司に舌鼓を打ち、道の駅でプチ宴会をしてテン泊。
日曜も山スキー山ボードを日帰り一本いく予定やったが、結局、土曜で体力を使い果たし、日曜の天気予報もイマイチやったってことで、日曜は山菜採りで終わった。
秀さん、mikaちゃん、チエちゃん、色々おおきに。おかげさんでフルコースで鳥海山を楽しめました。10〜15年前に鳥海山に来た時は祓川ヒュッテから少し上までしか行けず、ピークは踏めなかったので、今回、懸案がクリアできたことも良かったです。次回(来年?)は言うてた通り、貴族コースでサンセットクルージングいたしましょう!
追伸
板担いでのタイムリミットあり森歩きが核心かと思ったら、実は、核心は帰阪後に待っていたのだったー!to be continued...
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