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Yamareco

記録ID: 146307
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

道外山行12:最後は御神楽岳(土砂崩れ林道を少し歩いて)

2011年10月03日(月) ~ 2011年10月04日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:59
距離
12.6km
登り
1,202m
下り
1,192m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10/3(月) 林道通行止め地点で前夜車中泊
10/4(火)
6:00通行止め地点ー6:20登山道入り口ー8:55シャクナゲ通り(尾根)ー9:20蝉コース合流地点ー9:30御神楽岳山頂10:20-12:15登山道入り口ー12:40通行止め地点

歩行距離12.6Km、所要時間6時間40分、歩数26,000歩。

天候 曇り。
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道が土砂崩れのため車両通行止めとなっているが、通行止め地点から徒歩1.5Kmほどで登山道入り口に行ける。
通行止め地点に数台程度の駐車スペースがある。(林道の途中なのでトイレなどはない)
コース状況/
危険箇所等
一車線林道の通行止め地点までの間に、一部路肩崩落があるので通行注意。
通行止め地点から登山道入口までの約1.5Kmは、崩落部分など若干注意を要するが徒歩で20分ほど。
登山道入口にポストがある(ノート記入式)。
登山コースは特に危険個所等はない。
国道沿いの登山口案内表示。どこにも「この先通行止め」の表示はなかった。
2011年10月09日 15:42撮影
10/9 15:42
国道沿いの登山口案内表示。どこにも「この先通行止め」の表示はなかった。
ところが突然通行止めに。
ところが突然通行止めに。
歩いて現場の様子を見に行くと、こんな状態。
歩いて現場の様子を見に行くと、こんな状態。
特に復旧工事が行われている様子もなく、さらにその先に歩いて行くと、道路そのものが水流で大きくえぐられていて、簡単に復旧できない状態だった。
特に復旧工事が行われている様子もなく、さらにその先に歩いて行くと、道路そのものが水流で大きくえぐられていて、簡単に復旧できない状態だった。
役場に電話照会すると、登山口まで徒歩なら行けるとのこと。時間も早かったので、一旦下界に戻って温泉に入ったが、途中の林道もこのように路肩崩落部分があるので、通行要注意。
役場に電話照会すると、登山口まで徒歩なら行けるとのこと。時間も早かったので、一旦下界に戻って温泉に入ったが、途中の林道もこのように路肩崩落部分があるので、通行要注意。
風呂の後また通行止め地点に戻って車中泊。夕食メニュー。
風呂の後また通行止め地点に戻って車中泊。夕食メニュー。
まだ暗いうちに起きて朝食。
まだ暗いうちに起きて朝食。
スタート前のセルフタイマー。
スタート前のセルフタイマー。
ガスが低く垂れ込めているが、「朝霧は晴れ」を信じて出発。
ガスが低く垂れ込めているが、「朝霧は晴れ」を信じて出発。
通行止め地点から少し先まで行くと・・・・
通行止め地点から少し先まで行くと・・・・
土砂崩れ現場。
結構大きく崩れている。
結構大きく崩れている。
土砂崩れ現場の先は砂利道で、
土砂崩れ現場の先は砂利道で、
そこもこんな状態に。これでは簡単に復旧工事も出来ないだろう。
そこもこんな状態に。これでは簡単に復旧工事も出来ないだろう。
その先はまた舗装道になるが、こんな状態も。
その先はまた舗装道になるが、こんな状態も。
20分ほど歩くと登山口入口に着いた。
ポストのノートを見ると、最終登山者はひと月ほど前で、小生は久しぶりの登山者ということになる。
20分ほど歩くと登山口入口に着いた。
ポストのノートを見ると、最終登山者はひと月ほど前で、小生は久しぶりの登山者ということになる。
登山道はこんな感じ。
登山道はこんな感じ。
沢沿いに登る。
ブナの木が多く、小生の好きな林相だ。
ブナの木が多く、小生の好きな林相だ。
この先水場あり、の看板があったが、あったのはただの沢の流れといった感じで、北海道の山の感覚では飲む気にはならない。
この先水場あり、の看板があったが、あったのはただの沢の流れといった感じで、北海道の山の感覚では飲む気にはならない。
まあ、当然熊もいるだろうな、と。
まあ、当然熊もいるだろうな、と。
熊の糞らしい。ヒグマの糞は見慣れているが、ツキノワグマのブツはよく判らない。
熊の糞らしい。ヒグマの糞は見慣れているが、ツキノワグマのブツはよく判らない。
樹林帯を抜けると尾根筋にでる。「シャクナゲ通り」の看板があるところを見ると、季節には綺麗な石楠花が咲くのだろう。
樹林帯を抜けると尾根筋にでる。「シャクナゲ通り」の看板があるところを見ると、季節には綺麗な石楠花が咲くのだろう。
少し曇りがかっているが見晴らしも良く、ここからは快適な尾根歩きになる。
少し曇りがかっているが見晴らしも良く、ここからは快適な尾根歩きになる。
やがて御神楽岳の山頂方向が見えてくる。
やがて御神楽岳の山頂方向が見えてくる。
もう一つの蝉コースと合流。
もう一つの蝉コースと合流。
左側から合流する蝉コースは、見る通りの痩せ尾根ルート。
左側から合流する蝉コースは、見る通りの痩せ尾根ルート。
山頂御向かって登り続ける。
山頂御向かって登り続ける。
御神楽岳山頂でセルフタイマー。
丁度青空も広がって絶好の展望が得られ、陽射しも暖かく貸切山頂でのんびり。
御神楽岳山頂でセルフタイマー。
丁度青空も広がって絶好の展望が得られ、陽射しも暖かく貸切山頂でのんびり。
山頂で1時間近く休んで下山開始。
山頂で1時間近く休んで下山開始。
たぶんこれが水場。非常時以外に流水は飲めない。
たぶんこれが水場。非常時以外に流水は飲めない。
ペットボトルの忘れ物?
ペットボトルの忘れ物?
無事帰着。結局本日の登山者は小生一人だけだった。
雨具やスパッツを広げて干し、
無事帰着。結局本日の登山者は小生一人だけだった。
雨具やスパッツを広げて干し、
キャンプ椅子とコンロを出して湯を沸かして昼食。カップヌードルと残り物のパン、インスタントコーヒーだが、十分幸せで満足。
キャンプ椅子とコンロを出して湯を沸かして昼食。カップヌードルと残り物のパン、インスタントコーヒーだが、十分幸せで満足。
下界は青空が広がって良い天気。
下界は青空が広がって良い天気。

感想

今年の40日間に及んだ道外山行の最後12番目は、新潟県の御神楽岳となった。
予告なしに林道が通行止めになっていたので一瞬、ここもダメかと思ったが、徒歩でも行けることが判り、まあこれも登山と考えて楽しむことにした。

道路状況もあるのだろうが、ひと月以上登山者が途切れており、この時も登ったのは小生一人だけで、文字通り完全貸切登山の静かな山歩きとなった。
あの様子では、その後も登山者の姿もない静かな状態が続くだろうと感じた。

全体の印象としては、良い山だったが、もう少し尾根歩きが長ければなお素晴らしいだろうと思った。

その後もあまり好天は期待できそうもないので、ここで今年の道外山行を締めくくることとし、津川温泉で汗を流して新潟のフエリー乗り場に向かった。

道外山行の全体日程は、http://www.yamareco.com/modules/diary/5898-detail-25653

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