記録ID: 1463236
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ハイキング
甲信越
リベンジ!竜門峡〜古部山〜甲州高尾山
2018年05月12日(土) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:16
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,090m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:19
距離 15.1km
登り 1,100m
下り 1,421m
9:15
9:19
22分
1128m峰
9:41
9:48
12分
大天狗山
10:00
22分
竜門山
10:56
11:02
18分
1413m峰
11:20
11:27
9分
三角コンバ
11:36
11:48
29分
境沢ノ頭
17:22
JR勝沼ぶどう郷駅
※深沢峠〜大滝山の区間の後半3/4ほどが、スマホの操作ミスでGPSデータ無し。
天候 | 晴れ。正午近くには高層で薄雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・往路(電車):つつじヶ丘(5:59)→北野(6:24|6:25)→高尾(6:35|6:42)→甲斐大和(7:38) ・往路(バス):甲斐大和駅(7:51)→竜門峡入口(8:00) ・復路(電車):勝沼ぶどう郷(17:45)→立川(18:40|18:45)→分倍河原(18:56|19:04)→調布(19:12|19:15)→つつじヶ丘(19:18) ■コメント ・高尾6:42発の電車は立川始発だった。したがって、高尾から乗る人はほとんど座れない。しかし、大月ではかなりの人が降りたので、それまで立っていた人のほとんどはそこで座れた。30分も立っているのが嫌な人は、素直に高尾始発の高尾7:06発に乗るのがいいと思う。どちらの電車も甲斐大和駅8:10発のバスに接続できる。 ・甲斐大和駅で少しでも早くバス停に行きたい場合は、先頭から2両目の車両の先頭のドア(左)にいるのが吉。目の前に階段がある。 ・甲斐大和駅発のバスは定時8:10発だが、繁忙期には7:45〜50くらいには臨時便が出る。私は2台目の臨時バスに乗って7:51には出発した。定時にはさらに多くの人が殺到するようなので、早めの電車で得だったのかもしれない。ちなみに甲斐大和駅でのトイレは大混雑するようなので、トイレに行けばバスを乗り逃すかも。 ・大菩薩上日川峠線のバスは全区間自由乗降区間なので、予め運転手に降りるバス停を伝えておけば、時刻表に載っていない停留所でも降ろしてくれる。今回は「日川レジャーセンター」ではなく「竜門峡入口」で降りたので時間の節約になった。 ・復路の電車は臨時特急「かいじ120号」を使った。勝沼ぶどう郷駅からだと停車駅は「大月」「八王子」「立川」「新宿」で、立川までは1時間弱。駅に臨時特急ありとの掲示があったので助かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■竜門峡から大天狗山ピーク直下までは特に難しいところは無い尾根歩き。途中から西側の樹木が伐採されていて見晴らしがいい。しかし、所々スギの幼木が行く手を遮るように生えていてややうるさい。数年たてばかなり登りにくくなるかも。 ■大天狗山ピーク直下は、かなり岩っぽい急斜面になっている。比較的新しい虎ロープも張られているが、足場や手掛かりに乏しい所もあって注意を要する。特に、下りでこのルートを通るのは苦労するかも。 ■古部山から境沢の頭までは、比較的平坦な道ではあるが迷いやすいところは無い。トレランのコースとして使われているためか、道ははっきりしており、ロープや標識も整備されている。 ■境沢の頭では、やや降り口がわかりにくい。ピークの北端に行くと、道が左右に分かれていて明らかに右の方がよく踏まれている(写真33参照)。こちらは源次郎岳方面への道で、トレラン等でよく使われているのであろう。我々が行くのは左だが、入口には銀のキャップを被った標石が足元に埋まっている(写真34参照)。ここから先は、比較的新しいと思われる「黒テープ」に従って降りる。踏み跡にしたがってまっすぐ十数m降りると道はわずかに左方向に向きを変え、そのまま進むと右からくる登山道に合流する(写真35参照)。ここから先は普通の登山道なので道なりに行けば、林道(深沢峠の)に降りることができる(写真36参照)。 |
その他周辺情報 | ■大善寺から勝沼ぶどう郷駅までの道には店はほとんどない。水分補給するなら、甲州街道沿いの自動販売機に頼ることになる。 |
写真
■竜門峡景観保存地区の看板
合流地点にはこの看板がある。看板の背後に、上に向かって尾根がず〜と延びているのがわかる。この尾根が今回目指す大天狗山への尾根だ。看板の後ろから直登しても行けそうだが、もっと登りやすいところを探しに、写真左側の方向に遊歩道を歩きながら取り付き点を探す。
合流地点にはこの看板がある。看板の背後に、上に向かって尾根がず〜と延びているのがわかる。この尾根が今回目指す大天狗山への尾根だ。看板の後ろから直登しても行けそうだが、もっと登りやすいところを探しに、写真左側の方向に遊歩道を歩きながら取り付き点を探す。
■伐採された斜面
ほどなくして目の前が明るくなり、伐採された西側斜面が現れる。そこから先しばらくは展望が良い。1128m峰までの道すじもはっきる見える。この先は森の際を尾根沿いに登るが、ところどころ杉の幼木(松かも?)が道の中央に立って藪っぽくなっており、それを避けるのが結構面倒だった。この幼木が成長すると、あまり快適とは言えないルートになってしまうかも。
ほどなくして目の前が明るくなり、伐採された西側斜面が現れる。そこから先しばらくは展望が良い。1128m峰までの道すじもはっきる見える。この先は森の際を尾根沿いに登るが、ところどころ杉の幼木(松かも?)が道の中央に立って藪っぽくなっており、それを避けるのが結構面倒だった。この幼木が成長すると、あまり快適とは言えないルートになってしまうかも。
■木道
ゆるい傾斜を登っていると、なんと立派な木道が現れた!いったいなぜこんなところに?西側の方から上がってきている道のようだがすぐそこの沢筋で崩壊しているようだ。この木道の上は大天狗山へ続いているが、頂上直下は岩場の急傾斜であり山慣れた人でなければ行くのは難しい。この木道の目的がよくわからないがまあいいか。
ゆるい傾斜を登っていると、なんと立派な木道が現れた!いったいなぜこんなところに?西側の方から上がってきている道のようだがすぐそこの沢筋で崩壊しているようだ。この木道の上は大天狗山へ続いているが、頂上直下は岩場の急傾斜であり山慣れた人でなければ行くのは難しい。この木道の目的がよくわからないがまあいいか。
■大天狗山ピーク直下の岩場
ここから先は虎ロープの連続となる。特に1,2本目の虎ロープを上がったあたりから手掛かりや足掛かりになりそうな木に乏しくちょっと怖かった。写真ではあまり斜度を感じさせないが登り始めればなかなかのもの。下山でここを降りるのは、かなり虎ロープに頼ることになりそうだ。
ここから先は虎ロープの連続となる。特に1,2本目の虎ロープを上がったあたりから手掛かりや足掛かりになりそうな木に乏しくちょっと怖かった。写真ではあまり斜度を感じさせないが登り始めればなかなかのもの。下山でここを降りるのは、かなり虎ロープに頼ることになりそうだ。
■竜門山ピーク山名表示板
大天狗山ピークを少し下ってから急坂を50mほど登る。この急坂は落ち葉で踏み跡がよくわからなかったが向かってやや左側の方を登った。登り切ってすぐのところに竜門山ピークの山名表示板がある。特に山頂らしい雰囲気ではなく道の途中という感じだ。
大天狗山ピークを少し下ってから急坂を50mほど登る。この急坂は落ち葉で踏み跡がよくわからなかったが向かってやや左側の方を登った。登り切ってすぐのところに竜門山ピークの山名表示板がある。特に山頂らしい雰囲気ではなく道の途中という感じだ。
■古部山ピーク:全景
懐かしい。ここまで誰にも会わず、もちろんここにも誰もいない。相変わらず展望は無いが静かで落ち着いたピークだ。前回はここから水野田山方面へ降りてしまったが今回はここから先へ向かう!
懐かしい。ここまで誰にも会わず、もちろんここにも誰もいない。相変わらず展望は無いが静かで落ち着いたピークだ。前回はここから水野田山方面へ降りてしまったが今回はここから先へ向かう!
■直角に左折ポイント
古部山から先はほぼ北に向かうが、1413m峰の手前で直角に左に(つまり西に)曲がる箇所がある。ここがその箇所だが、踏み跡は明瞭に左に曲がっているので迷うことはないだろう。
古部山から先はほぼ北に向かうが、1413m峰の手前で直角に左に(つまり西に)曲がる箇所がある。ここがその箇所だが、踏み跡は明瞭に左に曲がっているので迷うことはないだろう。
■1413m峰ピーク:標石と通せんぼ
左折ポイントから西に向かうと虎ロープでの通せんぼと標石が現れる。ここが1413m峰ピークだ。山名表示板は無い。なんとなく薄暗く、特にピークっぽい雰囲気も無い。道はここで直角に右折し(つまり北へ)、三角コンバへ向かう。
左折ポイントから西に向かうと虎ロープでの通せんぼと標石が現れる。ここが1413m峰ピークだ。山名表示板は無い。なんとなく薄暗く、特にピークっぽい雰囲気も無い。道はここで直角に右折し(つまり北へ)、三角コンバへ向かう。
■1413m峰ピーク:道標
直角に右折してすぐにピークの方へ振り替えるとこの道標を見ることができる。三角コンバから古部山へ向かう場合に必要な道標なのだろう。これ以外にこのピークでは道標らしきものは無かった。
直角に右折してすぐにピークの方へ振り替えるとこの道標を見ることができる。三角コンバから古部山へ向かう場合に必要な道標なのだろう。これ以外にこのピークでは道標らしきものは無かった。
■三角コンバピーク:全景
しばらく平坦な道を進んでから少し登ると、道の右側にちょっとこんもりしたところがある。そこが三角コンバピークだ。注意していないと見逃すかもしれない。明るい感じのところだが展望は無い。
しばらく平坦な道を進んでから少し登ると、道の右側にちょっとこんもりしたところがある。そこが三角コンバピークだ。注意していないと見逃すかもしれない。明るい感じのところだが展望は無い。
■境沢の頭ピーク:全景
ピークは伐採されていて明るい感じ。しかし、周りは微妙に木が茂っており展望はあまりよくない。山名表示板は無かった。進行方向は北西の方角で、この写真の右(=北方向)を調べると下山路がある。
ピークは伐採されていて明るい感じ。しかし、周りは微妙に木が茂っており展望はあまりよくない。山名表示板は無かった。進行方向は北西の方角で、この写真の右(=北方向)を調べると下山路がある。
■境沢の頭ピーク:下山口(分かれ道)
切り株から北方向へ5mほど進んで撮ったのがこの写真。ここで、下山路が左右に分かれているのがわかる。右は源次郎岳へ向かう道でよく踏まれている。トレランで多用されていると思われる。一方、左は深沢峠(林道)へ向かう道でこれから進むべき道だ。
切り株から北方向へ5mほど進んで撮ったのがこの写真。ここで、下山路が左右に分かれているのがわかる。右は源次郎岳へ向かう道でよく踏まれている。トレランで多用されていると思われる。一方、左は深沢峠(林道)へ向かう道でこれから進むべき道だ。
■境沢の頭ピーク:深沢峠方面への入口
こちらの入口は鬱蒼とした森に分け入る感じに見えるが踏み跡は薄く続いている。銀色のキャップを被った標石が目印となる。また、ここから枝に巻いた黒テープ(比較的新しく見える)がルート上に点々と続きこれを追っていくとよい。最初の十数mは北寄りに降りていくが、そこから先は西寄り(西北西)に方向が変わっていき正しい尾根に乗っていく。
こちらの入口は鬱蒼とした森に分け入る感じに見えるが踏み跡は薄く続いている。銀色のキャップを被った標石が目印となる。また、ここから枝に巻いた黒テープ(比較的新しく見える)がルート上に点々と続きこれを追っていくとよい。最初の十数mは北寄りに降りていくが、そこから先は西寄り(西北西)に方向が変わっていき正しい尾根に乗っていく。
■謎の登山道と合流
境沢の頭ピークから黒テープに導かれながら5分ほど下ると、こちらよりも明らかに広い登山道が右側から合流してくる。この登山道はどこから来ているのかは不明。ここから先は、普通の登山道を下るような感じで林道へ向かう。
境沢の頭ピークから黒テープに導かれながら5分ほど下ると、こちらよりも明らかに広い登山道が右側から合流してくる。この登山道はどこから来ているのかは不明。ここから先は、普通の登山道を下るような感じで林道へ向かう。
■嵯峨塩深沢林道
林道に出た!振り返って1枚撮る。この先はここに写っている道をそのまま進む。林道をショートカットして深沢峠まで行くことも可能らしいが、よくわからないので素直に林道を歩く。
林道に出た!振り返って1枚撮る。この先はここに写っている道をそのまま進む。林道をショートカットして深沢峠まで行くことも可能らしいが、よくわからないので素直に林道を歩く。
■深沢峠(四っコンバ):取り付き点
一見登り難そうな崖だが、よく見ると踏み跡がある。高々5mほど登ればすぐに尾根道に出るので、ここは無理矢理登る。丁度よい位置に木があるので、その木につかまりながら登ると案外容易に登ることができる。
一見登り難そうな崖だが、よく見ると踏み跡がある。高々5mほど登ればすぐに尾根道に出るので、ここは無理矢理登る。丁度よい位置に木があるので、その木につかまりながら登ると案外容易に登ることができる。
■大滝山(宮宕山)ピーク:全景
深沢峠からの道は最初の小ピークを左に巻く。この巻き道はさらに続くが、最初の小ピークを過ぎたところで巻き道から外れ、ひたすら尾根沿いに歩く。やがて大滝山のピークに到着。展望は無い。
深沢峠からの道は最初の小ピークを左に巻く。この巻き道はさらに続くが、最初の小ピークを過ぎたところで巻き道から外れ、ひたすら尾根沿いに歩く。やがて大滝山のピークに到着。展望は無い。
■林道への分岐点?
棚横手山が近付いてきたところで、メインの道は180度方向を変えて下に向かっている。安直に林道から大滝山へ登る道だろうか?もちろん、こんな道は無視してまっすぐ棚横手山への道に進む。
棚横手山が近付いてきたところで、メインの道は180度方向を変えて下に向かっている。安直に林道から大滝山へ登る道だろうか?もちろん、こんな道は無視してまっすぐ棚横手山への道に進む。
■棚横手山ピーク
ほとんど登りなしで棚横手山ピークに到着。しかしさすがに一般道、そこには既に先客2名がいた。ここも展望が良く富士山もバッチリ見えるのだが、邪魔をしても悪いのでそそくさと退散する。
ほとんど登りなしで棚横手山ピークに到着。しかしさすがに一般道、そこには既に先客2名がいた。ここも展望が良く富士山もバッチリ見えるのだが、邪魔をしても悪いのでそそくさと退散する。
■フェンス出入口
いよいよ今回の山行も終盤。大善寺まであとわずかのところで動物除けフェンスが現れた。なんか電気が通っているみたいでたじろぐ。ドア右側の2箇所の掛けがねを外して外に出る。
いよいよ今回の山行も終盤。大善寺まであとわずかのところで動物除けフェンスが現れた。なんか電気が通っているみたいでたじろぐ。ドア右側の2箇所の掛けがねを外して外に出る。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
■前々回の山行では、古部山から甲州高尾山へのルートが時間切れで行けなかった。今回は古部山へ至るルートを竜門峡からのルートに変えて、古部山から甲州高尾山へのルートに再挑戦した。前半、後半共に伐採されて展望の良い区間が長く、富士山をたっぷり眺めることができた。また、展望が無い区間でも瑞々しい新緑が美しく、風も爽やかだった。
■竜門峡から大滝山(宮宕山)まではバリエーションルートだけあって誰にも会わなかった。しかし、人が少ない割には踏み跡は意外に明瞭で、下調べもしてあったので迷うところは無かった。一方、大滝山から大善寺までは「山と高原地図」にもルートが載っている一般登山道ではあるが、人に会ったのは棚横手山での1パーティだけだった。日没まで時間があってゆっくり下ったため、遅い時間帯になってしまったからか。あるいはこのルートを下山ルートとしても、細かい登り下りが多く意外に疲れるからか。それとも、たまたまか。いずれにしても、富士山を見ながらの静かな山行となった。
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