樽石山★やまがた百名山巡り…が一転！サバイバルに(^_^;)

2018年05月26日(土) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 9.5km
• 登り: 723m
• 下り: 710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:03
• 合計: 5:16

距離 9.5km 登り 723m 下り 720m

10:33 スタート地点
11:35 11:38 樽石山
15:49 ゴール地点

天候

晴れ☀☀☀(^^)/

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清水衛殿コース入口手前の林道路肩に駐車しました(^^)

コース状況／危険箇所等

・シャムコース（登り）
　全般的に整備されています。この時期だからなのか藪っぽさは全くなし。これからのシーズンで藪っぽくなるのかも。

・清水衛殿コース（下り）：清水衛殿＝しずえいでん、と読むらしいです。
　ほぼ藪で僅かな踏み跡を辿ることになり、全般的にハイレベルなルートファインディングが必要。ほぼ廃道同然ですので、ルートファインディングが長けた方でも遭難する可能性が高くオススメしません。
　稜線のコース分岐から入って直ぐに大雪渓があります。ピンクテープはないので、いきなりルーファイです。
　しばらく下って最初に出会う小沢がポイント。ルートはこの小沢のほぼ左側に沿って進み、途中で左にトラバースしますが斜面が完全に崩落しルート消失。それ以降は崩落個所はありませんが、ちょくちょく不明瞭になりルーファイです。ブナ林コース分岐からは整備されています。

※この情報を参考に事故や遭難が起きても一切責任は負えません。

写真

5/26 9:40

碁点橋からの眺め(^^)

5/26 9:40

葉山山頂はガスってますね。辛うじて樽石山あたりは見えるので行くことに(^^)

5/26 10:17

観察センターを観察中。残念ながら閉館日のようでした。帰りにドロドロ落としに再訪(^^)

5/26 10:17

何やら詳しそうな案内看板ですね(^^)

5/26 10:18

滝の名所のようです(^^)

5/26 10:18

シャムコースから周回する予定。後に大変なことになることを知らず…(^_^;)

5/26 10:31

未舗装の林道は途中から舗装道になります。なぜかというと

5/26 10:33

清水衛殿（しずえいでん）のおかげかな(^^)

5/26 10:43

林道をひたすら歩きます。鉄塔の作業道のようですね(^^)

5/26 10:49

ここまで車両進入可能。左の階段はブナ林ルートです。車両進入禁止のロープをパスして進みます(^^)歩きには無関係ね。

5/26 10:54

ここまでくる途中の林道は深く削られていますので車両の進入は絶対無理。写真は清涼感たっぷりの沢水が流れるコンクリ林道です(^^)

5/26 10:58

コンロウソウ★小さい花たちのスマイル(^^)

5/26 11:01

林道終点。ここからシャムコースがスタート(^^)わくわく〜

5/26 11:07

フキノトウの綿毛★夏は直ぐそこ(^^)

5/26 11:10

ニリンソウ★北側の木陰に多く咲いてます。ここは春ですね(^^)

5/26 11:13

ニリンソウ★可憐で好きな花(^^)

5/26 11:15

ラショウモンカズラ★いつみても不思議なカタチ(^^)

5/26 11:17

ちょっとした沢をサクッと渡渉。綺麗な水は葉山の豊かさを感じますね(^^)

5/26 11:25

このあたりの登山道はニリンソウロードでした(^^)るんるん

5/26 11:30

森林浴スタート(^^)

5/26 11:37

急登を過ぎると尾根道になります(^^)

5/26 11:41

風もあって涼しい森の中(^^)

5/26 11:59

ムラサキヤシオ★新緑の中に目立つので思わずパチリ(^^)

5/26 12:01

更に進むと平坦な道になり楽ちん(^^)

5/26 12:03

このあたりから残雪が登場(^^)

5/26 12:07

ミヤマカタバミ★いつもこんな感じで開かない花なんですよね(^^)

5/26 12:11

ヌメリツバタケモドキかな(^^)

5/26 12:18

社務所跡に到着(^^)
その昔、大勢の人で賑わった場所とは思えない静けさ。

5/26 12:23

雪モミジが綺麗なエリアです(^^)

5/26 12:26

清涼感が半端ないです！ここにずーっと居たい！社務所があった理由の一つでしょうか(^^)

5/26 12:38

あれが樽石山？…と思ったら違った(^_^;)

5/26 12:39

ブナの大木が現れました(^^)
葉山ならではですね。

5/26 12:47

タムシバ★ちょうど見頃(^^)

5/26 12:51

見事ですね(^^)

5/26 12:54

願掛岩。岩らしいところは全く見当たらず(^^)

5/26 12:54

抜群の展望(^^)/

5/26 12:55

御所山が見えますね。右奥は後白髪山かな。甑岳が低山のように見えて不思議だ(^^)

5/26 13:06

どこまでも続くブナ林ルートをるんるんスキップ歩き(^^)

5/26 13:06

またまたムラサキヤシオ(^^)

5/26 13:10

ここが1000万ドルのドウダン！花は咲いていないので、あの朽ち果てた看板が無かったら見逃すところでしたよ(^_^;)

5/26 13:12

清水衛殿分岐をチラ見して先に進みます(^^)

5/26 13:13

立派なブナの大木(^^)/

5/26 13:16

さらにグリーン(^^)

5/26 13:28

とある方の初マネっこ(^^)

5/26 13:36

樽石山に到着！山頂標識はありません！地図を見て1175mピークの位置を確認し特定しました(^^)/ヤッタね

5/26 13:37

ゼブラ模様の岩野コースの尾根！。中央あたりが百万ドルのドウダンかな(^^)

5/26 13:43

またまた残雪が出現！(^^)

5/26 13:47

ひぇー！結構な固い雪渓の壁！アイゼンを持ってきていないのでサッサと退散します(^_^;)残念…この判断が後に吉となることに。

5/26 14:04

葉山山頂方面の展望は全くなく、木陰からガン見です(笑)

5/26 14:08

再び清水衛殿分岐に到着！(^^)
虎ロープが垂れ下がっていますね。破線ルートなので自己責任ということ？？？

5/26 14:13

この手前には大雪渓がありピンクテープもなく5分ほど彷徨いました…。そして僅かな踏み跡を発見！ルートが見えますか？

5/26 14:25

振り返ると、どこまでも続くブナ林。ルートは写真の右端ですよ(^_^;)

5/26 14:26

奇形ブナの左がルートですよ(^_^;)

5/26 14:39

ルートがなくなった！と思ったら、七曲りの踏み跡がありました。わがんねーっすよ(^_^;)

5/26 14:47

ここも不明瞭。右が下りてきたルートです(^_^;)ぢぇぢぇ

5/26 14:50

落葉で滑るトラバース気味の踏み跡ルートを慎重に進むと素晴らしい大岩が出現！位置関係を察するに、これが願掛岩のような(^^)たぶんね

5/26 15:12

ルートを振り返ってみたところです。ここに来る途中、完全に崩落した斜面となりルート消失。しばし彷徨ったところ、そのまま左（北）にトラバースしたところにルートが出現！足場はなく、掴める草木もなし！一歩づつ慎重に進みクリアしましたが、経験の無い方は滑落10メートルかと(^_^;)ここが最大のサバイバルでした。ここを過ぎると

5/26 15:15

ルーファイしやすい踏み跡になります(^^)安心感が半端ない！

5/26 15:16

”ブナの園”の看板を見つけ更に安堵(^^)ヤッタね

5/26 15:18

ムラサキヤシオに見られているような(^^)本日3回目ですね

5/26 15:19

ブナ林コース分岐に合流。クワハウス碁点から？って何キロあるんだ？オイオイ(^_^;)

5/26 15:20

それでも不明瞭なルートもあって焦ります(笑)

5/26 15:28

清水衛殿！(^^)/キター！

5/26 15:29

美味しい水に感謝(^^)/

5/26 15:31

ハイキングがてら、ここだけ立ち寄るのもアリかも(^^)

5/26 15:39

古い堰堤？

5/26 15:43

直ぐ傍まで伐採地が迫ってます。ちょっと残念…(^_^;)

5/26 15:49

ゴール！サバイバルな下りだったので達成感が半端ない！
お疲れ様でした(^^)/

撮影機器：

PENTAX K-3 II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

モンキィ

樽石山：
やまがた百名山に選定された”樽石山”は、葉山（村山葉山）のシャムコース上にある1175mピークです（やまがた百名山では1155mとありますが、地図上の位置は1175mピークを指しています）。山頂標識はありませんのでGPSと地図で特定することになります。

シャムコース（登り）：
下調べでは破線コース扱い。ところが綺麗に整備されているコースで藪っぽくなく破線にしているのは？社務所跡周辺では新緑と根開きの残雪、雪モミジが楽しめます。葉山山頂方面の展望は全くなく、樽石山ピークまで一部のトラバース箇所があるだけで全般的に平坦な尾根道で歩きやすいです。

清水衛殿コース（下り）：
こちらも破線コース（実は通行禁止らしい）。コース全般（＝シャムコース分岐からブナ林コース合流地点まで）は藪っぽく不明瞭。シャムコース分岐の直後と小沢脇の数か所でルートを消失します。この時期でもハイレベルなルートファインディングが必要。ルーファイに自信のない方は確実に遭難すると思います。※このコース情報を参考に事故や遭難が起きても一切責任は負えません。

やまがた百名山については、こちらのサイトをご覧ください(^^)
・やまがた山：http://yamagatayama.com
・樽石山：http://yamagatayama.com/?p=2053