上州・尼ヶ禿山（前職場「山と温泉の会」ツアーFinal：上州武尊を眺め、玉原湿原散策）

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 7.5km
• 登り: 354m
• 下り: 357m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:29
• 休憩: 1:02
• 合計: 3:31

距離 7.5km 登り 358m 下り 357m

10:26 センターハウス
10:30 ぶなの湧き水
10:34 10:35 玉原湿原入口
10:47 10:54 東京大学セミナーハウス
11:20 11:27 鉄塔台地
11:47 12:15 尼ヶ禿山
12:51 12:56 セミナーハウス上分岐
13:26 13:38 玉原湿原
13:44 玉原湿原入口
13:51 13:53 ぶなの湧き水
13:57 センターハウス

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往復ともチャーターのマイクロバス

コース状況／危険箇所等

・随所に道標あり、特段の危険・不明箇所なし。
・玉原湿原周辺はルートが林道も含めやや輻輳しており、木道が工事で通行止めの区間もあるため、進行方向・標識に要注意。

その他周辺情報

帰路、白沢温泉「望郷の湯」立寄り（道の駅・農産物直売所併設。露天風呂、展望レストラン、休憩スペース、土産コーナー等あり）

写真

6/9 6:36

本日は前職場「山と温泉の会」のファイナルツアー。西武新宿から新型車両「拝島ライナー」でスタート。

本日のツアーは、ここ玉原高原のセンターハウスから出発。総勢15人です。

6/9 10:28

新緑の中、舗装道を緩やかに下ります。この辺りで既に標高1,200m、空気がヒンヤリ冷たく感じます。

6/9 10:30

路傍にキレイな花。

6/9 10:32

ブナの湧水。この辺は水資源も豊富。

6/9 10:34

玉原湿原入口。帰りに寄ります。

6/9 10:37

玉原湖（人造ダム）通過。ここから登りです。

6/9 10:49

東京大学セミナーハウス。上州武尊を背景に、素晴らしいロケーションです。

6/9 10:57

ここから漸く山道です。一列になり登っていきます。

6/9 10:58

ステキなブナの美林ですね！

6/9 11:00

歴史を感じさせるブナの古木。

6/9 11:00

木洩れ日がいい感じで入ってきました。。

6/9 11:21

鉄塔台地で休憩。お約束の真下から1枚。

6/9 11:28

迦葉山方面のルートが分岐。

6/9 11:42

足許にギンリョウソウ。間もなく山頂です。

6/9 11:46

山頂直下、一気に南側（沼田方面）の展望が開けます。以前に本ツアーで登ったピラミダルな戸神山も良く見えます。

6/9 11:48

玉原ダムが涼やかに望めます。

6/9 11:49

山頂到着。お初の山なので、記念にパチリ。

6/9 11:49

上州武尊も、頂稜付近ガスってますが、何とか見えてます。

6/9 12:09

ランチ休憩のうちに、スッキリ晴れてきましたー！

6/9 12:14

山頂直下にもウツギのキレイな花々。ツツジはやや少なめです。

6/9 12:16

少し霞んでますが、赤城山もドッシリ。

6/9 12:28

下りもギンリョウソウの群落見物。

6/9 12:49

セミナーハウスの上まで戻ってきました。帰りは玉原湿原方面へ下ります。

6/9 13:04

素晴らしいブナの天然林。

6/9 13:05

木洩れ日の中、お伽の国へ入っていくようです…。

6/9 13:07

湿原の一角に出ました。バイケイソウがお出迎え。

6/9 13:08

バイケイソウが花盛り！

6/9 13:17

右回りは進入禁止（秋まで木道工事中）のよう。左回りで湿原へ。

6/9 13:19

湿原も今が花盛り。

6/9 13:22

湿原は今が花盛り（その2）。

6/9 13:23

紫の花（たぶんヒオウギアヤメ）もゴージャス。

6/9 13:24

このあたり、アヤメの大群落！

6/9 13:25

湿原を前景に、登ってきた尼ヶ禿山を振り返ります。

6/9 13:27

白（ワタスゲ）、黄（クサウルシ？）、紫のステキなコントラスト。

6/9 13:28

湿原の一角でのんびり休憩。風も爽かで、帰りたくなーい！

6/9 13:33

地平線が白く染まっている感じ。

6/9 13:41

新しい木道が整備されてます。

6/9 13:46

この花、ウツギでしょうか。

スタート地点に戻ってきました。たまには、こうしたユルユル湿原ハイクも「命の洗濯」にはGoodですね！

6/9 14:27

山歩きの後は、迦葉山へミニ観光。

6/9 14:30

狛犬ならぬ「狛天狗」が守護…。

6/9 14:30

さすが、日本有数の天狗の聖地！

6/9 14:32

お堂いっぱいに、ド迫力の天狗様達。

6/9 15:11

麓まで下りてくると、上州武尊が全部見えてます。予報に反して上天気！

6/9 15:13

上州の山歩きの締めは、いつもの白沢温泉・望郷の湯。

撮影機器：

SBM303SH SHARP

感想

さとなお

　関東が梅雨入りした今週も、土曜は梅雨の晴れ間。何だかんだで5週連続の週末日帰り山歩きです。今回は前職場の「山と温泉の会」最終ツアー、総勢15名でチャーターのマイクロバスにて川越を出発。標高1,200m、涼やかな風の吹き抜ける玉原高原のセンターハウスからユルユルハイクのスタートです。
人造の玉原湖を通過、背後に上州武尊が見事な山容を見せる東大のセミナーハウスから小一時間も登ると、呆気なく尼ヶ禿山頂に到着。その名の通り、頂稜付近は展望が開け、赤城はじめ上州の山々、そして前景に玉原湖を従えた上州武尊を望みます。比較的狭めの山頂でクイック昼食の後、帰路はお楽しみの玉原湿原へ。コバイケイソウのアーチを経て湿原中心地へ入ると、白いワタスゲ、紫のアヤメが咲き乱れる楽園のようなお花畑が眼前に広がります。いつしか空は快晴、吹き渡る初夏の風も心地好く、一同時の経つのも忘れて寛ぎ、写真を撮りまくります。
　「帰りたくなーい」の声も上がる中、リーダーの一声に促され、程なく玉原センターハウスに帰着。帰路は「天狗の聖地」で知られた迦葉山弥勒寺をプチ観光の後、上州ツアー定番の白沢温泉「望郷の湯」でサッパリ入浴。風呂上がりの一杯からスタートし、帰りのバス車中でのミニ宴会は「ファイナル」に相応しく、いつになく多量のお酒とツマミが差し入れ提供され、大いに盛り上がるうちに出発地の川越到着。小生は既に相当出来上がった状態のため大人しく家路に着きましたが、名残惜しい古参のメンバー各位は、2次会・3次会目指し夜の川越の街へと消えていきました…。
　ということで、25年近く本会の活動を引っ張って来られた名幹事・S氏の現役引退を期に、本会の活動は一旦休止。今後は現役組とは活動を分離し、OBを中心とした有志によるツアーが継続されることが期待されます。小生含めメンバーの高齢化も顕著で、登れる山、こなせる歩程も年々限られてきていますが、ユルハイクと温泉、帰路の宴会の楽しさはソロツアーの多い小生にとっても大きな魅力、一服の清涼剤です。これからも、小生もガイド役、兼「OB有志」枠の一員として参加できればと念じております！