三国岳《懸崖のヤマボウシ》
- GPS
- 05:12
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 591m
- 下り
- 605m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高槻より距離約90km、時間約2時間 高槻IC-(名神)-京都東IC・・・・・-国道367号(葛川梅ノ木町)-県道781号(古屋三国岳登山口) ・上り-朽木古屋の三国岳登山口・禿尻橋 ・下り-朽木桑原の三国、経ヶ岳登山口・桑原橋に駐車場及びトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 ・古屋三国岳登山口〜倉ケ谷分岐 林道で歩きやすい ・倉ケ谷分岐(左俣)〜尾根取付 沢歩き、標示等なし ・尾根取付〜岩谷峠 ジグザグの急坂 ・岩谷峠〜三国岳〜丹波越〜桑原登山口 歩き易い尾根道、標示があり 登山ポスト-桑原登山口、古屋登山口に設置されています。 |
写真
感想
梅雨入り後の晴れ間に、北山の最深部に位置する「三国岳」を目指す。
三国岳は山城・丹波・近江の三国に接する山である。
三国岳山頂は三国境から少し離れた南丹市久多の境界上にあり、点名「久多村一」の二等三角点が設置されている。
また岩谷峠からの稜線は中央分水嶺「高島トレイル」の最終コースで三国岳は最後の山、桑原は最終地点になる。
今日のコースは「針畑川」沿いにある古屋集落の「三国岳登山口」が起点となる。
雨の心配が無くなり、登山口から保谷林道をゆっくり進む。
林道にはヤマツツジやウツギの花、梅雨を迎えて可憐な薄紫色のコアジサイの花が咲いている。
登山口から50分で倉谷分岐に。分岐の左俣の沢を詰める。
水量は少ないが沢の岩は緑に苔むし滑り易い。慎重に渡渉を繰り返す。
谷の斜面は新緑の若葉に覆われ明るく涼しい。
谷川の音だけが聞こえる静かな空間だ。その沢にはたくさんの紫色のタツナミソウが咲いている。
分岐から約30分、尾根に取り付く。尾根道はジグザグの急坂だ。
登山道には白いギンリョウソウが群生している。
峠に近づくと安全祈願の古い石塔が建てられている。裏には江戸時代の寛政の文字が残され、古道であることがわかる。
間もなく、高島トレイルの標示がある「岩谷峠」に到着する。
岩谷峠から三国岳へ、尾根道を軽快に進む。
尾根道は緩やかなアップダウンを繰り返すが、落ち葉が敷き詰められ柔らかく歩き易い。また、大きな芦生杉、変形した樹木、新緑の広葉樹林が多く明るく美しい。
特に大樹に巻き付きながら咲いているツルアジサイの花は印象的だ。
暫く尾根道を楽しみながら歩く。
「下壺登山口分岐」を通過、シダが群生する急坂を登ると三国岳山頂直下の「P941mの経由地」に到着する。
そこには経由地のシンボル的存在である大きなブナの樹が倒れている。
とても残念です。
12時過ぎ「三国岳」山頂に到達する。
20分ほど山頂に留まり昼食を摂り休憩をするが、山頂は涼しく一枚重ね着をする。
再び経由地に戻り「丹波越」を目指す。
この尾根道も緩やかで気持ちの良い道である。特に「P851m」付近には今まで見たことのない懸崖状のヤマボウシの群生地が拡がり圧倒される。
山頂から1時間、丹波越に到着する。
ここは「経ヶ岳」と「桑原橋」の分岐である。
分岐を左折し北東方向の尾根に取り付き、2.5kmの尾根道を桑原橋に向かって一気に下る。
14時20分、「桑原橋」に無事下山する。
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