燕・北燕岳へ 梅雨の晴れ間に雷鳥も
- GPS
- 07:30
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,651m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 7:31
5:00 安曇野穂高発
5:30 駐車場着
<復路>
13:15 駐車場発
13:45 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
市営の駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉登山口にポスト 合戦小屋から上残雪あるがノーアイゼン、ノースパッツでOK |
その他周辺情報 | 登山口に日帰り温泉あり 中房温泉、穂高温泉郷など |
写真
感想
2018年(平成30年)6月14日(木)
燕・北燕岳へ 梅雨の晴れ間に雷鳥も
「雷鳥も 梅雨の晴れ間に 衣装替え」
燕25回目の山行。
昨日の予定だったが、雲も厚く
自身の腰の調子も今一ということで今日にした。
梅雨の晴れ間、それも快晴くっきりと山々が見える
澄み渡る空気、絶好の山行日となった。
駐車場は平日にも関わらず30台近い車が止められていた。
私の止めた後にも次から次へと車がやって来た。
それも県外車が多く燕岳の人気が伺える。
富士見ベンチからは遠くに富士の姿も見ることができ
燕からの眺望に大いに期待が持てた。
昨日登り下ってくる方の話にも今日の景色は最高ですとのことだ。
合戦小屋には多くの人が休憩をとっていた。
登る人、下る人が混在している。
合戦小屋の方にはスイカはいつから販売されるのか聞いてみた。
すでに波田地区では出荷が始まっているのでそろそろかなと思いきや、
6月の末からとのことだった。
合戦小屋から上、しばらくは雪道が登場する。
とはいうものの今シーズンは少ないように感じた。
登山者も多いのでしっかりと踏み固められ安心して雪道を登ることができた。
ただ驚いたことに学校集団登山がすでに行われていて
自由学園の女生徒が4グループぐらいに分かれ下山するのとすれ違うことになった。
まだ雪の残る登山道を使っての集団登山にびっくりした。
無事下山したようで帰りのバスの後を私はついて行くことになった。
夏道の閉鎖ヵ所から上部には雪はないということで
展望の良い冬道を最後登り切ると
裏銀座から槍の稜線がどんと目の前に広がった。
槍の美しさは格別
裏銀座の山々の残雪も輝く。
空気が澄んでいるので山の美しさが格別だ。
何度も天気の良い日を選び登っているが
今日ほど美しい山並みを見るのは初めてのような気がするほどだ。
名だたる山々がほとんど見渡すことができた。
槍・穂高・笠・鷲羽・水晶・野口五郎・烏帽子・立山・劔・針ノ木・蓮華
鹿島槍・焼・火打・妙高・菅平・浅間・八ヶ岳・富士・南アルプス(ここは雲が少しかかる)などなど
山を特定していくだけでかなりの時間もかかり楽しいことだ。
燕山荘から燕山頂までは雷鳥探しが楽しみになる。
毎年この時期は雷鳥を見なかったことはないので今年も期待はしていた。
イルカ岩付近で目撃することが多いので注意していった。
すると私の前を歩いていた女性が立ち止まり逆方向を眺めているので
私もその方向を見ると高い岩の上に雷鳥がいました。
早速発見だ。
女性に良く見つけましたね。と言うと雷鳥が目当てだったとのことで
目を凝らして歩いていたとのことだ。
岩の上にじっとしていて動こうとしない雷鳥の姿があった。
この雷鳥が帰りの時には少し移動して登山道に近い岩場にいた。
ここでもほとんど動こうとせず、私が近づいても逃げることがなかった。
残雪の美しい山肌によく似て黒と白が混ざったオスの雷鳥だ。
ほかの雷鳥が来ないように自分のテリトリーの見張りをしているようだ。
さらにハクサンイチゲも咲き始め、
北アルプスの山々に良く似合っていた。
今年も槍をバックにハクサンイチゲの写真を撮ることができた。
ただ花の咲く場所が少なくなっているように感じた。
梅雨の晴れ間に、最高の一時を過ごすことができた。
県外の山に登っていたがやはり地元の山は気軽に登れていいと思った。
それも夏山シーズンが始まるまでなので、本当にいい一日だった。
ふるちゃん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する