加南・行者岩コースから鞍掛山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 389m
- 下り
- 380m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日は晴れだったので問題なかったが、路面が濡れてたら滑りやすそう。 西ノ谷コースの龍の脊はヤセ尾根で、小さい子供の場合怖がるかも...。 2005年にヤマケイから出た『新・分県登山ガイド18 石川県の山』の掲載のコースマップは間違ってるので注意。(国土地理院の1:25,000地形図『動橋』(H.26調製)のルートが概ね正しい) |
その他周辺情報 | 辰口温泉里山の湯で入浴。(大人\510) |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(中1)、リンちゃん(小5)と4人での月例ファミリーハイク、6月は加南の鞍掛山に登って来た。
そもそもの発端は、「6月に石川県へ温泉旅行に行き、そのついでにどこか山に登ろう!」と考えたこと。湯涌も白山一里野もウチらが泊まるのに適当なホテルが無く、山中温泉に泊まることになった。そうなったら富士写ヶ岳…?と考えたけど、ホテルの朝食時間と帰宅時間を考えたら、出来るだけさっさと登って降りて来られる山が望ましい。しかも、前回、吉谷コースで火燈山に行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1456476.html)に登山者が皆無だったことに怯えたリンちゃんが「登山者が多い山」をリクエストしてきたので(苦笑)、山中温泉の近くで、往復2時間くらいで降りて来れて、登山者が多い山をリサーチした結果が、小松市南部にある鞍掛山。
滝ケ原登山口に2つある駐車場のうち、麓側にある第二駐車場には、10時くらいに到着。ホテルでの朝食後に私以外の3人は朝風呂に入り、しかも、あやとり橋に立ち寄るなど観光もしたため到着が遅くなった(苦笑)。さらに駐車場に着いたら着いたで、ポッポの登山靴が新旧(24cmと23.5cm)のそれぞれ右足の分しか無いことが判明。同じデザインの靴を複数持ってると起こりうるミスだけど、結局ポッポがリンちゃんのおニューの靴履いて、リンちゃんが(問題の)右だけの組み合わせの靴を履くことになった(苦笑)。せっかく、リンちゃんのおニュー靴の履き慣らしをやったのになぁ〜(苦笑…https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1511585.html参照)
10台くらい駐めれそうな第二駐車場にはトイレが併設されてたけど、立派な扉を開けて中に入ったら待ち受けてるのは、工事現場などでみられる簡易トイレ(苦笑)。これなら立派な外観は、要らない(苦笑)。
10:15に第二駐車場を出発。5部ほどで第一駐車場に到着したけど、20台くらい駐めれそうなこの駐車場はすでにほぼ埋まってて、あふれたクルマは林道の路側帯などに違法駐車してる(苦笑)。この第一駐車場から2分の歩きで、右に「赤」の看板の西ノ谷コースを分ける。次の週末に開催される『OSJ山中温泉トレイルレース』の標識テープがあちこちにあるけど、一般登山者は気にしないように...といった内容の看板も置かれてる。今回の登山では、2005年にヤマケイから出た『新・分県登山ガイド18 石川県の山』掲載のコースをそのままに、行者岩コース(「黄」の看板)を歩くつもりのため、沢沿いに林道を進む。誰だ? 沢の中にケルンを積んだヤツは?(笑) この日は前日までの肌寒さとうって変わって、よく晴れて、暑い。弟子もポッポもリンちゃんも半袖だけど、私は長袖着てたため、暑くて汗が滴る...。
10分の歩きで「緑」の看板の中ノ谷コースを分ける。次第に林道から登山道になって来て、傾斜もキツくなってくる。沢の源頭部を廻り込むように登っていく。ロープも登場したけど、慎重に登ると、行者岩に到着。ここからさらに傾斜がキツくなったけど、行者岩の上部に乗ると傾斜は弱まり、やがてジグザグを切るようになる。この辺になると、100 mおきに案内板が出てくる(苦笑)。残り200 mを切ると、上部から登山者のおしゃべり声が聞こえて来るようになる。「頂上か!?」と思ったら、そこは避難小屋で、日蔭を求めた登山者が多く休んでた。ここから100 m余りで頂上に11:27に到着。ここでも10人以上の登山者が休んでた。頂上からは白山も日本海も柴山潟も片山津温泉もこまつドームもよく見える、絶好の展望台。ここで、ようやく長袖を脱いで、スポーツドリングの500 mlペットボトルを一気飲み(笑)。
頂上は12:00に出発。下山は「赤」の西ノ谷コースを下る。最初のうちはジグザグに電光型に降りてたけど、途中からは急な下り。特に「龍の脊」と呼ばれる周辺はヤセ尾根で、道もデコボコな岩のため、歩きづらい。舟見平の手前に到達し、傾斜がゆるんでくるまで全く気が抜けない。舟見平からは、数10分前に居た鞍掛山の頂上付近がよく見えた。舟見平からなおも下っていく。トレイルランの練習しに来てるランナーにすれ違ったりしながら高度を落としていくと、道は尾根を外れて谷側に降りてく。やがて現れた林道に降り立つ。ここから1分歩くと、西ノ谷コースの分岐に出て、一周が完了(苦笑)。ここから第一駐車場を経て、第二駐車場に12:55に戻った。この頃になるとかなりクルマが減ってた(アタリマエだけど)。
地元の関係者がしっかり手を入れてるので、迷うような箇所は無し。これまでいろんな山に登ってきたその経験から言うと、国土地理院の1:25,000地形図のルートが間違ってて、市販の登山ガイドのルートが正しいケースの方が圧倒的に多いけど、今回の場合は、国土地理院の1:25,000地形図『動橋』(H.26調製)のルートが概ね正しく、『石川県の山』の掲載のコースマップが間違ってた(苦笑...ランニングアプリ使ってGPSログ取ったのでハッキリ分かる...)。
最後に、両足とも右用という足廻りで全コース歩き通したリンちゃんは、偉い!(苦笑)
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