栗駒山(須川岳):花よし!天気よし!展望よし!、半袖隊長、温泉よければ水うまし!


- GPS
- 04:14
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 546m
- 下り
- 544m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:12
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」・・・暫定値
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 8.57km /最高点の標高: 1609m /最低点の標高: 1114m
累積標高(上り): 589m /累積標高(下り): 575m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【復路】須川温泉 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (注)一ノ関駅基点でレンタカーを利用、須川温泉〜一ノ関駅間は所要1時間強 但し今年(2018年)は路肩崩落箇所の修復作業のため、7/2(月)より通行止め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【![]() ![]() 家族連れにも人気のコースで、特段の危険箇所なし。 道標は充実、またハイカー多数なので、道間違いの可能性は低い。 また一部に雪渓が残っているが、全て夏道は露出しており軽アイゼン等は一切不要。 なお帰路は名残ヶ原から賽の磧(さいのかわら)・地獄釜コースを歩いたが、それまでの瑞々しい風景とは一風変わった乾いた風景が広がる。 木道が終了してからもしっかりした踏み跡が続くので心配無用。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★食料調達処 ![]() ★携帯 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★お土産処 ![]() ★飲食店 ![]() ★温泉 ![]() (注)前泊した須川高原温泉で入浴無料券をもらえた http://www.kurikomasanso.com/ ★前泊施設 ![]() (注)http://www.sukawaonsen.jp/ |
写真
感想
大人の休日俱楽部パス利用の三日目。
肘折温泉の次の温泉はどこに行きたいのか?と1号隊員に尋ねても、図書館で借りてきた観光ガイドブックは何冊もあれど、具体的な行き先は要領を得ない。
聞けば「行きたい先は多数あるが、宿泊料金が高いところばかり」なので踏ん切れないのだと言う。
ならば拙者が決めて差し上げようじゃないか…と栗駒山登山に便利な須川温泉に行くことにした。
須川温泉には昔からの湯治宿(須川高原温泉)があり、「自炊部屋+旅館食事」プランだと、そこそこ安く泊まれるのである。
また日本200名山にも選定されている花の名山・栗駒山の登山口でもあり、歩行距離・標高差・難易度ともお手軽な須川コースで登れば昼過ぎには下山でき、夕刻には帰京できる。
もっとも下山は産沼コースで…と画策していたら「危険なコースはダメ」と軽く一蹴された。
現地で入手できる登山マップには、産沼コースの注意書きとして、三途の川を渡渉するなど多数の「注意!」文字が記載されているからだ。
実際にはそんなに大変な道でもないそうだが、ここは大人しく服従する姿勢を見せておいて、名残ヶ原から急遽、「賽の磧・地獄釜」経由に変更して下山した。
行き返りとも全く同じ単純ピストンでは味気なかろうとサービス精神旺盛に振舞ったのだが、歩行距離が長くなる(注:高々500mだけです)とか文句を言われつつも、それまでの湿原地帯から打って変わった乾いた砂礫地帯に劇的に変化する道だったのでお怒りモードも収まった。
さて、栗駒山には30年近く前(うろ覚えだが1990年頃)にイワカガミ平から登ったことがある。
季節は初秋だったと思うが、あまり天気がよくなくて、ガスに巻かれた道程だった。
途中の景色も山頂風景もほとんどと言っていいほど記憶がなく、今回、山頂に立ったら何か思い出すかも…と期待していたが、全く何も思い出すことはなかった。
さて今回歩いた須川コースは、もちろん多くの花あり、低木帯あり、草原地帯あり、湖あり、稜線歩きあり…と変化に富んでいた。
小さなお子様連れのファミリー登山隊や若いカップルも多くて、逆にオッサン一人旅は少ないように感じた。
一ノ関駅を9時に出るバスに乗れば10時半には登山口に着くので、ひと登りして、16時半のバスに乗って帰れば一ノ関駅に18時過ぎに戻ることができる。
大人の休日倶楽部パスを利用した首都圏日帰り登山が可能な山の一つでもある。
できればイワカガミ平から登って須川温泉に下山、あるいはその逆コースで栗駒山を横断できればよいのだが、(くりこま高原駅から)イワカガミ平へのバス便が季節限定なので、よくよく旅程を検討しないと難しいようだ。
栗駒山は花の名山であるとともに、美しい紅葉でも知られている。紅葉真っ盛りの時季には渋滞ができるほどだと聞く。
渋滞は勘弁願いたいが、渋滞ができるほどの紅葉とはどんなに素晴らしいのか、一目、拝んでみたいものだ…と思いながら、次の赤線はどこに引っ張ろうかと考えながら新幹線車中の人となった。
お疲れさんどした<m(__)m>
★栗駒山(くりこまやま)1626m⇒岩手側では須川岳と呼ばれています。
…二度目/日本200名山・東北100名山・各種花100名山・新日本100名山
2018/6/22(金):肘折温泉:カルデラコースで健康増進ハイク、半袖隊長、飲む・入る前の汗流し(^^;;
⇒https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1504568.html
2018/6/23(土):厳美渓:奇岩が織り成す渓谷美、半袖隊長、ゆる〜い散歩道をぶらぶら
⇒https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1506711.html
2018/6/24(日):栗駒山
⇒本レコ
2018/6/25(月):大滝根山(166/日本300):大人QCパス利用で駅から日帰り決行、半袖隊長、もう半月早ければ花一杯だったのに
⇒https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1508199.html
隊長
コメント
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こんにちわ。
栗駒山には行ったことありませんが、広々として、景色がよくて、お花が多くて、すてきな山ですね!森林限界なのでしょうか?関東の山とは、景色が違います。いつか行ってみたい山が、増えました。
温泉三昧で、いい休日でしたね。1号隊員さんと仲良しでうらやましいです
大人の休日倶楽部は年会費が必要なのですが、拙者はこのパスを使うために資格年齢に達してすぐに入会しました。
逆に申せば、このパスを利用しないのであれば、年会費を納める意義がないのです。
栗駒山には30年近く前に行ったことはあれど、実質的には今回が初めてでした。
登山口近くから低木しかありませんから、とても見晴らしのよい道が続きます。
宮城側のイワカガミ平からも極めて整備された道が山頂まで続いています。
宮城側から岩手側(あるいはその逆)で歩くと、もっと楽しいだろうなぁと思いました。
両登山口とも温泉
いやいや、3737さんも素敵な「ダンナ」さまといつも
yamabeeryuご夫妻様
驚きました
それにしても栗駒を十二分に堪能して、地元の人より詳しいくらいです。おいらん小屋が蒸し風呂とは知りませんでした
かなりのお久しぶりの栗駒の山を四拍子揃ってご満足いただけて嬉しいです。因みに秣岳というのは、秣は馬の飼料ですから栗毛の駒の餌場ということでしょうか。
梅雨の晴れ間を上手に利用されて、旅のプロフェショナルなんだなぁ、と思いました
いやいや、梅雨時なので雨が降ったら湯治旅…と割り切っていましたが、三日間ともそこそこの天気になって幸運でした。
栗駒山から下山していったん帰京しましたが、大人の休日俱楽部パス(東日本版)は最長4日間有効ですので、翌・月曜も休暇を取得していた拙者のみ、大滝根山に日帰りで行った次第です。
栗駒山に取付いて5分後ぐらいに、浴衣・草履スタイルで登山道を上がるご婦人がいたのでびっくり\(◎o◎)/!
さすが栗駒山!!!なんて思っていたら、蒸し風呂があったからなんですね
帰宅後にあれこれ調べていたら、6月週末限定で、くりこま高原駅からいわかがみ平・世界谷地原生花園への臨時バスが運行されていました。
https://www.kurihara-kb.net/publics/index/170/
拙宅からでも、始発新幹線に乗れば間に合う運行時刻ですので、
●いわかがみ平⇒栗駒山⇒秣岳⇒須川温泉
と歩いて、16時半のバスで一ノ関駅に戻れるな…なんて皮算用していました。
面白山や北泉ヶ岳へも行ってみたいな…と夢は荒野を駆け巡る
yamabeeryuさん、おっ、やっとアップされましたね
年により刈払い状況は違うのかと思いますが、産沼コースは道は明瞭なれど笹が被ってた記憶があります。小生が辿った際は雨模様だったのもあり、結構濡れた覚えがあります。
隊長おひとりなら無問題ですが、一号隊員さんが同行なら須川コースピストンで正解です
cahier41さんへのレスにあるいわかがみ平⇒栗駒山⇒秣岳⇒須川温泉コース。イワカガミ平への臨時バスがある時には、公共輸送機関利用でぴったり辿れます。小生が行った時は紅葉シーズンだったのですが、6月も臨時バスが出てるんですね。秣岳への天馬尾根、途中の樹林帯は泥濘もありますが、森林限界抜け出た後半は小湿原断続する緩やかな尾根で、派手さはないが小天国っぽく、お勧めです。
いや、ホンとにやっとこさ…アップできました。
登山マップに記載されている産沼コースの注意書きは
〇暗咾寮遏融雪、降雨による増水注意
足元悪い、急階段が続くので注意
1天や増水時、通行禁止
せ格⇔農、山頂からの階段を一気に下る!足元注意!
いずれも初心者(家族連れ)向けに書かれた内容だと思われますので、割り引いて考える必要がありますが、基本は「急傾斜・沢水に注意すべし」と言うことでしょうか?
将来的に歩く機会があれば、登りに使う方が無難ですね。
30年前?に登った際は、くりこま高原駅から路線バスでいわかがみ平に入った記憶なので、登山シーズンになると運行されていると思い込んでいましたが、今は紅葉時期だけなのですね。
6月便は事前申し込みが必要で最大20名、逆に10名に満たなければ欠便と使い勝手がイマイチですね。
でも来年同時期には大人QCと合わせて狙ってみようかと…気が早い?
栗駒山は良く聞きます。
どんな山かと思ったら、なかなかの名山ですね。
26番のリンドウの隣は食虫植物のモウセンゴケかな、モウセンゴケはまだ見たことないです。27番は葉もギザギザしてるし、生息域からしてナナカマドで正解だと思います。しかし、花の判別は難しいですね。地域によって亜種があったり、花弁や葉の形が微妙に違っていたりして、判別は難しいし、還暦過ぎて覚えても直ぐ忘れたりで、レコに花名記載するのに凄く時間がかかります。
いつになるか分からないですけど、東北遠征時には是非行きたいですね。
お疲れ様でした。
最近、花の名前に詳しくなられたのではないでしょうか?
平標山レコを拝見しながらそう思いました。
拙者は相変わらず聞きかじり程度で、分かんないと「君の名は?」で通過します
栗駒山は南東北を代表する山でしょう。
花と紅葉と温泉、そして歩きやすい道。
アルペンムードとは正反対の趣がある山だと思いますよ。
和賀岳や森吉山、船形山などまだまだ花の名山もありますしね。
おっと、その前に…拙者は飯豊朝日がまだでした
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