石森山:フルーツ王国山梨を堪能、半袖隊長、甲府盆地北部で赤線繋ぎ
- GPS
- 06:05
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 25m
- 下り
- 585m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:55
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」・・・暫定値
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 27.01km /最高点の標高: 904m /最低点の標高: 268m
累積標高(上り): 115m /累積標高(下り): 729m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】春日居町駅15061556大月駅16131656高尾駅17111755明大前18011804下北沢駅18121815 山梨交通バス(300円)…ICカード利用可になっていました。 乗客は拙者を含めハイカー4人のみ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 石森山区間(約300m)を除いて、全て舗装道路歩き 総じて交通量は少ない方だと感じた ☆半袖 タイム:全行程 ★入山者:街歩きらしき風情の同好の士は見かけず |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:東山梨駅、鈴宮神社、小林公園、春日居町駅(他にコンビニが数軒) ★携帯 :圏内 ★食料調達処:ファミリーマート(代々木駅前店) ★酒類調達処:せず(春日居町駅前には店舗なし) ★お土産処:せず ★飲食店:三角屋(石和温泉駅から徒歩10分、創業明治42年の老舗) https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19000540/ ラーメンと肉めし(小)セットで900円、ビール(大)650円 ★温泉:無料足湯 春日居足湯施設(春日居町駅南東側) http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5076.html 石和小林公園足湯「いさわ宿」(石和温泉高速バス停近く) http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5075.html ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【プロローグ】
西日本各地のに甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」。
ようやく大雨の峠は越えたようだが、地球温暖化が今までの常識を覆す事態を招いているのだろう。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早く平穏な暮らしを取り戻せることを祈念するばかりだ。
さて、そんな状況下で天気予報も「曇り」だし、高峰に登りに行こうとの意欲が湧かない。
前日の「大山山麓・山腹赤線繋ぎ」で、〆切り時刻を睨みながらガシガシ歩き過ぎたせいか…全身がけだるい。
こんな時はやはり赤線繋ぎを兼ねた「街歩き・里歩き」でしょう。
今回選んだのは、「大菩薩の湯」「東山梨駅」「春日居町駅」で途切れている赤線3本の回収。
塩山駅から大菩薩峠登山口までバスで行き、その後は甲府盆地を目指せば「基本は下り」コース。
最近ネットサーフィン中に偶然目にした老舗ラーメン店「三角屋(石和温泉)」にも立ち寄りたい。
そう言えば、以前の甲府盆地歩きレコにsumihiyoさんから「石森山」を勧めてもらったな。
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_3699.html
…と思って石森山を経由する赤線を引っ張っていたら「山梨県立日川高校」を見つけてしまった。
「日川高校」と言えば、有我・藤原・梶原(敬称略)と日本代表を輩出した「花園」の常連校であり、ラグビーをやっていた連中からすると「文武両道」の「名門中の名門」である。
これは一目見ておかねばならぬ…(と、ここで脳裏にはTVドラマ「スクールウォーズ」のテーマ曲が流れる)。
こんなこと・そんなことを考えて出来上がったのが、この妙な釣り針状の形をした赤線である。
【とっても空いてた電車・バス】
西日本豪雨を見て出足が鈍ったのか?
イマイチの天気予報を見て高峰を目指すのは回避されたのか?
朝の中央線もバスもやたらと空いていました。
中央線高尾駅6時14分発松本行きは余裕で座れました…着席率は3〜4割程度だったかな。
塩山駅で降りたハイカーもぱらぱら。
興味本位で北口の大弛行きバス乗り場に行ってみたら…7時30分発の乗客はたったの2名で、最初からワゴンタクシーです。
運転手さんに話を聞いたら、キャンセル・キャンセルの嵐だったとか…。
そして大菩薩峠登山口行きバスも4人のみ。
午後になって山並みがはっきりと見えてきたので、山登りにあまり支障はなかったように思うが、それはあくまで結果論。
出足が鈍って当然の天候推移でしたね。
【やはり暑かった甲府盆地】
大菩薩峠登山口は標高880m付近に位置し、まだ朝のうちだったのでそれなりに歩きやすかった。
道の両側には色取り取りの花が咲き、桃・ぶどう・すもも・りんごなどが実り始めている。
さすがフルーツ王国山梨ならでは…の道である。
塩山駅まで下ってくると標高は約400mで、時間も経てじわりと暑さが増してくる。
そして東山梨駅は標高360mほどで石森山は331m。
日差しを遮るものなく、正午近くとなって朝方のルンルン気分は吹っ飛んでいる。
日川高校では、もしかしてラグビー部の練習風景が見られるのではないか…と勝手に期待していたがグラウンドは無人だった。
その先で遂に標高300mを割り込み、石和温泉付近が今日の最低標高で270mほど。
暑さに耐え忍びながら「三角屋」を目指しました。
普段は山行中に飲酒することはないのですが、今日は街歩き・里歩きなので特例…と言うことで
しかし、その後の春日居町駅までの道は、ビール飲酒の反作用でまた格別に暑かった(-_-;)
満腹になったお腹をさするながら、なんとか春日居町駅に着いたら、目の前で電車が…。
春日居町駅では足湯を嗜む積もりだったので、次の電車は…と時刻表を見に行ったら、幸か不幸か8分後。
慌てて靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、湯に足を浸すこと3分…そして靴下を履き、靴を履き、上りホーム(足湯と反対側)に向かうと踏み切りが「キンコンカンコン♪」。
やばいと思って慌てて渡って遮断機を潜り抜けようとしたら…スマホが路面に落下…。
やってしまった…(>_<)無残にも液晶画面にひびが入り、あの世に逝ってしまいました。
このスマホは会社貸与物につき、翌日、始末書を提出(もちろん諸費用は自腹)…ほろ苦い街歩き・里歩きになりました。
【プラムあるいはスモモ】
塩山駅近くの向嶽寺を過ぎ、5分ほど歩いた地点でした。
拙者と同年代の男性が先っぽに器具が付いた竹ざおで果物を収穫中でした。
拙者は気軽に「プラムですか?」とお尋ねしたところ「食べてみるかい?」と返答がありました。
黄色いプラム?を遠慮なく頂いたところ、これがほんのりした甘みで美味いんです。
「こりゃ、美味い!」と一言唸ったところ、
「持って帰るかい?売り物ではないから。」
「えっ、いいんですか?」…と言いながらも、すかさずザックを下ろし、レジ袋を取り出します。
「袋があるんだったら、もっと、持って帰りなよ」と篭から収穫したばかりのプラムを幾つも頂きます。
興味本位で「赤いのは味が違うんですか?」と尋ねたところ、
「少し酸っぱいんだよ。ちょっと待ってて。」と、わざわざ赤いプラムを採りに行かれます。
確かに赤いプラムの方が酸味が強かったですが、これはこれで美味いのです。
またどさどさっと幾つも頂きまして…ズッシリ。
「何処へ行くんだい?」
「石和温泉まで歩いて行くつもりです。」
「何処から?」
「大菩薩峠登山口からです。」
「えっ、裂石(大菩薩峠登山口バス停がある地名)からかい(@_@)」
・・・丁重にお礼を申し上げて旅立ちましたが…重かった!
帰宅後、数えてみたら25個(2.3kg)もありました。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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隊長
緩やかな下りカーブですね。前日は大山で翌日は塩山とは
相変わらず、良く歩かれること!
2.5kmのプラムを食べずに1号隊員にちゃんと持って帰った・・それはアツイですよ!私だったら食べちゃいます。
hamburg
大菩薩の湯までで途切れていた赤線…butamaruさんやmakoto53さんと小金沢連嶺から下ってきた時の赤線ですよ。
拙者が寝坊して遅れて合流したことがあったでしょう?
大菩薩の湯から先はダラダラ下る緩〜い坂。
両側ともフルーツ畑のまさにフルーツ街道でした。
思わず手が伸びて「ちょいと一個!」となりそうでした。
プラム、25個も食べきれるものではありませんよ。
頂けるものは喜んで頂きましたが、しっかし重かったなぁ。
まだ2〜3日は楽しめそうです
隊長
おこんばんは〜🎵
赤線繋ぎ&ラグビー強豪校視察&ラーメン🍜&鶴瓶さんバリの地元民とのふれ合い。盛りだくさんのフルーツ王国ですねぇ (≧∇≦)b
さて、愛は奇跡を信じる力よ〜🎵
私の経験からすると、ラガーマンはモテるんですよねぇ❤野球部は坊主ですしそれ程モテないけど。。。
因みに、スクールウォーズにちょい役で出演(後輩マネージャー役)していた山本理沙ちゃん❤大ファンでしたぁ ( ̄∇ ̄)
ラーメン🍜、写真からは王道の醤油スープに見受けられます。ちぢれ麺がスープに絡んで〜旨そうですねぇ (≧∇≦)b
でも、携帯の液晶損傷はショックでしたねぇ。富士通の製品は落下に強いらしいですよ。会社の支給品じゃぁ選びようがないかも。。。
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
スクールウォーズと言えば、やはり、岡田奈々でしょう。
あのゆったりとした語り口で諭されると、山下真司も「ハイ」と聞いてましたね。
最近の野球部は坊主頭が減りつつあるようですが、甲子園を見てると、まだ9割方は坊主頭でそうか?
拙者は中学入学の瞬間に坊主頭でした。
ラーメンはまさしくしょうゆ味。
味に関しては色んな意見があるようで、なかには単にしょうゆ漬けとの厳しい意見も。
でも明治以来勝ち残っているわけなので、それなりに評価が高いと言うことだと思います。
スマホ液晶・・・踏切が閉まり始めて、あわててバーを潜ろうとしたら、ポロッと落下。
液晶側が路面と激突しそのままあの世行き。
富士通製品だったのですが・・・
隊長
半袖隊長、こんばんは。
夏の盆地は暑いですよね。
でも、その暑い真っ盛りが甲府盆地歩きの醍醐味でもありますね。
さすが塩山・山梨市方面は本場です。
私も夜叉神峠の帰りに「桃」を激写したかったのですが、なぜかみんな袋を被っていました。しかも全体気に南アルプス街道沿いはフルーツは少なめでした。
赤い方が美味そうに見えるのですが、スモモは確かに黄色いヤツの方が甘いですね。
桃が終われば、いよいよブドウの季節、暑いの我慢して、また歩くかな。
裂石(大菩薩峠登山口/標高880mぐらい)バス停に降りた時は、それほど涼しくもないな…と思ったのですが、曇り空の下のダラダラ下りでしたから、塩山駅辺りまでは暑さは感じませんでした。
しかし中央線を跨いだ辺り(標高365mぐらい)から雲も薄くなり、アスファルトの反射熱も強くなり、プラムの重みも加わりもう汗がダラダラ。
yamaheroさんが、歩行開始直後に梅を購入し担いで歩いた奥武蔵レコを思い出しましたよ。
その後はスピードよりセーフティ・・・。
袋を被ったモモは、まだまだ多数ありましたよ。
それらの中に、ピンクに色付いたモモもあった・・・程度でしたよ。
しかし道の両脇には臨時販売所がポツポツあって、さすがどこに行ってもフルーツ王国と感じました。
今朝も赤と黄色を食べたのですが、黄色の方がやや甘いです。
冷やした方が美味い・・・とは思うのですが、常温で食べた方が甘みが増すそうですね。
モモにしても然りですが、冷やすなら食べる前の1時間だけだそうで。
ブドウも収穫後に取り残された最後の一粒に甘みが凝縮されて、これがまた美味い。
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
この日は桃の生ジュースが飲みたくて大菩薩にいました。
写真2は朝5時頃に通過して、丸川峠分岐の駐車場から丸川峠を経由して大菩薩嶺〜上日川峠〜千石茶屋〜駐車場と周回してました。
千石茶屋さんで桃ジュースを2杯飲んだのでお腹一杯で、大菩薩の湯で汗を流した後、100円のを2個だけ買って帰ってきました。
次に行ったら「三角屋」さんのラーメン食べてみたいです
美味しそうですね〜
5時過ぎから歩いていたので曇りがちのなか涼しく歩けました。
昼ごろには晴天になり暑くなりましたね〜。
あの日差しの中を歩いていればラーメン屋さんでのビールはさぞ美味しかったことでしょうね!
メンマやチャーシューをつまみにラガーが飲みたくなってきました
千石茶屋を目指して大菩薩嶺・峠の周回コースでしたか
空いていませんでしたか?
朝の電車・バスの混み具合(いや、空き具合)を見ていたら、今日はハイカー少ないなぁと思いました。
道に立ち並ぶ販売店にも
「モモ1個100円から〜」
掲示がありましたね。
プラムを担いでいなかったら、お袋殿に・・・と買って帰ったと思いますが、想定外にプラム25個を頂いたので・・・次回ですね。
三角屋のラーメンは、雑味のないすっきり味でした。
とんこつ系のギトギト味を好む方からすると、迫力不足との評価になるようですが、人の好みはそれぞれですから。
今回は石森山・日川高校・三角屋が主たる目標地点だったのですが、最後に春日居駅まで舞い戻ったのが余計と言えば余計でした。
足湯3分⇒液晶破損⇒修理費用7千円・・・
隊長
yamabeeryuさん
大菩薩方面の赤線繋ぎがあるとお聞きしていたものの
まさか下ってきて、石森山を経由して石和駅まで
とは、思ってもいませんでした!
しかもこの暑い中で
でもこの季節だからこそのフルーツ街道でもありますね。
暑い中本当にお疲れ様でした。
(スマホも・・・ )
私もラン練習で塩山温泉から大菩薩の湯まで2度ほど走り
一度は温泉後にバスで帰り
一度は歩いて帰ったことがあります。
いや〜、ここの下りは長いですよね。
バス下山最高!と思いました
プラムも美味しかったようで何よりです!
またいつか塩山作戦があるときには
塩山温泉にでもお立ち寄りください
‖臺郢峠から下ってきた裂石(大菩薩の湯)
帯那山・棚山から下ってきた東山梨駅
3山・要害山に登る基点とした春日居町駅
の3箇所を繋いで・・・と考えていたところに、石和温泉の三角屋へも行こう!と便乗作戦となりました。
でも、あくまで主役は「石森山」ってことで
今回で高尾から西の石和温泉までの各駅で、上手い具合に複数の赤線が通ることになりました。
あえて難点を挙げれば、梁川駅から北に伸びる線がないってことでしょうか?
ちょうど果物の収穫が始まった頃で、フルーツ街道の本番はまさに今からですね。
マネキン売り娘さんも総動員される日も近いでしょう。
もしかして高尾・清滝駅からも応援団が派遣されるかも・・・黄金色のサブちゃんです
持ち帰ったプラムは、即日、お袋殿に土産の品として持参したほか、お隣さんにもお裾分け致しました。
お袋殿はプラムを食べるのは初めてだと申しておりましたが・・・ホンとかなぁ?
今回もできれば塩ノ山に登りたかったのですが、先が長いのでパスしました。
今年はもう終わっちゃいましたが、ザゼンソウの季節に小倉山を絡めて、最後は宏池荘でしょうか?
隊長
yamahero先輩の夜叉神峠からの下りに匹敵する
大菩薩の湯からの下りですね
思いもかけない時期 に、思いもかけないコース
う〜ん、このコースもちょっと自重しときます(笑)
いやいや、yamaheroさんの大下りは、もっと高い地点からですし、怪しげな道もありましたから・・・。
拙者はすべて舗装路でスイスイ(いや、暑かったですけどね )
思いもかけないコース・・・そりゃ、赤線が止まっている駅と駅を繋いで、途中で個人的な興味がある場所に立ち寄っただけですから、普通は考えませんね。
でも拙者個人としては、十分・念入りに検討した結果なんですよ。
真似されても・・・困っちゃう
でも、そんな人、いませんね
隊長
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