「海の日」前の知床の硫黄山
- GPS
- 08:41
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,667m
- 下り
- 1,663m
コースタイム
天候 | 朝霧のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「道路特例使用承認申請書」を事前に入手して提出しました。 ルートは穏やかな山道とは言えないが、目印があり注意すれば迷いやすい道でもない。沢筋は雪渓がしっかりとあり登りやすかった。(アイゼン不要) |
その他周辺情報 | ウトロの民宿に宿泊 |
写真
感想
20数年前、仕事で札幌に来たついでに、知床連山を羅臼岳から縦走するつもりで、木下小屋に泊まりました。同宿の若いペアが夜間ボソボソ会話していて眠れなかったためか朝寝坊してしまって、羅臼岳には登ったものの、縦走路には少し足を踏み入れただけで帰って来たことがありました。以来、縦走してカムイワッカの湯滝に浸かってみたいという道外の人間らしい想いがありましたが、すでに齢を重ね、もう1日で縦走できる体力はなく、テントを担ぐのも大儀ということで、硫黄山だけ往復することにしました。
熊の話を周囲から聞かされたり、ヤマレコで拝見して、朝の新噴火口辺りまでが危ないということで、単独でしたので知床自然センターで熊よけスプレーを1日\1000円でレンタルしました。係の人に伺うとほとんどの方が羅臼岳登山用にレンタルされているようでした。
連休もあってか、カムイワッカの登山者用駐車場はすでに4台駐車あり、それに勇気を得て、一人貸切を覚悟して用意した熊よけ鈴2つ、笛を首にかけて、そして熊よけスプレーと万全の体制で登りました。穏やかな登りから噴石のゴロゴロする歩きにくい道、さらには足場が今一つのハイマツのトンネル、そして沢では雪渓の登りが続きました。体調が非常に悪くバテ気味でしたが、雪渓の登りでリズムを取り戻して助かりました。傾斜が緩やかで、念のためチェーンスパイクを持って行きましたが、使う必要なしでした。山頂直下の岩場も注意すればすむ程度のものでした。当初は知円別岳まで行こうかと思っていましたが、体力が続かず断念しました。
知床岳は見えましたが、知床岬やその先の海は望めず、まして国後も、そして、南の羅臼岳も望めませんでした。ただ、やはり活火山の荒々しい風景、沢を上り詰めた所から見上げる山の品格は一級でした。わざわざ本州から登りに来てよかったと思っています。
カムイワッカの湯滝に浸かりに行こうと思ったのですが、観光客が多く興ざめしてやめました。
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