八海山・ロープウェー山頂駅から薬師岳・千本檜小屋往復


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 615m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師岳頂上直下の鎖場は、小さい子供にはムリかも。 |
その他周辺情報 | さくり温泉健康館で入浴。大人\420、小学生\150 |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(中1)、リンちゃん(小5)と一緒の月例ファミリーハイク、7月の山として、越後三山の八海山に登って来た。同じロープウェーを使うハイキングになるなら、谷川岳も候補だったけど、こちらは森林限界を抜けた後の南面の斜面を登るのが暑そう…という理由で却下。勿論、八海山も十分暑かった…(苦笑)。
私が八海山に来るのは、1994年8月以来。この時はビンボー学生だったため上越線の浦佐駅から全て徒歩。霊泉小屋宿泊、千本檜小屋テント泊、中之岳避難小屋宿泊、銀山平テント泊という4泊5日の山旅(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4640747.html)。荷物が多いので八海山の八ツ峰は迂回路を通っててピークは踏んでない。今回はロープウェーを使ったハイキングで身軽なので、弟子とポッポとリンちゃんを千本檜小屋で待たせて自分ひとりだけで八ツ峰縦走しようと思ったけど、弟子に「もしも何かあったらどうする!」と却下された(泣)。ということで、当日になって「危なそうだから」という理由で八ツ峰無しに計画変更したとか、そういったことは全く無く、最初から千本檜小屋止まりの予定でロープウェーに乗車してる(苦笑)。
前夜は六日町のホテルに宿泊。朝食時間の都合もあり、八海山ロープウェーの山麓駅前の駐車場に着いたのは8:40前で、ちょうど8:40発の便が出発するところ。団体の観光客で一杯の9時の便に乗車。7分の空中散歩で山頂駅到着。駅を出たところの真向かいに立つ赤い鳥居が登山道の入口。階段状の急な道を2分ほど登るとひょっこり避難小屋の前に出た。弟子曰く、今回の山行中一番キツかったのが、ここの避難小屋までの登りだったとのこと(苦笑)。避難小屋からは大崎道に合流し、痛みの激しい木道状の道を行くと、すぐに四合目。朝、六日町のホテルから八海山を見たら雲が多めだったので、ガスの中の歩きになり、そんなに暑くならない…と予想(っつうか、期待)したけど、まともに陽が照りつけて、暑い。樹林帯なので、日蔭が多いのが、救い(苦笑)。大倉口分岐の四合半あたりで、この暑いなか除草作業をされてる方が居た。こういう方々が作業してくれてるから、登山者は快適に山歩きが出来る。改めて、感謝。
四合半から五合目にかけては平坦もしくは下り基調。目の前に天空の城のようにそびえ立つ女人堂(六合目) あそこまで一気に登るのか! ちなみに、コギ池には全く気付かず、スルー。リンちゃんは「ため池みたいの、あるよ」と気づいたようだけど(苦笑)。弟子が極度のカエル嫌いなので、コギ池については禁句にしてました(苦笑)。辺りでは結構な数が生息して派手に鳴いてたようだけど(爆笑〜!!!)。女人堂の登りでいよいよハシゴが登場。急な登りに汗を滴らせながら登り切ると、女人堂。10:17に到着。ここまで山頂駅から1時間あまり。ポッポが綿のTシャツ着てて、汗で気持ち悪いというので、女人堂のなかで速乾性の生地のウェアに着替えさせた。女人堂を10:35に出発。厳しい登りが待ってると身構えてたのに、最初少し下るのに肩透かしを喰らったようなポッポとリンちゃん。祓川の水場で水の補給をしてから、薬師岳への長い登りにかかる。頂上直下の鎖場もなんとかクリアし、11:27に薬師岳の頂上に到着。ここが八合目で、頂上をひとつ踏んだことに満足して引き返してもよかったんだけど、あまりにも千本檜小屋が手を伸ばせば届きそうなくらい近くに見えたものだから、千本檜小屋に向かうことに。リンちゃんは嫌がったけど、小屋まで歩いたら何か飲み物か食べ物を買ってあげる…と説き伏せての歩き。イヤイヤ歩いてるので、通常コースタイムの倍くらいかかってんじゃない?(苦笑)
11:40に千本檜小屋に到着。約束どおり冷えたコーラ(\500)を購入する弟子(苦笑)。小屋の前で軽食喰ってから、往路を戻る。ここまで来たからには、ホントは私ひとりででも八ツ峰に挑みたかったんだけど、それはまた次回に持ち越しになった(苦笑)。
12:03に千本檜小屋を出発。谷を挟んで向こう側の魚沼駒ケ岳の雄姿を見ながら、帰路を忠実に戻った。薬師岳頂上直下の鎖場は、リンちゃんが下りが苦手なこともあり、登り以上の時間を要した(苦笑)。帰り道は(太陽の向きが変わったせいか)往路ほど暑く感じなかった。13:08に女人堂到着。ここで、女人堂の中を探索。せっかく七合目と八合目の看板が作ってあるんだったら、こんなところに仕舞っておかずにちゃんと立てとかないと…(苦笑)。あと、使用後に自転車漕ぎが必要なバイオトイレも見学。女人堂から、頂上駅を目指す。四合半からの登り返しが、疲れた身には意外にメンドーだった。四合目付近に展望が開けたところがあり、女人堂から薬師岳、千本檜小屋に至るまでの本日の行程がよく見渡せた。14:15に頂上駅に帰還。ちょうど14:20発の改札が始まったところだったから、ちゃんと歩いた御褒美の塩アイス買うのは後回しにして(笑)、乗車。下車してからベースキャンプの売店で塩アイス買ってあげた。この塩アイス、ウチの地元のヤツじゃないか〜ッ!(笑)
この時期の八海山が暑くて厳しいのは分かってたけど、実際、暑かった。しかし、登山道が森林限界より下で日蔭が多く、風もそれなりにあったので、意外に快適でした。
八ツ峰に挑めるのは、いったいいつになるんだろう?(苦笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人